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店舗向けに公衆無線LAN(フリーWiFi)を導入する方法は?メリット・デメリット・事例を紹介
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公衆無線LAN(フリーWiFi)とは?
公衆無線LANとは、カフェ、図書館、空港、ショッピングモールなど公共の場所で利用できる無線インターネット接続サービスです。フリースポット、パブリックWiFiなどと呼ばれることもあります。
公衆無線LANは主に「無料WiFi」「キャリアWiFi」に大別でき、次のような特徴があります。
- 無料WiFi:多くの店舗や施設で提供されており、気軽に利用できる
- キャリアWiFi:携帯電話会社やプロバイダー等の契約者のみが利用できる
公衆無線LANは外出先での通信手段として活用が広がってきており、多くの施設で導入が進められています。公衆無線LANがあるかどうかは、ユーザーが利用する施設を選ぶ際の重要な選択基準となります。そのため店舗を運営する側にとって、公衆無線LANの導入は検討すべき課題となるでしょう。
店舗向けに公衆無線LANを選ぶ際のポイント
店舗向けの公衆無線LANサービスを検討する際は、コストだけでなく、利用者への影響や運用の手間、セキュリティリスクなども考慮し、バランスの良いサービスを選ぶことが重要になります。
以下では、店舗向けに公衆無線LANを選ぶ際に気をつけるべき6つのポイントをお伝えします。
公衆無線LANの導入・運用コスト
店舗向けに公衆無線LANを導入する場合、まず考慮すべきポイントはコストです。
コストには初回にかかる「導入コスト」と月々必要となる「運用コスト」があり、それぞれ次のような費用が必要です。
ルーターやアクセスポイントなどのハードウェア機器の購入費用や、回線工事費用を考慮する必要があります。また、ルーターやアクセスポイントなどの設定費用も必要です。
インターネット接続費用や、必要に応じてシステムのサポート料金や保守料金を考慮する必要があります。
「導入コスト」「運用コスト」ともに、求めるレベルにより費用は変わってきます。店舗の規模や利用目的に応じて適切なコストバランスを見つけることが、最終的には顧客満足度の向上に繋がります。長期的な視点でコストメリットを考えることが、公衆無線LAN導入成功の鍵となります。
公衆無線LANの通信速度
店舗の顧客満足度を高めるためには、公衆無線LANの通信速度が重要です。なぜなら通信速度が遅いと顧客はインターネット利用にストレスを感じ、リピーターとならない可能性があるためです。適切な通信速度を確保するためには、インターネットプロバイダーの選定や、使用するルーターの性能が大きく影響します。
例えばカフェやレストランなどの店舗では、顧客が動画を視聴したり大容量のファイルをダウンロードしたりすることが考えられます。
適切な通信速度を確保するためには、以下の3つの要素が重要です。
- インターネット回線の速度:光ファイバー回線であれば、安定した高速通信を提供できます。
- ルーターの性能:最新のWi-Fi規格(Wi-Fi 6など)に対応した高性能なルーターを使用することで、通信速度の向上が期待できます。
- 利用状況:店舗の混雑状況や利用人数に応じて、適切な帯域幅を確保する必要があります。
最終的に、通信速度は顧客の利用状況に応じて適切な選択をすることが大切です。顧客満足度を高めるためにも、安定した高速通信環境を整えることが求められます。
公衆無線LANの運用管理
公衆無線LANを導入した後の運用管理の容易さも、選定時の重要なポイントです。なぜなら運用管理が煩雑になると、日常業務に支障をきたす可能性があるためです。そのため公衆無線LANを導入する際には、次のようなポイントを確認する必要があります。
- 直感的で使いやすい管理ツールが提供されているか
- 定期的なメンテナンスが簡単に行えるか
例えば専用の管理ソフトウェアやクラウドベースの管理システムが提供されている場合、設定変更やトラブルシューティングが容易に行えます。
またリモートでの管理が可能なシステムなら、店舗外からでも状況を確認し迅速に対応できます。さらにファームウェアの自動更新機能があると、セキュリティの維持にも役立ちます。
