アルバカーキでの高地合宿も今年で2回目だね。今回も気を引き締めて、いい合宿にしよう!
選手たちは、日々トレーニングを積んでカラダ作りをしているけど、そのカラダを形作っている物、カラダを動かしているエネルギーは、食事から作り出されているから、毎日元気に生活し、トレーニングをするためには、しっかり食べる事が大前提だよね!!
食べないと私も元気でないよ~~
堤
しっかり食べるとは、偏ったものや好きな物だけを沢山食べるという事ではなく、バランスの良い栄養満点な食事がトレーニング効果を無駄にすることなく、より良いカラダ作りには必要!ここがポイントになりますね。
蜂谷
献立は、いつも合宿に入る前に、選手の状態や目的などをミーテイングしてから考えているよね。
その後、練習メニューや天候などによって変更・修正を加えています。
アメリカならではの食材も取り入れたり、日本からも持って行ったりもしています。例えば、大豆、ひじき、キクラゲ、切干大根、高野豆腐、干しシイタケ、アサリの水煮、桜エビ、ワカメなど。
アメリカでは、ビーツ、ケール、チャード、ステーキ肉やレバーも手に入りやすいですね。
高地合宿での注意点は、貧血対策・抗酸化・脱水などがあるけど、今回は特に「貧血対策」に注意したね!
高地トレーニングの効果を最大限得るには、やっぱり「鉄」の摂取は必須ですね!せっかくトレーニングを積めても材料になる鉄が足りないと、効果半減ですもんね。。
鉄分の多い食材には、ひじきやほうれん草、レバー、アサリ、アサイーなどがあるけど、アメリカではビーツやケールがスーパーに並んでいて、献立に沢山使ったね。
はい、日本では手に入りにくい食材もアメリカのスーパーでは、どこにでも売っていました。
買い出しで欲しい物が全て揃わない時は、2つくらいスーパーをはしごしてるよね。例えば、きのこ類などはアジアンマーケットに行ったり、レバーの新鮮なのが置いてあるスーパーはここ。スライスのお肉が売ってるのはこのスーパーなど、欲しいものによって買い出しするスーパーを決めています。
コンロ4つ・オーブン・レンジのキッチンで、最大15名の食事を作ったけど、大変な事はどんな事だった?
家庭用のキッチンで作るので、スペースはかなり限られています。
肉や魚などはオーブンをうまく活用し、調理していました。
また、標高が高い場所では煮込み料理など、平地で作るより時間がかかります。
その為、コンロを長く使うメニューが被らないようにするなど、栄養価だけでなく、調理方法も考慮して献立作成を行っていました。
15人だと、買い出しも量が多くて一苦労だったね!
パナソニックは良く食べるので、作り甲斐がありました。日本に帰国して、皆が元気に走っている姿を見るのが楽しみです。