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i-pro製ネットワークカメラ i-PRO システム用にご利用のお客様へ
ZEQUO 2300、ZEQUO 2310をご使用の場合
i-PROシステム用として下記条件でスイッチングハブをご使用の場合、
カメラからレコーダへの合計出力ビットレート(Mbps)を256Mbps以内でご使用下さい。*1
※カメラからレコーダへの出力ビットレートが256Mbpsを超える場合、
パケットロスによる映像の乱れやカクツキ、通信障害などが発生することがございます。
カメラからレコーダへの合計出力ビットレート(Mbps)を256Mbps以内でご使用下さい。*1
- ZEQUO 2300、ZEQUO 2310をご使用の場合
パケットロスによる映像の乱れやカクツキ、通信障害などが発生することがございます。
対象機種
対象機種 | |
---|---|
品名 | 品番 |
ZEQUO 2300 | PN26241K |
ZEQUO 2310 | PN26161K |
ZEQUO REシリーズをご使用/GA-MLシリーズをご使用で、レコーダへの合計出力ビットレートが192Mbpsを超える場合の場合
i-PROシステム用として下記条件でスイッチングハブをご使用の場合、
バッファ拡張 (egress buffer threshold) の設定値を「mid」から「high」へ変更をお願いいたします。
バッファ拡張 (egress buffer threshold) の設定値を「mid」から「high」へ変更をお願いいたします。
- ZEQUO REシリーズをご使用の場合
- GA-MLシリーズをご使用で、レコーダへの合計出力ビットレートが192Mbpsを超える場合(*2)
※設定値を「high」に変更しない場合、パケットロスによる映像の乱れやカクツキ、通信障害などが発生することがございます。
はじめに
ZEQUO REシリーズ/GA-MLシリーズのバッファ拡張設定(egress buffer threshold) の設定値を「mid」から「high」へ変更する手順について説明します。
対象機種
設定手順
■ 手順1.
ユーザモード→特権モードの順に移行します。
コマンド:enable
ZEQUO2600RE>enable
ZEQUO2600RE#
コマンド:enable
ZEQUO2600RE>enable
ZEQUO2600RE#
■ 手順2.
バッファ拡張の設定値を確認します。(特権モードで確認します)
コマンド:show egress buffer threshold
ZEQUO2600RE#show egress buffer threshold
Egress Buffer Threshold State: mid ※デフォルト設定の場合「mid」となっています。
コマンド:show egress buffer threshold
ZEQUO2600RE#show egress buffer threshold
Egress Buffer Threshold State: mid ※デフォルト設定の場合「mid」となっています。
■ 手順3.
特権モード→グローバルコンフィグレーションモードの順に移行します。
コマンド:configure terminal
ZEQUO2600RE#configure terminal
ZEQUO2600RE(config)#
コマンド:configure terminal
ZEQUO2600RE#configure terminal
ZEQUO2600RE(config)#
■ 手順4.
バッファ拡張の設定値を「high」に変更します。(グローバルコンフィグレーションモードで変更します)
コマンド:egress buffer threshold high ※バッファ拡張の設定値を「high」に変更します。
ZEQUO2600RE(config)# egress buffer threshold high
コマンド:egress buffer threshold high ※バッファ拡張の設定値を「high」に変更します。
ZEQUO2600RE(config)# egress buffer threshold high
■ 手順5.
グローバルコンフィグレーションモード→特権モードの順に移行します。
コマンド:exit
ZEQUO2600RE(config)#exit
ZEQUO2600RE#
コマンド:exit
ZEQUO2600RE(config)#exit
ZEQUO2600RE#
■ 手順6.
バッファ拡張の設定値が変更されていることを確認します。(特権モードで確認します)
コマンド:show run
ZEQUO2600RE#show run
egress buffer threshold high ※バッファ拡張の設定値が「high」に変更されたことを確認します。
コマンド:show run
ZEQUO2600RE#show run
egress buffer threshold high ※バッファ拡張の設定値が「high」に変更されたことを確認します。
■ 手順7.
