-地域冷暖房納入事例-
24時間365日途絶えることのないエネルギーの安定供給を実現し、日本経済の中枢を支えるエネルギーネットワーク
ナチュラルチラー

外観写真

1973年7月、日本経済の中心である大手町・丸の内・有楽町地区並びに内幸町地区の「都市の環境整備を担う地域冷暖房会社」として、エリアの地権者の皆様を中心に設立されました。以来、供給エリアの発展とともに業容を拡大し、エネルギーの安定供給を通じて街の発展を支え続けてきました。
高い技術力で24時間365日途絶えることのないエネルギーの安定供給を実現するとともに、地球に優しいエネルギーシステムで街の環境保全にも努め続けています。


所在地
東京都千代田区丸の内1-6-5
供給区域
大手町、丸の内一丁目、丸の内二丁目、有楽町、内幸町、青山
供給区域面積
約111ha
供給延床面積
700万m2
供給開始
1976年4月
ホームページ
www.marunetu.co.jp

プラント連携と蒸気管のループ化による供給信頼性の向上

地域配管のネットワーク化を行うことによって、プラント間相互のバックアップも可能となりました。また、ループ化を進め、2方向からの供給による更なる信頼性向上を目指しています。


地域配管図解


CGS排熱の面的活用

大手町地区では電源の自立分散化を図るため、ガスを燃料として電気と熱を生み出すコージェネレーションシステム(CGS)の導入が積極的に進められており、その排熱を面的に活用しCGSの総合効率向上を実現しています。


コージェネレーションシステム図解

設置写真

大手町プレイスサブプラントの設置写真

大手町プレイスサブプラント



温水のみでの駆動が可能な低温水吸収冷凍機をコージェネレーションシステムの熱源機としてご採用いただき、排温水や未利用エネルギーの有効活用に貢献しています。
また、蒸気式のナチュラルチラーと電気式のターボ冷凍機の組み合わせによるガスと電気のベストミックスを行い、安定供給と省エネルギーを実現しています。

大手町パークビルサブプラントの設置写真

大手町パークビルサブプラント



大手町プレイスサブプラント
システムフロー図

大手町プレイスサブプラント システムフロー図


BCP対応(非常時の熱供給)

事故・災害等の発生により、大手町プレイスサブプラントへの電力供給が遮断された場合、一定条件のもと、同ビルの非常用発電機、およびCGSからの電力を受けることで冷温水供給が可能となり、当ビルの業務継続能力の向上に貢献します。

非常時冷温水供給システム

納入機器

機器名称 品番 納入数
大手町プレイスサブプラント 低温水吸収冷凍機 QE-HS600E1L 1基
大手町パークビルサブプラント 低温水吸収冷凍機 QA-HS110E1L 1基