東京国際空港国際線旅客ターミナル 様
- -交通施設・博物館・図書館納入事例-
様々な環境技術を取り入れた、「エコ・エアポート」としての環境負荷低減策に貢献
様々な環境技術を取り入れた、「エコ・エアポート」としての環境負荷低減策に貢献
様々な環境技術による総合的な環境負荷低減の取り組みで「環境と人への配慮」を実現した国際線旅客ターミナル
東京国際空港ターミナル様では、空港だけでなく周りの環境にも配慮した「エコエアポート」として、2010年10月に国際線旅客ターミナルをオープンしました。
大気、騒音、振動、土壌、廃棄物、エネルギー、自然環境について様々な対策を行い、CO2の排出量も抑制しています。
- 所在地
- 東京都大田区羽田空港2-6-5
- 開業
- 2010年10月
- 敷地面積
- 約144,000m2
- 延床面積
- 約236,000m2(供給処理施設含むターミナルビル)
- 階層
- 地上5階建
- 駐車場
- 約3,000台収容、延床面積 約86,000m2、地上9階建
設置写真
発電と同時に廃熱も有効利用する省エネルギーシステム
国際線旅客ターミナルの空調は、ターボ冷凍機と吸収式冷凍機をはじめとした熱源設備によりベストミックスを実現。
また蒸気式の吸収冷凍機は、ガスエンジンからの廃ガス(廃熱)を利用してつくられた高圧蒸気を熱源としています。
当社の吸収式冷凍機は、国際線旅客ターミナルに快適空調をお届けすると共にコージェネレーションシステムの一部として、環境負荷低減に大きく貢献しています。
敷地内の「供給処理施設棟」では、電気や空調、排水処理等、様々な設備が管理運営されています。
またコージェネレーションシステムを導入し、エネルギーの有効活用を促進。ガスエンジンで発電した電力をターミナルビルの照明等に使用すると共に、発電の際に得られる廃熱を、蒸気吸収冷凍機、暖房、給湯の熱源として利用しエネルギーの多元的有効利用を実践しています。
納入機器
機器名称 | 品番 | 納入数 |
---|---|---|
ガス焚二重効用吸収冷温水機 | FUW-HS1000F1G1L | 2台 |
蒸気二重効用吸収冷凍機 | BW-HS210F1E1S | 1台 |