運用管理の容易さは、効率的な店舗運営に直結します。直感的で使いやすい管理ツールやシステムを選ぶことで、日々の管理負担を軽減し、店舗業務に集中できる環境を整えられるでしょう。
公衆無線LANのセキュリティ
公衆無線LANのサービスを提供する場合、サービス提供者側でセキュリティ対策を行うことが重要です。なぜなら、公衆無線LANのサービスは不特定多数が利用するため、悪意を持ったユーザーがサービスを悪用し不正アクセスや情報漏えいを引き起こす可能性があるからです。例えば公衆無線LANサービスを提供している店舗で顧客の個人情報や店舗の機密情報が漏えいすると、店舗は世間からの信頼を大きく損なってしまいます。
したがって公衆無線LANを導入する場合、次のようなセキュリティ対策を行うことが必須となります。
- 通信の暗号化:WPA3といった最新の暗号化技術を使用することで、通信内容を保護します。
- ネットワークの分離:ゲストネットワークと従業員ネットワークを分離し、顧客が店舗の内部システムにアクセスするのを防ぎます。
- 定期的なアップデート:セキュリティ対策は一度導入すれば終わりではなく、常に最新の状態を維持することが必要です。
公衆無線LANの同時接続台数
公衆無線LANのサービスを提供し、顧客満足度を高めるためには、同時接続台数もしっかりと考慮する必要があります。特に顧客が多く訪れる店舗では、多数のデバイスが同時に接続することが想定されます。この場合、接続台数が限られていると通信速度が低下し、顧客の満足度が低下する可能性があります。例えば大規模なカフェやレストランでは、一度に多くの顧客がWi-Fiに接続することが考えられます。このような場合、多数のデバイスが同時に接続できる高性能な無線LAN機器を選ぶことが推奨されます。また複数のアクセスポイントを設置し、エリアごとに接続台数を分散させることで、安定した通信環境を提供できます。
結論として、同時接続台数は店舗の規模や利用状況に応じて適切に選定することが重要です。顧客が快適にインターネットを利用できるよう、十分な接続台数を確保することが求められます。
公衆無線LANのサポート体制
導入後のサポート体制も、重要な選定ポイントです。トラブル発生時に迅速に対応してもらえるサポート体制が整っているベンダーを選ぶと、安心して運用を続けられます。
例えば急に接続が不安定になった場合、迅速に対応できるサポート体制があれば、店舗運営への影響を最小限に抑えることができます。また定期的なメンテナンスやアップデートを行ってくれるベンダーなら、長期的な運用の安心感が増します。
トラブルが発生した際の迅速な対応や、事前の予防措置を講じることで、顧客に安定したサービスを提供できます。さらにサポート体制がしっかりしていることで、管理者の負担も軽減され、他の業務に集中できます。
以上のように適切なサポートを利用することで、顧客に快適なインターネット環境を提供し店舗の魅力を向上させることができます。
店舗に公衆無線LANを導入するメリット
近年、外出先での無線LANへのニーズが高まっており、さまざまな店舗で公衆無線LANの導入が進んでいます。公衆無線LANを導入することで、顧客満足度の向上や店舗イメージの向上など、様々なメリットがあります。
以下では、店舗に公衆無線LANを導入する3つのメリットについて説明します。
顧客満足度の向上
店舗に公衆無線LANを導入することで、顧客満足度を大幅に向上させることができます。なぜなら多くの顧客はスマートフォンやタブレットを利用して情報を収集したり、SNSに投稿したりするため、無料のWi-Fiが利用できる店舗は非常に魅力的に感じるからです。
特に長時間の滞在が見込まれるカフェやレストラン、ホテルなどでは、無線LAN環境の整備が顧客満足度を大きく左右します。
例えばカフェで作業をするフリーランスや学生にとって、安定したWi-Fi環境があることは大きな利点です。彼らは仕事や勉強のためにインターネットを利用することが多く、Wi-Fiが利用できる店舗は選ばれる傾向があります。
快適に作業できる環境を整備できれば、その店舗を選んでもらえる確率が高くなるでしょう。以上のように、公衆無線LANを提供することで顧客の利便性が向上し満足度が高まります。
そして顧客の満足度があがることで、顧客のリピート率が上がり店舗の売上に貢献することが期待できます。
店舗イメージの向上