設定を保存します。(特権モードで実施します)
コマンド: copy running-config startup-config
ZEQUO2600RE# copy running-config startup-config
コマンド: copy running-config startup-config
ZEQUO2600RE# copy running-config startup-config
FA-MLシリーズをご使用で、レコーダへの出力ビットレートが256Mbpsを超える場合
i-PROシステム用としてFA-MLシリーズをご使用で、レコーダへの出力ビットレートが256Mbpsを超える場合(*3)と
WJ-PC200(カメラ側)にFAーMLシリーズをご使用の場合(*4)はバッファ拡張(port packet-buffer)の設定を
有効に変更してください。
WJ-PC200(カメラ側)にFAーMLシリーズをご使用の場合(*4)はバッファ拡張(port packet-buffer)の設定を
有効に変更してください。
※設定値を変更しない場合パケットロスによる映像の乱れやカクツキ、通信障害などが発生することがございます。
対象機種
対象機種 | |
---|---|
品名 | 品番 |
FA-ML24TCPoE+ | PN232492 |
FA-ML16TCPoE+ | PN231692 |
FA-ML12TPoE+ | PN231293 |
FA-ML8TPoE+ | PN230893 |
FA-ML4TPoE+ | PN230493N |
はじめに
FA-MLシリーズのバッファ拡張(port packet-buffer)の設定を有効に変更する手順について説明します。
設定手順 WEB編
■ 手順1.
システム→ポート設定→ポート設定の順に移行します。(図1参照)
図1. ポート設定
■ 手順2.
続けて、Enabledを指定し、「適用」を押下してバッファ拡張機能を有効にします。(図2参照)
図2. ポート設定
■ 手順3.
設定完了後、管理→ファイルシステム→ファイルオプションの順に移行します。
操作タイプは「コピー」を選択し、ソースファイル名は「ランニングコンフィグレーション」、
ディスティネーションファイル名は「スタートアップコンフィグレーション」指定し、
「適用」を押下して設定を保存します。(図3参照)
操作タイプは「コピー」を選択し、ソースファイル名は「ランニングコンフィグレーション」、
ディスティネーションファイル名は「スタートアップコンフィグレーション」指定し、
「適用」を押下して設定を保存します。(図3参照)
図3. ファイルオプション
■ 手順4.
本装置を再起動すると、バッファ拡張(port packet-buffer)が有効になります。
設定手順 メニュー編
■ 手順1.
Main Menuにて、[B]asic Switch Configurationを選択します。(図1参照)
図1. Main Menu
■ 手順2.
Basic Switch Configuration Menuにて、Port Configuration [E]xtendを選択します。(図2参照)
図2. Basic Switch Configuration Menu
■ 手順3.
Port Configuration Extendにて、Set Packet-[B]uffer statusを選択します。(図3参照)
図3. Port Configuration Extend Menu
■ 手順4.
図4のようなメッセージが表示されるので、E(Enable)を入力します。(図4参照)
図4. Port Configuration Extend Menu
■ 手順5.
設定完了後、Main Menuに戻り、Save Configuration to [F]lashから設定を保存します。
■ 手順6.
本装置を再起動すると、バッファ拡張(port packet-buffer)が有効になります。
CiLINをご使用の場合
i-PROシステム用としてマルチキャスト通信環境でCiLIN-5PoE+PDをご使用の場合、クエリアとなるスイッチのクエリメッセージの送信間隔をCiLINのルータポートのタイムアウト時間125秒より短い値60秒に変更をお願いします。
対象機種
対象機種 | |
---|---|
品名 | 品番 |
CiLIN-5PoE+PD | PN250552N |
設定手順
■ 手順1.
ユーザモード→特権モード→グローバルコンフィグレーションモード→IGMP クエリアを有効にしているVLANのインターフェイスコンフィグレーションモードの順に移行します。
コマンド:ZEQUOxxxxRE>enable
ZEQUOxxxxRE #configure terminal
ZEQUOxxxxRE(config)# vlan 1
ZEQUOxxxxRE(config-vlan)#
コマンド:ZEQUOxxxxRE>enable
ZEQUOxxxxRE #configure terminal
ZEQUOxxxxRE(config)# vlan 1
ZEQUOxxxxRE(config-vlan)#
■ 手順2.
IGMPのクエリメッセージの送信間隔を60秒に変更します。
コマンド:ZEQUOxxxxRE(config-vlan)#ip igmp snooping query-interval 60
※IGMPクエリアの設定手順については以下ZEQUO REシリーズの設定例をご参照ください。
https://panasonic.co.jp/ew/pewnw/f/inquiry/setting/zeq3_setting09.html
コマンド:ZEQUOxxxxRE(config-vlan)#ip igmp snooping query-interval 60
※IGMPクエリアの設定手順については以下ZEQUO REシリーズの設定例をご参照ください。
https://panasonic.co.jp/ew/pewnw/f/inquiry/setting/zeq3_setting09.html
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