パナソニック教育財団 第51回 実践研究助成 助成金贈呈式とスタートアップセミナーを開催
贈呈式の様子
公益財団法人 パナソニック教育財団は5月30日、第51回 実践研究助成 助成金贈呈式とスタートアップセミナーを開催し、文部科学省や助成先、選考委員や教育工学の研究者である専門委員など約140名が東京・両国の会場やオンラインで参加しました。
「実践研究助成」 は、同財団の基幹事業の1つで、1975年から開始しました。ICTを活用して教育現場の課題改善に取り組む実践的な研究に対して毎年助成を行っており、今年度は231件の応募の中から70件を選出、これまでの助成累計は約3,600件になりました。これは日本全国の初等中等教育機関数の約1割に当たります。
贈呈式では、教育現場に1人1台の情報端末を配備する「GIGAスクール構想」をテーマにした講演を文部科学省 初等中等教育局の寺島課長に行っていただき、昨年末から議論が続く「次期学習指導要領改訂」の検討状況などについても、分かりやすく解説いただきました。
スタートアップセミナーの様子
また、スタートアップセミナーでは助成先と専門委員が研究テーマや校種の近いグループに分かれてディスカッションを行い、「教育現場における生成AIの利活用」などの議論が活発に交わされました。
