2019年度 出前授業 私の行き方発見プログラム②~ 和歌山県 橋本市立 紀見東中学校~
「私の行き方発見プログラム」は、当社が企業市民活動として学校に提供している教育支援プログラムで、多種多様な役割を持って働くことを学び、自分らしい"行き方"を考える内容です。2012年度から中学校を対象に教材を授業で活用していただいており、さらに2017年度からは、当社社員が講師として学校に出向く「出前授業」を行っています。
【"行き方"とは、松下幸之助創業者が「よりよい人生を生きるための心構えや考え方」といった意味を込めて使用した言葉。】
第2回目は和歌山県 橋本市立 紀見東中学校からのレポートです。
日 時 :7月4日(木) 13:35~14:40
学 校 :和歌山県 橋本市立 紀見東中学校
生 徒 数: 99名(3クラス合同) 第二学年
社員講師:パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社 道下 昭彦
職 種 :企画(人材育成、社内のコンプライアンス・安全・情報セキュリティ推進 等)
授業実施前は、学校の教壇に立つのは初めての経験だったこともあり楽しみな半面、相手が自分の子どもよりも幼い中学生ということで、しっかり聞いていただけるだろうか、という不安な気持ちがありました。
授業中の生徒たちの印象としては、外部(企業等)の人の話を聞くのは初めてではないということもあり、緊張したり構えたりしている様子はありませんでした。おかげで私もスムーズに授業に入っていけました。
今回の授業を受けていただいた生徒の80%以上が何らかの部活動に参画されていると聞いていましたが、たくさんの人と仕事をするということは、協調性(チームワーク)やリーダーシップが大切であるということを理解していただけたように感じました。そして、今回の出前授業のテーマでもある、「今学校で学んでいることが将来につながっている」ということも理解いただけたのではないか、と思います。
私から伝えさせていただいたことは、将来なりたい自分が既に明快にある人は、それに向って何が必要かと知り、知ったことを獲得できるよう努力を重ねて欲しいという事と、まだ自分の将来がイメージできない人は、目標を見つけたときに後悔しないよう、日々の勉強やそれ以外の活動をしっかり努力しておいてほしい、ということです。
「自分と未来は変えられます」、「明るい未来に向って、しっかりと歩んでください」、 もし躓いて倒れても、「こけたら起きなはれ」というメッセージをお伝えさせていただきました。
【子供たちからのコメント】
・学校での学習が将来の仕事につながっていることがわかった
・自分の目標をたててみようと思いました
・SDGs、持続可能な開発目標の重要性
・大切な話ばかりで、仕事以外の普段の生活でも使える考え方を学べたと思います
・将来のために、今からできることはできるだけしておこう、と思った
・コミュニケーションや勉強をしっかりしないと社会に貢献できないと思った
・最後らへんのお話は、自分が苦しいときに励みになるので、よく思い出したい。今回の授業で自分の将来がどうしたら満足度の高いものになるのか分かったように思う
・リーダーシップや協調性の重要性
・人生は自分次第、変わろうと思えば変わる
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