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被災地の子どもたち対象のプログラム「きっと わらえる 2021」をスタート   第1回は岩手県の小学校で滝川クリステルさんが特別授業

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被災地の子どもたち対象のプログラム「きっと わらえる 2021」をスタート 第1回は岩手県の小学校で滝川クリステルさんが特別授業
※2011年に実施したプログラムの記事の再掲載です。

久慈市立久喜小学校ワークショップの様子1.jpgパナソニックでは、東日本大震災による避難生活が今なお続く子どもたちを対象とした映像制作支援プログラム「きっと わらえる 2021」を、9月13日からスタートしました。

このプログラムは、当社が長年取り組んでいる映像制作支援プログラム「キッド・ウイットネス・ニュース」のノウハウを活用し、映像制作を通じて被災地の子どもたちに笑顔と元気を取り戻してもらおうというものです。プログラムの中では、子どもたちが「今、つたえたいこと」と「2021年へのメッセージ」の2本のビデオ作品を制作します。

第1回目は、9月1213日に岩手県久慈市立久喜小学校で実施しました。この学校では、5・6年生が10人1チームで「今、つたえたいこと」をテーマにした撮影を行ったほか、全校生徒59名で「2021年へのメッセージ」を制作しました。

さらに、13日にはスペシャルゲストとして、滝川クリステルさんが「夢をかなえる」をテーマに、全校児童に特別授業を実施した=下写真。

滝川さんはなぜキャスターになったか、日頃どんな活動をしているかを子どもたちにわかりやすく説明。子どもたちからの、「キャスターになって一番うれしかったことは?」「どんな動物が好きか?」など、たくさんの質問にも丁寧に回答されていました。滝川さんは「夢は人間しか叶えられないもの。夢は持ち続けることが大切。そうすれば叶うもの」と結び、45分間の楽しい授業となった。

久慈市立久喜小学校ワークショップの様子2.jpgその後、子どもたちの保護者を招待し、5・6年生が制作した8分の作品「今、つたえたいこと」の上映会を実施。上映会終了後、滝川さんから「震災は決して忘れてはいけないこと。自分もキャスターという仕事を通し、世界中の人たちに伝えていく。日本にとっても、お母さん、お父さんにとっても、皆さんこそが明るい未来。たくさんの未来が待っている。夢をたくさんもって頑張ってほしい」と話しました。

保護者の方からは「自分の子どもがここまで真剣に震災のことを考えているとは思っていなかった。ジーンとくるものがあり感動した」という感想が寄せられました。また、映像を制作した児童からは「失敗したところもあったけど思っていたよりよい作品ができたと思う」などの感想がありました。

最後に滝川さんより、全校児童で収録した「2021年へのメッセージ」タイムカプセルを、代表児童に進呈。滝川さんは「皆さんの思いのこもったタイムカプセルです。是非10年後、この映像を皆さんで見てください」と呼びかけました。

「きっと わらえる 2021」は、今後、宮城県気仙沼市立九条小学校、福島県いわき市立豊間小学校での開催が決定している。また、子どもたちが制作した「今、つたえたいこと」は後日、キッド・ウイットネス・ニュースの動画サイトで配信を予定しています。

<関連サイト>
キッド・ウイットネス・ニュース
きっと わらえる 2021

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