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2012.10.15   日本

日本:第8回 被災地支援プログラム「きっと わらえる 2021」~陸前高田市立第一中学校~

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東日本大震災で被災した子どもたちを対象とした映像制作支援プログラム「きっと わらえる 2021」を、9月26日に岩手県陸前高田市の第一中学校で実施しました。
8回目を迎える今回は講師として鍛治舍専務役員が「夢を叶える」をテーマに特別授業を行いました。

「きっと わらえる 2021」は、こども達の映像制作支援プログラム「キッド・ウイットネス・ニュース」のノウハウを活用し、被災生活が今なお続く子どもたちに、映像制作を通じ、笑顔と元気を取り戻してもらおうとするプログラム。2011年9月にスタートし、ブランドコミュニケーション本部の宣伝・スポンサーシップグループが推進しています。

中学校でのプログラム実施は今回が初めて。陸前高田市立第一中学校の生徒から専務役員の鍛治舍さん宛に震災支援のお礼状が送られたことがきっかけとなり、実現に至りました。

2012101546_R.jpg2012101547_R.jpgプログラムには、2年生の生徒75人が参加しました。
・「今、つたえたいこと」をテーマに10人1チームとなって収録した作品
・全員でつくりあげた作品「2021年へのメッセージ」
-の2本を制作しました。

2012101546_R.jpg鍛治舍専務役員は講師として「夢を叶える」をテーマに特別授業を実施しました。鍛治舍専務役員はブランドコミュニケーション本部長を務める一方で、長年にわたり中学生の硬式野球チームの指導や、NHKの高校野球解説委員を務めてきました。今回は「夢を叶える」ためにどのような心がけが必要かということを、中学生の硬式野球チームの指導内容や中学生自身の取り組みをもとに講義。子どもたちからの質問にも丁寧に回答しながら50分間の楽しい授業となりました。

2012101541_R.jpg引き続き、生徒の保護者を招き、2年生が制作した11分の作品「今、つたえたいこと」の上映会を実施しました。上映会終了後、鍛治舍専務役員から「震災を乗り越えて前向きで明るく積極性があり、頼もしいと思う。10年後、同窓会で再会した時、素晴らしい人間になっているだろう。人間はそんなに簡単に変われるものではないけれども、変わることができるものなのだから、こうありたい、ああなりたいと思うことが大事。是非、今の気持ちを大事に10年後の素敵な再会を果たしてもらいたい」と話しました。

2012101549_R.jpg保護者からは「皆さんの夢や将来に向けての意気込と気持ちがきれいに表れたビデオになった。この仲間を大事にして、これからの陸前高田市を元気にしてほしい。一緒に頑張ろう」などの感想が寄せられました。
映像を担当した生徒からは「今日のプロジェクトは、みんなで企画し、時間をかけて準備してきたもの。どのグループも思い通りの作品が出来たと思う。仲間と協力して制作できてよかった」との感想がありました。

最後に2年生全員により収録された「2021年へのメッセージ」をプレートに封入したタイムカプセルを、鍛治舍専務役員が生徒代表に進呈。生徒代表は、「10年後には僕たちが復興の主役です。復興してパナソニックの皆さん、日本全国の皆さん、世界中の皆さんに高田の姿を見ていただけるように頑張ります。このメッセージを、10年後この仲間で集まってまた見たいと思います」と挨拶し、今回のプログラム「きっと わらえる 2021」は終了しました。

2012101544_R.jpg「きっと わらえる 2021」は、今後も、宮城県、福島県での開催を検討しています。

◆関連サイト

「きっと わらえる 2021」

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