KWNグローバルサミット2017を日本で開催グランプリ2作品を発表
8月2日(水)~4日(金)の3日間、パナソニックセンター東京をメイン会場とし、KWNグローバルサミット2017が行われました。グローバルサミットの様子をご紹介します。
KWNグローバルサミット2017とは、18カ国から集まった約50名(26学校を8グループに編成)のキッズジャーナリスト達が、「食・衛生」「スポーツ」「環境」「伝統と革新」「多様性理解」「クールジャパン」「異文化の理解」「環境」「都市開発」といったテーマで、日本での社会体験を行います。その後、グループ討議を経て「未来社会への提言」という形で発表会を行います。共生社会の実現に向け、子ども達の社会性向上を目指す次世代育成のプログラムです。
今回のサミットに参加したのは、以下の国々の子どもたちです。
小学生:インドネシア、カナダ、タイ、タンザニア、中国、ドイツ、日本、ベトナム、香港、マレーシア
中高校生:アメリカ、インドネシア、オーストリア、オマーン、スロバキア、タイ、タンザニア、チェコ、ドイツ、日本、パナマ、ブラジル、ベトナム、マレーシア、UAE
◆8月2日(水)フィールドワーク/「日本の社会体験」
時間:13:00〜17:00 場所:パナソニックセンター東京を出発し、各コースへ
8グループに分かれたキッズジャーナリスト達が、日本(東京)の街を取材(社会体験)しました。
■「食・衛生」:築地料亭(日本のMottainaiの精神)、ごみ処理場
■「スポーツ」:有明(東京2020参画プログラム、ボッチャ体験)、スポーツVR体験
■「環境」「都市開発」:日本橋、下水処理場
■「伝統と革新」「異文化理解」:有明 日本科学未来館、浅草(外国人浮世絵師)
■「多様性理解」:渋谷、原宿、明治神宮
■「クールジャパン」:有明 日本科学未来館、秋葉原、東京(新幹線)
◆8月3日(木)/グループ討議
時間:9:00〜14:00 場所:パナソニックセンター東京
フィールドワークで取材した内容を基に、世界の未来社会への提言を共有し、キッズジャーナリスト達の間でディスカッションを行いました。ここで討議し、まとまった内容・メッセージ・成果物を8月4日に発表します。
◆8月4日(金)/子ども達による「未来社会への提言」発表会/KWN表彰式
時間:10:00〜11:00 場所:パナソニックセンター東京
より良い未来社会について2日間でまとめた提言を8グループ全てが発表しました。
発表会には、国際連合、2020大会組織委員会、教育関係者などに出席いただき、子ども達による提言について講評を頂戴しました。サミットのプログラム終了後、KWN受賞作品の発表、表彰式が行われました。
小学生部門のグランプリは北京カイデン・ワンチュエン小学校(中国)作品名「One day of Beijing Kids」
中学生・高校生部門のグランプリは福島県立磐城高等学校(日本)作品名「Open.」
表彰式の最後には全員で記念撮影を行いました。
《関連サイト》
キッド・ウィットネス・ニュース日本
パナソニックキッズスクール