パナソニック
EWネットワークス
株式会社

とある会社でのやりとり…

社長：

最近よくセキュリティ事故のニュースを聞くようになったなぁ。うちのネットワークは情報漏洩の対策はされてるかね？

Point

セキュリティ事故…サイバー攻撃や内部不正による情報漏洩・不正アクセス・ウイルス感染など

スタッフ：

ネットワークのファイアウォールもばっちりですし、ウイルスソフトも最新のものです。

Point

ファイアウォール…その通信をさせるかどうかを判断し許可するまたは拒否する仕組み

アドバイザー：

有線ネットワークだけではなく、無線通信からも不正アクセスされる可能性を考えていますか？

スタッフ：

会社のパソコンとアクセスポイントは暗号化されているから大丈夫じゃないですか？
認証されたパソコンしか接続できないように設定されていますよ。

Point

暗号化…第三者が通信文を見ても特別な知識なしでは読めないように変換するというような手法

アドバイザー：

いいえ、無線アクセスポイントの対策を疎かにすると、不正アクセスされる可能性があります。

Point

無線アクセスポイント…パソコンやスマートフォンなどの端末を無線LANへ接続し、データの送受信といったやりとりをおこなう機能

アドバイザー：

例えば、不正なパソコンがMACアドレスを偽装して、認定PCになりすます手法があります。実際に、アカウントとMACアドレス情報を不正入手、サーバへ侵入されたケースがあります。個人情報から、様々な情報が約一年間、気づかれず盗まれていました。

Point

MACアドレス…ネットワークにつながるすべての機器に割り当てられている識別子

アドバイザー：

社員による情報漏洩にも気を付ける必要があります。

社長：

重要事項を持ち出して、競合企業に転職した社員が問題になったニュースがあったな。

スタッフ：

うちは社員個人のメール宛てにデータを送れば分かるし、USBなどの外部接続も会社以外のものは使えないようになっていますね。

アドバイザー：

無線通信経由で、セキュリティを潜り抜ける方法もあるんです。アドホック機能やブリッジング機能を使うと、セキュリティをかいくぐってデータ転送する手段があります。

Point

アドホック機能…直接端末機器同士で通信を行なうことができる機能
ブリッジング機能…2つのネットワークを中継装置により接続し一つの大きなネットワークにする機能

アドバイザー：

それに、無線クライアントだけではなくて、アクセスポイントも不正端末がないか確認が必要です。

アドバイザー：

フリーWi-Fiの近くに、全く同じSSIDとパスワードが設定された不正なアクセスポイントを置くことで、端末に誤接続をさせるインシデントが発生しています。接続することで、個人情報流出やウイルス感染を引き起こします。

Point

SSID…アクセスポイントを識別するための名前

社長：

無線の事故を防ぐためには常に監視をしないとダメということか。

社員：

とてもじゃないけどそんな暇はありませんよ！ 拠点だって、いくつもありますから。

社員：

それは便利ですね。ただ、色々なタイプの不正端末検知をどう検知させるのか設定が難しそうだし、検知のアラートがあっても、すぐに対応できるかは分かりませんよ。情報が抜き取られたりする前に、すぐ遮断できないと意味がないのでは…？

アドバイザー：

従来の面倒な認証端末登録や、手動での不正端末遮断からは解放されるのです！

社長：

クラウド管理で全国拠点の設定も一括で出来るし、設置や運用費用も削減できそうだな。よしAIRRECTで無線LAN環境を見直してみよう！

Point

クラウド管理…アプリやソフトウェア、Webサービスなどを全てインターネット経由で運用・管理すること