ストロボ基礎知識

ストロボ基礎知識

ストロボのメカニズム

オートストロボは、ストロボで照明された被写体からの反射光をカメラ本体またはストロボ本体に組み込まれた受光素子が受光してストロボ本体の集中処理室に送り込み、送り込んだ情報が前もってセットしておいた条件に合えば発光を停止するという仕組みになっています。

オートストロボには2つの方式があります

オートストロボはTTLオート、外光オート2つの方式があります。
パナソニックは外光オート方式です。

外光オートとは

パナソニックは外光オート方式です。外光オート方式のストロボは受光部がストロボ側に付いているためカメラメーカーが異なっても使用することができます。

TTLオートとは

パナソニックは外光オート方式です。外光オート方式のストロボは受光部がストロボ側に付いているためカメラメーカーが異なっても使用することができます。

ガイドナンバー(G.N.)とは

ガイドナンバーは、
被写体までの距離(m)×適正露出になるレンズf値=ガイドナンバー(G.N.)
という関係式によって表すことができ、マニュアル撮影をするときには、ガイドナンバー÷被写体までの距離で計算すると、レンズのf値が簡単に算出できます。これを覚えておくと大変便利です。(一般的にカメラに内蔵されているストロボのG.N.は12前後です)

多灯のときはガイドナンバーはどうなるの
2灯のストロボを同じ場所から同じ方向に向て照射するとき、被写体に当る光は1灯の光に比べ2倍になりますがその時のガイドナンバーは、
GN40のストロボを2灯増灯させた場合
2灯のGN=1灯のGN×1.4倍=56となります。
ISO(フィルム感度)とガイドナンバーの関係は
通常GNはISO100を基準に表示されています。ISO感度とGNは下表の様な関係にありISO感度に応じて係数を掛けた値となります。
係数 0.7 0.8 1.0 1.4 2.0 2.8
ISO 50 64 100 200 400 800
フィルム感度がISO100の場合GN20になります。/フィルム感度がISO400の場合GN40になります。

使い方はとっても簡単 ストロボとカメラの接続

STEP1

ストロボをカメラ側のシューまたは、シンクロコードでつなぎます。

カメラ側にホットシューがある場合

ホットシュー取り付けイメージ図

カメラによってはシューにストロボをセッティングできない場合があります。カメラの取扱説明書をご覧ください。

カメラ側にシンクロコード端子がある場合

シンクロコード取り付けイメージ図

ホットシューがなくカメラ側にシンクロコード端子がある場合は別売りのパナソニックストロボ専用30cmシンクロコードでカメラのX接点につなぎます。

STEP2

カメラの露出モードをオートからマニュアルに切り換えます。
カメラをストロボ同調シャッタースピード(X、  等)または同調シャッタースピード以下にセットします。

カメラの設定画面の例

カメラによっては同調スピードが異なりますのでカメラの取扱説明書をご覧ください。

STEP3

ストロボのISO感度とオートF値をセットします。

例えばPE-36Sの場合

PE-36Sの場合の例

これで撮影準備OK!
オート有効距離範囲内で使用すれば撮影距離に応じてストロボが自動調光します。

※作例はイメージです。

ラインアップ

小型ストロボ(生産終了品)

  • PE-20S

    ◯G.N.20 ◯ISO100/m

  • PE-20ST

    ◯G.N.20 ◯ISO100/m

  • PE-28S

    ◯G.N.28 ◯ISO100/m

プロ用ストロボ(生産終了品)

  • PE-36S

    ◯G.N.36 ◯ISO100/m

  • PE-60SG

    ◯G.N.60 ◯ISO100/m

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