社会課題講演会「Social Good Meetup」VRによる認知症の理解と疑似体験

日本

2018.09.14

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9月12日(水)、パナソニック内のPanasonic Laboratory Fukuoka (PLF)にて社会課題講演会「Social Good Meetup」を開催しました。Social Good Meetupは2016年から開始し今回で11回目となりますが、初めて福岡にて実施しました。
今回のイベントは福岡で働く社員を中心に、社会課題や高齢化社会や認知症に興味・関心のある方々や、実際に認知症の方を介護している方など42名が集まりました。

日時 : 2018年9月12日(水)
場所 : Panasonic Laboratory Fukuoka
参加者: 42名
講師 : 株式会社シルバーウッド VR事業部 黒田 麻衣子 様

今回は、VR(Vertial Reality)を用いて、認知症のある方の視点で制作された映像を視聴しました。認知症や高齢化社会は将来私たち自身が避けて通れない社会課題です。VRという技術を通じて認知症を疑似体験することで、参加者それぞれが高齢化社会や認知症という社会課題にどう向き合うか考えるきっかけにしたいとの思いを込めて今回のテーマを選定しました。

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視聴した映像は次の3つです。
①認知症の方が車から降りる際の恐怖体験
②認知症の方の電車の中での困りごと体験
③レビー小体型認知症のの方の実際にはないものが見える"幻視"体験

上記①の映像は、車から降りるという何気ない行動が、認知症のある方にとっては、ビルの屋上から飛び降りるくらい恐怖に感じることがあるとの実体験を映像化したものです。また、③の映像は、認知症の症状の1つであるレビー小体型認知症のある方が見えている"幻視"を体験するものです。参加者はそれぞれの映像を視聴して、認知症は単なる記憶障害だけでは無く、自分がいま置かれている状況の把握が困難になることなどを疑似体験し、認知症のある方への理解を深めていました。

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参加者は、VRを利用することで自分の感覚として話を聞くよりも記憶に残りやすい」、「今回のイベントの前後で認知症に対する考えが大きく変わった」など多くの気付きやきっかけを得ることができたと語り、グループでの意見交換のセッションではたくさんの意見の共有が行われました。

Social Good Meetupでは、引き続き、社会課題を紹介する取組みとして展開していきます。