KWNワークショップレポート2017 森村学園初等部

日本

2017.06.28

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6/23(金)神奈川県 森村学園初等部にて、KWNワークショップを実施しました。当日の様子をご紹介します。

日 時:6/23(金) 08:50~12:00
参加者:森村学園初等部 6年菊組 40名
場 所:同学校 6年菊組教室
指導者:榎本先生KWN森村学園02.png
特別講師:東京藝術大学 大学院教授 伊藤 有壱氏
<プロフィール>
東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、日本アニメーション協会理事、東京藝術大学 大学院映像研究科アニメーション専攻教授、大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授、クレイアニメーター、CMディレクターとしても活躍。


今回は、KWN日本・グローバルコンテストの審査委員でありクレイアニメーター、CMディレクターとしてもご活躍されている東京藝術大学 大学院教授 伊藤 有壱氏をお招きし、神奈川県の森村学園初等部でクレイアニメーションのワークショップを実施しました。参加してくれたのは、森村学園初等部菊組の生徒さん40名です。

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初めに、事務局よりKWN日本コンテストについての説明、伊藤先生の紹介が行われました。その後、 「アニメーションの世界と、その魅力」と題したパワーポイントにより座学が行われました。伊藤先生がこれまで携わった作品の紹介や制作過程など、貴重なお話をお聞きすることができました!制作にかかった時間を聞いて「え~!」と驚く生徒さんもいましたよ。

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休憩を挟み、いよいよ生徒さんたちが実際にクレイアニメーションを作成するワークショップが始まりました。作成するクレイアニメーションのテーマは、 KWN日本コンテストの作品で取り組んでいるコミュニケーション・スポーツ・環境の3つから一つを選びます。選んだテーマから発想した5文字の言葉へモチーフをメタモルフォーゼしていきます。菊組さんは40名のため、まず5名1グループになってもらい、どんな5文字の言葉にするか話し合いでアイディアを出してもらいました。その後、1人1つ好きなモチーフ(りんごやイヌなど)を作成してもらいました。

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モチーフ作り、皆さん熱中していましたよ!次に作成したモチーフを2台の撮影セットの上へ配置していきます。ウェブカメラで俯瞰撮影を行うので、セットにぶつからないように慎重に並べる生徒さんたちは真剣そのものでした。配置したモチーフを10回の撮影で文字へメタモルフォーゼさせていきます。撮り直しができないため、上手くできるかドキドキしましたね!

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完成したアニメーションをクラス全員で鑑賞し、生徒さん方から伊藤先生への質問が行われ、今回のワークショップは終了となりました。終了後、なんと生徒さんからスタッフへ歌と映像のプレゼントをいただきました!すてきな歌声をありがとうございます!!最後に伊藤先生からポストカードがプレゼントされました。

~ワークショップを終えて~
【伊藤有壱先生の感想】
6年新組40名からは、KWNに複数回応募している経験からくる自信と機極性が感じられ、講義・上映・体験ワークショップの3要素を、集中を通切らせることなく楽しみながら体得してゆく手応えが感じられました。 授来時間内で10回動かすのにグループ毎の口ーテーションに苦労しましたが、みな示に従って見応えある画面が完成しました終了後、学生連によるムービー上映と合唱による「御札」パフォーマンスがあり、 今まで作った作品ダイジェスト映像からは、身につけてゆく技術の進化と、子供達自身の成長に驚きと感続を受けました。学校のご評解と、指導された相本先牛のご風カ、お人柄にも感謝したいです。彼らの、映像を自分の素語として発備してゆく未来に大いに期時しています。

【サポートスタッフの感想】
夢中になって造形したり、 影している種子をみてこちらも完成をわくわくしながらサポートしていました。皆さんの勢いとパワーに負けないように、最影の時に声かけをしながらフォローすることを心がけていました。最後に歌のプレゼントまで用意していただきありがとうこざいました。これからの作品制作応援しています。

【榎本先生の感]
今間のワークショップでは「伝えたい事を具体的なイメージにして映像化する」という明快なデーマを持って伊藤先生がお話しをして下さったおかげで、六年生の子ども連にも自分たちの作品にフィードパック出来るような素晴らしい経験をさせてあげることが出来ました。また、一コマにかける伊勝外生とスタッフの方々の情熱が子ども達の作品制作に対するモナベーションアップにも繋がったようです。本当に画車な機会を与えて頂き、有り難うこざいました。

【参加した男子児童の感想】
伊藤先生の授業で、ぼくはーヶ所一ケ所丁寧に心を込めて作る大切さを教わりました。また、伊藤先生の作品の奥深さにも気づきました。例えば「ハーバーテイル」という作品で
は謎の形をした生き物がのようなものを吸い込むシーンがあります。 目にも見えないような小さな古い建物などを吸い込んで文明が発達していくことを映像にしているシーンです。観ていても気づかないような評分までこだわっていることに、 ぼくは驚きました。 一つの作品に対する想いに気づかされました。 色々なことを伊藤先生に教えて頂いた、充実したワークショップでした。

【参加した女子児童の感想】
優しい伊勝先生から、私たちは色々なことを学ぶことが出来ました。ーつ日はクレイアニメの大変さです。 普設テレビで見る何てこと無い数秒を作るのに、 大勢の人が小さい工夫を重ねて作ります。本当に大変な世界です。 でも完成したときの連成感は私にはまだ経験のない嬉しさだと思います。 二つ目は伊藤先生の謙虚さです。素晴らしい実績のある方なのにすごいことです。 私もそんな謙虚な人になりたいです。今回の機業で色々なことを学べたと同時に楽しかったです。 この最高の機会を何かしらの形で私たちの作品に活かしたいです。物論この機会を下さった先生、様々なことでフォロしてくださいったスタッフの皆さまにも感謝です。