公衆無線LANの導入は、店舗イメージの向上にも寄与します。なぜなら公衆無線LANは利便性の高いサービスとして認知されており、無線LAN環境を整備することで、店舗が顧客に対して提供するサービスへの真摯な姿勢を示せるからです。
例えば公衆無線LANがない店舗は、それだけで「前衛的で利用者に冷たい」印象を与え、利用を敬遠される可能性があります。一方で公衆無線LANがある店舗では、最新のIT技術に積極的に取り組む姿勢が伝わり、顧客から「現代的でユーザーフレンドリー」と高く評価されるでしょう。特に観光地など外国人観光客が多く訪れるエリアでは、多言語対応の公衆無線LANサービスを提供することで、さらに利便性を高め国際的な評価も向上するでしょう。
こうしたサービスを提供することで、競合店舗との差別化を図り、顧客に選ばれる店舗としての地位を確立できます。
公衆無線LANの導入は、居心地の良い場所としての印象を強め、店舗のイメージ向上に大きく貢献します。そして、店舗イメージの向上は競争力を高める重要な要素となります。
マーケティング効率の向上
公衆無線LANは、効果的なマーケティングツールとしても活用できます。なぜなら顧客がWi-Fiに接続する際に、メールアドレスやSNSアカウントでのログインを求めることで、顧客情報を収集することが可能となるからです。
この顧客の入力した情報を活用して、ターゲットを絞ったマーケティング活動を展開できます。例えば顧客がWi-Fiへ接続する際にアンケートに回答してもらうことで、顧客の嗜好やニーズを把握できます。
これにより顧客に合わせた特典やクーポンを提供することで、リピート率を向上させることができます。またメールマガジンを通じて新商品の情報やイベント告知を送ることで、顧客との関係を維持・強化できます。さらにWi-Fiの利用状況を分析することで、店舗の混雑状況や顧客の滞在時間などのデータを収集し、店舗運営の改善に役立てることも可能です。
例えば特定の時間帯に来店する顧客に対して特別なプロモーションを実施するなど、データに基づいたマーケティング戦略を展開できます。
以上のように、公衆無線LANの導入は効果的なマーケティング活動を支援する重要なツールとなります。顧客一人ひとりにあわせたパーソナライズされたサービスを提供することで、顧客満足度を高め、売上の向上につなげられるでしょう。
店舗に公衆無線LANを導入するデメリット
公衆無線LANを店舗に導入することは、多くの顧客を引きつけるための有効な手段ですが、いくつかのデメリットも存在します。
ここでは、店舗に公衆無線LANを導入する際に考慮すべき3つの主要なデメリットについて説明します。
運用コストの増加
公衆無線LANの導入は、初期投資だけでなく継続的な運用コストも発生します。まず無線LANの設置には、専用の機器やインフラ整備が必要です。これにはルーターやアクセスポイントの購入費用、設置工事費用が含まれます。
また信頼性の高いインターネット接続を維持するため、高速で安定したインターネットサービスを契約する必要もあります。これにより、月々の通信費も増加する可能性があります。
さらに無線LANの運用には、定期的なメンテナンスが欠かせません。故障や障害が発生した場合には、迅速に対応するための人材やサポートサービスの費用も発生します。専門のITスタッフを雇う、外部のITサポートサービスを契約するなどの方法で、問題発生時にスムーズに対応できる体制を整える必要があります。
最終的に、これらのコストはすべて店舗の運営費に直結します。そのため無線LANの導入前に運用コストを慎重に計算し、限られた予算の中で費用対効果を考慮する必要があります。
セキュリティリスクの増加
公衆無線LANは不特定多数の人が利用するため、サイバー攻撃のリスクが高まります。無線LANは、適切なセキュリティ対策が施されていないと外部からの攻撃や不正アクセスの対象となる可能性があります。
特にパスワードが弱い場合や暗号化が不十分な場合、悪意のある第三者がネットワークに侵入し、顧客の個人情報や店舗の機密情報を盗むリスクが高まります。
また公衆無線LAN利用客のデバイスも、ウイルスやマルウェアに感染するリスクがあります。感染したデバイスがネットワークに接続されると、他の利用者や店舗のシステムに被害が及ぶことも考えられます。
これを防ぐためには、無線LANのセキュリティ対策を強化する必要があります。
