第20回 環境絵画コンクール
入賞作品
第20回 環境絵画コンクール
『きれいな空気・水と生きもの』に
ご応募いただきありがとうございました。
全国から1,454点の応募があり、
最優秀賞1点、社長賞1点、優秀賞3点、
佳作5点と、特別賞・春日井市長賞1点、
大阪・関西万博「ノモの国」賞1点を
決定しました。
春日井市長賞に選ばれた作品は、
春日井市ごみ収集車(1台)の側面に
ラッピングされます。
優秀作品とメッセージをご紹介します。
最優秀賞
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髙橋 さりか さん 1年生
きれいなかわとだいすきないきもの
かぞくで川あそびへいきました。とてもきれいな川でいろいろないきものがいました。たのしいきれいな川がいつまでものこるといいなというきもちでかきました。
審査員からのコメント
1年生らしい自由な線で女の子と生きものが、じゃれていて明るい画面が魅力的です。
木々から美味しい空気が溢れていて、女の子の水遊びができる楽しさが伝わってきます。
社長賞
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日比野 壮一郎 さん 3年生
川の中の生物のくらし
人がこわしてしまった生たいけいを人の手で直したい。でも直せないこともある。だから、ぜつめつきぐしゅの生物を絵でのこしたかった。
審査員からのコメント
淡い色調で写実的に川の生きものたちを動きのある画面で表現できています。 絶滅危惧種の生きものを絵で残すという発想が素晴らしい。絶滅危惧種と言いながら、ここに描かれている生きものの眼の優しさと命の柔らかさが伝わってきました。
優秀賞
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澤田 橘香 さん 5年生
光り輝く干潟
干潟にはカニ類やクロツラヘラサギなど様々な生き物が生息しています。干潟を埋め立てると干潟の生き物達は生きられなくなってしまいます。なので私はこの風景をずっと守りたいと思いをこめて描きました。
審査員からのコメント
黒面ヘラサギを前と真ん中に斜めに配列することで画面に奥行きを作っています。青を基調とした押さえた色調も美しい。
干潟に着目したところが良い。干潟は私たちの命の源。そこの生き物を書かれているのが良い。 -
内田 博文 さん 6年生
大切にしたいぼくらの海
ぼくは海の近くに住んでいて海の生き物が大好きです。美しいさんごしょうや魚たちが元気にくらしていけるよう、願いをこめてかきました。
審査員からのコメント
真ん中に自分の書きたいモチーフを気持ちよく配置し、放射状にさまざまな色を使って生きものやサンゴを鮮やかに描いています。
生きものの多様性、様々な動き。命の柔らかさと強さが絵からあふれていてナポレオンフィッシュが未来の海をひっばっていることが伝わってきました。 -
鈴木 杏慈 さん 6年生
人と魚、逆の世界
人々が、自分たちの都合で自然を壊したことによって、地球の生態が崩れたり、環境が悪化しています。
海の世界と人の世界を入れ替えてみたらどうなるだろう?と想像して、今回はそれを絵にしてみました。
この絵を見たことによって、少しでも環境のことを考える人が増えたらいいなと思います。審査員からのコメント
しゃちやエイなど海の生物を水面からみた波を通して描いている。技巧の高さに驚きました。テーマであるダークな世界を緑を中心とした色調で表現できている。
地球の生態系と人間の暮らしをひっくり返したという発想がすごい。緑の中に未来が見えるので私たちがこの絵を見て考え直さないといけないと気付かされる。
特別賞
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吉田 裕紀 さん 1年生
わたしのだいすきなレッサーパンダ
だいすきなレッサーパンダ、ほんのなかでぜつめつきぐしゅとしりました。きれいなかんきょうとゆたかなしぜんのなかでこれからも、レッサーパンダがいきていけるようにねがいをこめてかきました。
大阪・関西万博
「ノモの国」賞
20回の節目となった今回は、
これまでの11の賞に加えて、
大阪・関西万博を記念した
「大阪・関西万博『ノモの国』賞」を新設。
パナソニックグループパビリオン
「ノモの国」で来場者を迎える
「ノモの国の住人」約150名が
投票で入賞作品を選びました。
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武山 芽生 さん 6年生
海の主人公
このまま海のゴミがふえつづけると、2050年には、海の生きものたちよりもゴミの量が多くなってしまうという事実をしって、「海の主人公は、これからも海の生きものたちであってほしい」と思い、ゴミが海の生きもののように、海にあふれかえってしまうという、地球の近いみらいをえがき、みんなが環境についてふかく考えてくれるよう、思いをこめた。
ノモの国スタッフコメント
色づかいがステキで、カメをゴミで描いているところが特にすごいと思いました。カメの表情と、デザインから強いメッセージを受け取りました。
理想ではなく現実を訴えているのが印象的でした。ゴミで魚をつくるというアイデアも素敵です。万博が伝えたいことが伝わってくる。ブルーオーシャンドームの警告ですね。しっかり受け止めてアートにできるのは素晴らしいです。今現在の社会問題について提言してくれた点、大人や子供たちに思いが届くことに期待しています!
佳作賞
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毛利 綾花 さん 5年生
水辺の休息
私の大好きなオオハクチョウが、安心して休める環境を守りたい。水や空気は、地球が私たちに一度だけくれた大切な宝物。大切にしないといけないということを、もっと多くの人に知ってほしい。
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櫻澤 采穂 さん 2年生
大切な池と自然
これから何年経っても大切にしたいと思う美しい自然を描きました。たくさんの色を重ねて塗り美しさを表現しました。
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西村 くるみ さん 4年生
リスとどんぐり
旅行で行った山でリスに出会いました。そのリスは、私があげたどんぐりをむちゅうで、食べていました。このリスが、ずっとおなかいっぱいごはんを食べられたらいいなと思いました。
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林 穂乃花 さん 4年生
美しい海を泳ぐ魚たち
こんなきれいな海がいつまでも続くように描きました。
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水野 麗依菜 さん 2年生
まいあがれとびうお
きれいなとびうおをかいてほんとうのとびうおをげん気にさせたい。わたしもとびうおみたいにとびたくなってきてしまいました。