北海道長万部町多目的活動センター「あつまんべ」 様
- -スポーツ・アミューズメント・文化施設納入事例-
普段は地域住民の交流の場として、子供達の木育の場として活躍
普段は地域住民の交流の場として、子供達の木育の場として活躍
GHPエクセルプラス災害時稼動事例
当施設は、地域木材のPRを主目的として、また住民の交流はもとより住民と観光客の相互交流を支援する拠点としてJR長万部駅前に建設されました。
地域利用者からは「子供のころから木材と触れ合う機会を多く作る事は大切。」など木材利用の良さについて多くの意見が寄せられている施設です。
- 所在地
- 北海道山越郡長万部町字長万部
- 設置者
- 長万部町
- 構造
- 木造2階建在来工法
- 延床面積
- 多目的センター棟:462.49m2
設置写真
納入機器
機器名称 | 納入数 | 馬力 | |
---|---|---|---|
室外機 | GHPエクセルプラス | 1台 | 20馬力 |
室内機 | ビルトインオールダクト形 | 4台 | - |
4方向天井カセット形 | 3台 |
インタビュー
ガスヒートポンプエアコン災害時稼動事例
2018年9月6日未明に発生した「北海道胆振東部地震」にてGHPエクセルプラスを使用した当時の対応について、北海道長万部町の皆様にお話をお聞きしました。
今回お話を伺った北海道長万部町の方々
- 産業振興課長兼農委事務局長 對馬様
- 建設課建築公園係長 上野様
- 産業振興課商工観光係 澤田様
- Q.エクセルプラスの導入の経緯を教えてください。
- A.長万部町は6,000人規模の町としては珍しく、都市ガスが供給されています。町の新設の公共施設にこのガスを利用しようとの事になり、設計段階で災害時対応も可能なエクセルプラスの導入が決定しました。
- Q.地震発生後、エクセルプラスの自立運転はスムーズに行えましたか?
- A.操作マニュアルを見て、簡単に自立運転は行えました。
- Q.地震当日の施設の対応について聞かせてください。
- A.当施設にあるホールの照明、TVでのニュース視聴、携帯電話の充電をご使用いただく為、施設を開放しました。また、空調の冷房運転も行いました。
- Q.当日避難されてこられた住民の方々の様子を教えてください。
- A.停電し、あたりが真っ暗な中、当施設には照明が点いていたこともあり、安心を求めて住民の方々が施設を訪れました。そして、TVでニュースを見る事で状況の確認が出来た点と携帯電話の充電が出来た点は喜ばれたと思います。
- Q.今後、長万部町様の他施設にエクセルプラスを展開する可能性は有りますか?
- A.今回の震災の状況も受け、新たな施設に導入する可能性は高いと思います。また、当多目的センターも明かりがあるので今後、タタミを運んでホールを使うなど避難所の役割を任う必要があると思います。
- Q.エクセルプラスを導入した事で住民の方々の不安は少しでも解消されましたでしょうか?
- A.不安解消につながったと思います。明かりがない、TVが見られない、携帯電話が使えない中で、照明と電気(コンセント)の両方を提供できたことで、高齢者をはじめとする住民の方々に安心していただけたと思います。