例えば定期的なセキュリティチェックや、最新のファームウェアやソフトウェアのアップデートを実施することが重要です。
加えて、利用者に対してもセキュリティ意識を高めるための啓もう活動が求められます。利用規約の提示やセキュリティ対策に関する案内を行うことで、店舗全体のセキュリティレベルを向上させられるでしょう。
回転率の低下
公衆無線LANを提供することで、店舗の回転率が低下する可能性も考えられます。無料のインターネット接続が利用できる環境では、利用客が長時間滞在する傾向が強まります。
特にカフェやレストランなどの飲食店では、飲み物や食事を注文した後、インターネットを利用しながら長時間過ごす利用客が増えることがあります。これは良いことのように思えますが、実際には他の利用客が座席を利用できなくなるため、回転率が低下して売上に悪影響を及ぼす可能性があります。
特にピーク時には待ち時間が長くなり、新規客を取りこぼすリスクが高まります。
公衆無線LAN目当てのお客様が長居している場合の対処方法
公衆無線LAN目当てのお客様が長居する問題を解決するためには、次のような対応が効果的です。
- 無線LANの利用時間に制限を設けること
- 一定時間ごとに再接続が必要な設定にする
- 利用目的を明確にし、長時間利用を禁止する
声をかけない対処方法
利用客が長居している場合でも、クレームを恐れて直接声かけするのをちゅうちょすることがあります。
次のような工夫をすることで、声がけをしなくても長居する利用客を減らせます。
- 店内の分かりやすい場所に、長時間利用を控えるよう促す掲示を行う
- 無線LAN開始前に、利用時間に制限があることをポップアップなどで通知する
- 一定時間経過後、WiFiを切断して再接続を促す
声をかける対処方法
さまざまな工夫をしても気付いてもらえず、長時間利用を続ける利用客もいます。そんな場合、長時間利用をやめてもらうように直接声かけをする必要があります。
声かけをする場合には、クレームを避けるため次のような工夫をすると効果的です。
- 他の利用客が気づかないよう、さり気なく伝える
- 声かけしやすいよう、利用マナーについての掲示を店内の目に付きやすい場所に複数箇所掲示する
- 声かけする際に、次回利用できる割引券などを用意しておく
店舗に公衆無線LANを導入する際の注意点
店舗に公衆無線LANを導入することは、顧客満足度の向上や集客力の増加に寄与する一方で、いくつかの注意点があります。特に重要なのは、セキュリティ対策の徹底と回転率への影響を考慮することです。
セキュリティ対策を徹底する
店舗に公衆無線LANを導入する際には、セキュリティ対策を徹底することが重要です。セキュリティ対策が不十分だと、不正アクセス、情報漏えい、ウイルス感染といった問題が起こる可能性が高くなるからです。
例えばある店舗がセキュリティ対策を怠った結果、顧客の個人情報が漏えいしたとします。この場合、顧客はその店舗を利用することに対して不信感を抱き再訪問を避けるでしょう。
またインターネット上での評判が悪化し、新規顧客の獲得も困難になります。
このような事態を避けるためには、初期設定の段階からセキュリティ対策を徹底することが欠かせません。
具体的には、次のような方法でセキュリティレベルを上げる必要があります。
- 強力な暗号化方式(例えばWPA3)を使用する
- ゲストネットワークを設定し、店舗の内部ネットワークと分離する
- 定期的にパスワードの変更を行う
- ファームウェアを最新に保つ
以上のように公衆無線LANのセキュリティ対策を徹底することで、顧客の信頼を維持し、安全なインターネット環境を提供できます。
長時間利用客への対策を行う
公衆無線LANを導入することで、顧客満足度が向上するのは間違いありません。しかし公衆無線LANの導入により、利用客の滞在時間が長くなり回転率に影響を与える可能性があります。
特に人気のある店舗や混雑する時間帯では、利用客が長時間席を占有することで、新規客が入店しにくくなることがあります。
このような状況を避けるためには、回転率への影響を十分に考慮したうえでの導入が必要です。具体的には、公衆無線LANの利用時間に制限を設けることが一つの方法です。
一定時間ごとに再ログインを求める仕組みを導入することで、長時間の利用を抑制できます。
また利用規約に同意させる際に、利用時間やマナーについて明確に伝えることも大切です。
