日本:被災地東北のこども達からのメッセージ「今つたえたいこと」上映会を開催
2月9日、社会文化グループが取り組む被災地支援プログラム「きっとわらえる2021」で岩手県、宮城県、福島県で実施した子ども達による「今つたえたいこと」をテーマにした映像メッセージを編集し、静岡県富士市にある大淵第一小学校で総合的な学習時間として、昨年起きた大災害に学び 自分達の生活や未来を見つめ直すきっかけとしたいとのご要望をいただき、4〜6年生を約370人を対象に、「被災地東北のこども達からのメッセージ〜今伝えたいこと」の上映会を開催しました。
大淵第一小学校の屋上からは駿河湾と富士山の両方を望むことが出来る風光明媚な学校ですが、昨年3月12日には甲信越地区でも大きな地震に見舞われ、校舎も大きな被害を受けました。
最初に子ども達の作品の総監修を勤めた、井手広法氏から「きっと わらえる 2021」取り組みの内容や、子ども達がどんな風にこの映像を制作したか。また現在の被災地の子ども達たちの状況についてお話をいただきました。
上映会が始まりました。子ども達の声が聞こえなくなり、19分のメッセージを真剣に鑑賞してくれました。
上映会が終了し、子ども達から作品の感想をいただきました。「感想のある人はいますか?」と問いかけるとたくさんの手が次々に挙がりました。皆さん本当に有り難うございました。
―感想の抜粋をご紹介します―
◆子ども達の反響
・被災地の子ども達が笑顔で頑張っているメッセージをくれたことで、勇気をもらった。
・「ありがとう」の言葉をたくさんもらって嬉しかった。こちらが「ありがとう」と言いたい。
・ぼく達の支援が、被災地のみんなに喜んでもらえていたのが解って嬉しかった。これからも支援していきたい。
◆先生の反響
・子ども達の感想が、素晴らしく感動している。6年生は本当に立派になり誇りに思えた。
・被災地のことをきちんと理解し、対応できるコメントに正直驚いている。
予定の時間を過ぎても、感想を伝えたい子ども達が長い列を作りました。収録で出来なかった皆さん。本当に申し訳ありません。
皆さんからいただいたメッセージは作品を制作してれた久慈市久喜小学校、気仙沼市九条小学校、福島県豊間小学校の子ども達にビデオレターにして必ずお届けいたします。有り難うございました。
この模様は後日、キッド・ウイットネス・ニュース日本サイト配信を致します。
上映会はこれまでに全国9箇所で実施しています。今後も引き続き上映会を実施して参ります。
ご希望の方は、キッド・ウイッドネス・ニュース日本事務局までお問い合わせ下さい。
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