KWN 2018 映像制作ワークショップ~和歌山大学教育学部附属小学校~
10/23(火)和歌山県 和歌山大学教育学部附属小学校にて、KWNワークショップを実施しました。
当日の様子をご紹介します。
日 時:10/23(火) 11:40~16:00
参加者:和歌山大学教育学部附属小学校 5・6年生 14名
場 所:同学校 5・6年生の教室
指導者:矢出先生
特別講師:東京藝術大学 大学院教授 伊藤 有壱氏
<プロフィール>
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、日本アニメーション協会理事、東京藝術大学 大学院映像研究科アニメーション専攻教授、大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授、クレイアニメーター、CMディレクターとしても活躍。
伊藤有壱先生の公式ホームページ
今回は、KWN日本・グローバルコンテストの審査委員でありクレイアニメーター、CMディレクターとしてもご活躍されている東京藝術大学 大学院教授 伊藤 有壱先生をお招きし、和歌山県の和歌山大学教育学部附属小学校でクレイアニメーションのワークショップを実施しました。参加してくれたのは、和歌山大学教育学部附属小学校の5・6年生の児童14名です。当日はメディアの方々も取材に駆けつけてくださいました。
初めに、事務局よりKWN日本コンテストについての説明、伊藤先生の紹介が行われました。その後、 伊藤先生の作品である「ドロンコロン」「ハーバーテイル」の鑑賞が行われました。これから体験するクレイアニメの制作に期待が高まります!続いて、「アニメーションの世界と、その魅力」と題したパワーポイントにより座学が行われました。伊藤先生がこれまで携わった作品の紹介や制作過程など、貴重なお話をお聞きすることができました。
お昼休憩を挟み、いよいよ生徒さんたちが実際にクレイアニメーションを作成するワークショップが始まりました。作成するクレイアニメーションのテーマは、「別の惑星に住んでいる自分の分身」です。14名を1グループ7名とし、2グループに分かれていただき、それぞれ思い思いのキャラクター(自分の分身)の制作に取り掛かりました。オリジナリティ溢れるキャラクターがどんどん生み出されていましたよ。「KWNのワークショップだから」と、キッズスクールのキャラクター「ぴっくす」も作ってくださいました!
次に作成したモチーフを2台の撮影セットの上へ配置していきます。ウェブカメラで俯瞰撮影を行うので、セットにぶつからないようにそっと並べていきました。配置したモチーフを決められた回数の撮影で文字へメタモルフォーゼ(変形)させていきます。撮り直しができないため、皆さん集中して取り組んでくださいました。
完成したアニメーションをクラス全員で鑑賞し、伊藤先生から講評をいただき、今回のワークショップは終了となりました。終了後、伊藤先生からポストカードがプレゼントされました。今回作成した2グループの作品は下記よりご覧いただけます。
Aグループ作品.avi Bグループ作品.avi
※aviファイル対応の再生ソフトで再生してください。
~ワークショップを終えて~
【伊藤有壱先生の感想】
学校の授業で映像というものは、なかなか体験できません。
小学生の時に手探りで体験しておくのは、記憶の底にいつまでも残り、大人になってからも何らかの形で残り続けると思います。また、今回のワークショップは、とても発見があったと思います。
【参加した児童の感想】
・ちょっとずらしていくだけで映像になるところが楽しかったです。
・粘土を一気に動かさずに、ちょっとずつ動かしていくのが大切だと思いました。
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