以上のような方法で、店舗の回転率を維持しつつ快適なインターネット環境を提供できます。
公衆無線LANの導入事例
公衆無線LANを導入することで、利用者の満足度があがったり、リピーターが増えたりといったさまざまなメリットがあります。
ここでは、実際に公衆無線LANを導入して成功した事例を紹介します。
「パナソニックビューティー表参道」の導入事例
「パナソニックビューティー表参道」は、2023年7月オープンの、最新の美容家電をそろえた美容の複合施設です。創造性を刺激する5つのフロアで構成されており、来場者が楽しみながら美容に向き合えるコンテンツが用意されています。施設の特徴は、リアルとデジタルが融合したエンターテイメント性の高いコンテンツです。館内すべてのフロアで動画コンテンツをシームレスに楽しめる環境と、多数の来場者があっても快適に使えるゲストWi-Fi環境が必須でした。そこで「パナソニックビューティー表参道」では、強力な無線LANアクセスポイントである「AIRRECT」を選定しました。
「AIRRECT」は地下を含む複層構造で、キャリア電波が届かない地下フロアでも快適なWi-Fiを提供し、各フロアを移動しながらシームレスな通信を実現しました。
「剣淵温泉レークサイド桜岡」の導入事例
剣淵温泉レークサイド桜岡は、北海道中央部の剣淵町にある温泉宿泊施設です。街を訪れる観光客にだけでなく、長期滞在のワーケーション施設としても利用され、多くの企業から利用客が訪れています。この施設では、次のような課題解決のため「AIRRECT」の導入を決断しました。
- 高速でセキュリティレベルの高い無線通信の環境が必要
- 初心者でも管理しやすいシステムが望ましい
導入後は、パナソニックのサポートセンターの支援により、運用面での不安が解消されました。またセキュリティレベルの高い安全で安定した高速通信が可能となり、法人の長期顧客も安心して利用できるようになりました。
施設の担当者は「もしもの時にもサポート対応してもらえるので安心して運用できます」と話しています。
Q&A
店舗向け無線LANについてのよくある質問を確認しましょう。
WiFi導入には、店舗での工事が必要ですか?
店舗向け無料WiFi導入で工事が必要かどうかは、すでにインターネット環境があるか、光回線を導入するか、モバイル回線を導入するかなどで異なります。すでにインターネット環境があり、続けて同じ回線を利用するなら工事は不要です。新たにインターネット回線を導入するなら、光回線かモバイル回線かで工事の必要性が変わります。
無料の店舗・飲食店用WiFiはありますか?
無料の店舗用WiFiはありません。しかし契約したサービスによっては「初期費用(初期工事費)が無料」「お試し期間中は月額料金無料」「初月無料」などが適用される場合があります。業者に、適用されるキャンペーン内容はどういったものがあるか確認しましょう。
無線LAN導入までどのくらいの日数がかかりますか?
依頼する内容によりますが、数日で対応できる業者もあります。業者に問い合わせをして確認しましょう。
店舗に公衆無線LANを導入するなら"パナソニックEWネットワークス"へご相談ください
パナソニックEWネットワークスでは、次のような特徴を持つ無線LANシステム「AIRRECT」の構築から運用・保守までを包括的にサポートします。店舗に公衆無線LANを導入したいが、社内にIT人材がいないため何から手をつけていいか分からない、セキュリティ面に不安があり無線LANの導入に躊躇している、といった悩みについて、ぜひパナソニックEWネットワークスにご相談ください。多くの公衆無線LANシステムの導入実績を持つパナソニックEWネットワークスなら、ニーズに合わせた最適なシステムを提案します。
まとめ
顧客満足度の向上や業務効率化といったメリットから、多くの店舗で公衆無線LANが導入されています。特に近年では、公衆無線LANの有無が店舗選びの重要な要素となっているため、公衆無線LANの導入は積極的に検討すべき課題です。
しかし導入には費用面だけでなく、セキュリティリスクの増加や回転率の低下などのデメリットも存在します。
公衆無線LANは店舗の規模や利用目的により、必要なスペックや運用方法が異なります。
それぞれの用途に適した公衆無線LANシステムを導入し、店舗の発展に役立てましょう。