日本:「きっと わらえる 2021」と「コドモ里山ラボ東京森都心」が第7回キッズデザイン賞を受賞しました
東北復興支援プロジェクト「きっと わらえる 2021」が第7回キッズデザイン賞 奨励賞(キッズデザイン協議会会長賞)を受賞しました。また、キッズデザイン体験施設「コドモ里山ラボ東京森都心」は、連名応募で優秀賞 経済産業大臣賞を受賞しました。
「キッズデザイン賞」は、内閣府認証NPOキッズデザイン協議会が主催する、「子どもたちの安心・安全に貢献するデザイン」、「創造性と未来を拓くデザイン」、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」という理念を実現し、普及するため2007年に創設された顕彰制度です。今回は過去最高の383件の応募があり、211件が受賞。パナソニックは、全ての受賞者の中で最多の10件(うち2件は連名応募)を受賞しました。
奨励賞 キッズデザイン協議会会長賞(復興支援デザイン部門)に選ばれた「きっと わらえる 2021」は、東日本大震災の被災地の子ども達に映像制作を通じて笑顔と元気を取り戻してもらう復興支援プログラムです。パナソニックが長年取り組む映像制作支援プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース」のノウハウを活用したものです。
審査評として、被災地の子ども自身による映像制作プログラムであるが、企画力や伝達力を育む総合的な取り組みとなっている。現在と未来という時間軸を捉えたアイディアも秀逸で、10年後の自分へのメッセージを投げかけるなど継続性の視点も盛り込まれている。-が挙がり、今回の受賞となりました。
7月29日には六本木ヒルズで、「第7回 キッズデザイン賞表彰式」が実施され、ブランドコミュニケーション本部 宣伝・スポンサーシップグループ コーポレート宣伝室 チームリーダーの宮崎謙彦さんが表彰式に臨み、キッズデザイン協議会会長 和田 勇氏より奨励賞「キッズデザイン協議会 会長賞」が贈られました。
【東北復興支援プログラム「きっと わらえる 2021」の概要】
被災地の子ども達に映像制作を通じて笑顔と元気を取り戻してもらう復興支援プログラム。子ども達自身が撮影・演出・出演を行い「今、つたえたいこと」と「2021年へのメッセージ」をテーマに映像作品を制作しています。
「今、つたえたいこと」は、東日本大震災以降、口に出して言えなかった心の奥にある想いを子ども達がカメラの前で語ることで、塞ぎこんでいた心を整理し、開放するきっかけとなることを目的としています。撮影したメッセージは即日編集を行い、クラスメートや先生、保護者の方々へ向けた上映会を実施し、それぞれの想いを皆で共有します。
また、「2021年へのメッセージ」は、子ども達の心を明るい未来に向けさせ、10年後の自分に向けたメッセージとして夢や希望を語る姿を撮影。"10年後、地元に戻って当時の想いを振りかえって欲しい"という願いから映像をタイムカプセルにして、学校へ寄贈しています。
また同時に「夢を叶える」をテーマに、当社社員の体験談を通じて語る特別授業も実施し、社員による復興支援への参画も行っており、これまでに11校、約2,500人の子ども達が参加しています。
・「きっと わらえる 2021」 詳細はこちら
なお、連名応募にて優秀賞 経済産業大臣賞(子どもの未来デザイン 学び・理解力部門)を受賞した「コドモ里山ラボ東京森都心」は、「子どもの行動心理」や「子どもの事故事例」から得た知見を活かし、当社のほか異業種4社(積水ハウス、アクタス、コクヨ、ジャクエツ)のコラボレーションで設計・企画されたキッズデザイン体験施設。表彰式では代表として、積水ハウス株式会社 設計部東京設計室 室長 藤崎史善氏に賞が贈られました。
・コドモ里山ラボ東京森都心の詳細はこちら
【その他の第7回キッズデザイン賞 当社受賞作品】
《 関連サイト 》
・KIDS DESIGNサイト