-地域冷暖房納入事例-
清掃工場の排熱蒸気を熱源の一つとして有効利用することで、CO2削減と省エネルギーの推進に寄与する地域冷暖房システム
ナチュラルチラー

外観写真
外観写真

各地区に熱供給プラントを保有、有明南プラントから同地区に熱供給



東京臨海熱供給株式会社様は、1990年8月臨海副都心地区の地域冷暖房の供給会社として設立されました。
1993年3月に熱供給事業法に基づく事業許可を受け、1995年10月から臨海副都心のオフィス、テレビ局、商業施設、病院、大学、ホテル、展示場、国の防災拠点等に冷暖房・給湯用の熱供給を行っています。
地域冷暖房システムは、環境保全、省エネルギー、防災、都市美観など多くの利点があることから、臨海副都心の重要な基盤施設として位置付けられています。


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パナソニックセンターも熱供給先

所在地
(本社)東京都江東区有明三丁目6番11号 TFTビル東館7階
供給区域
(東京臨海副都心のうち以下3地区)台場地区、青海南地区、有明南地区
合計:305ha
ホームページ
www.tokyo-rinnetu.co.jp

設置写真


設置写真

納入機器「蒸気二重効用 超省エネルギーWE型」1基



有明南プラント様では、隣接する有明清掃工場からの排熱蒸気を空調熱源の一つとして活用しています。
清掃工場の排熱は電気に変換して利用することが一般的ですが、地域冷暖房プラントという巨大な熱の飲み込み先があることで、熱を熱のまま使用することが可能です。
地域熱供給は、供給地域のヒートアイランド現象の抑制の一翼を担っていますが、その有明南プラントの空調設備に当社のナチュラルチラーをご採用いただいております。


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有明南プラント機器室内


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中央監視室




熱製造プラントイメージ

熱製造のエネルギー源は、電力、都市ガスおよび排熱蒸気を利用しています。
台場および有明南プラントでは、有明清掃工場から発生する排熱蒸気を取り入れ、地球温暖化防止やCO?の削減、省エネルギーにも貢献しています。

熱製造プラントイメージ


納入機器


機器名称 品番 納入数
蒸気二重効用吸収冷凍機 QJW-WE25XFSU 1基

施設概要


こちらのシステムの特徴は、この地域の清掃工場の排熱蒸気を熱源の一つとして利用し、CO2の削減と省エネルギーの推進に寄与していることに加え、ライフライン専用に設けられた共同溝内に地域導管を敷設し、信頼性の高い熱供給を実現されていることです。

熱製造プラントイメージ

有明南地区周辺



熱供給区域図

熱製造プラントイメージ