-交通施設・博物館・図書館納入事例-
国会・司法・行政と、国民の社会活動の為に創設された国内唯一の国立図書館
ナチュラルチラー

外観
国立国会図書館様は、昭和23(1948)年、国会議員の為の議会図書館であると同時に、国民の様々な社会活動の基盤となる施設として、国立国会図書館法に基づき創設されました。戦後日本が新生に取り組む時代より、64年の歴史を持つ国内唯一の国立図書館です。 国内刊行の出版物を網羅的に収集する納本制度の下で、収集資料を国民の文化的財産として永く保存し、目録をデータベース化して

(1)国会(国会議員、国会関係者)
(2)行政及び司法の各部門(各省庁及び最高裁判所)
(3)国民(一般利用者、図書館、地方議会等)

に対して、検索や閲覧、複写のサービスを行っています。

所在地
東京都千代田区永田町 1-10-1
創設
1948年(昭和23年)
延床面積
147,853m2
建物規模
本館:地上6階、地下1階建、書庫棟17層 / 新館:地上4階、地下8階建
冷暖房供給時期
冷房期間:7月~9月、暖房期間:12月~3月
ホームページ
www.ndl.go.jp

設置写真

蒸気式二重効用吸収冷凍機

冷温水同時供給型吸収冷温水機

冷温水同時供給型吸収冷温水機 EUW-HS560FGDL

書庫の最適温度キープに、当社の同時供給型吸収冷温水機が活躍

書庫内は資料の保存に適した温湿度に保たれています。書庫の空調は、当社の同時供給型吸収冷温水機で、きめ細かく設定温度に対応しています。
また空調負荷の大きな夏場・冬場には、超省エネルギー型のWE型が力を発揮し、電力のピークカットに大きく貢献しています。



納入機器

機器名称 品番 納入数
吸収冷温水機 EUW-WE630FG1
※2008年2月リニューアル
2台
冷温水同時供給型吸収冷温水機 EUW-HS560FGDL
※2008年3月リニューアル
1台
EUW-560CG2D 1台

沿革

草創期の国立国会図書館は、赤坂離宮(現迎賓館)の他、いくつかの庁舎に分散していましたが、現在の本館は昭和43年(1968年)に完成、昭和61年(1986年)に新館が完成しました。
平成5年(1993年)に全館完成、総延床面積は約148,000m2、うち書庫が53%を占め、総収蔵能力は約1,200万冊となっています。



館内概要

館内概要


本館

完全な中央書庫式の建物で、書庫棟は一辺45mの正方形、17の層に分かれています。
収蔵能力は約450万冊、書架の総延長は172km。消火設備も水ではなく炭酸ガスの配慮がされています。この書庫棟を一辺90mの6階建て正方形の事務棟が取り囲み、目録ホール、一般閲覧室の他、国会議員のための閲覧室・研究室が設けられています。


新館

本館の北側に隣接した、東西約135m、南北約43mの細長い建物で、地上4階、地下8階建て、地下階は全て書庫です。750万冊収蔵可能で、書架の総延長は約2450kmに及びます。
地下最下層まで外光が届くよう中央に光庭が設けられ、垂直・水平コンベアも設けられています。閲覧スペースには4階吹き抜けの大ホールが設けられ、東南部には展示室や講堂なども設けられています。



本館目録ホールではパナソニックのLEDベースライトが活躍

高い省エネ性と環境負荷低減を重視した、照明器具のリニューアルでは、パナソニックのLEDベースライト(EVERLEDS)を436台ご採用頂いています。


■担当
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社
マーケティング本部 開発営業部 公需営業グループ

LEDベースライト