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オフィスの無線LANの導入事例をご紹介。どんなメリット・デメリットがある?

更新日:2024/05/28
オフィスの無線LANの導入事例をご紹介。どんなメリット・デメリットがある?
オフィスで効率的に業務を行うために、社内のあらゆる場所からネットワークに接続できる環境があることは欠かせません。この記事ではオフィスの無線LANの導入事例、無線LANのメリット・デメリットについて解説します。
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オフィスでの無線LANの使用例

オフィスで無線LANを導入すると、LANケーブルの配線に縛られることなく自由なレイアウトでワークスペースが整備できます。
社員が固定的なデスクを持たない「フリーアドレス」の働き方も実現可能です。
またLANポートのないタブレット等も、Wi-Fi接続により社内情報にアクセスできます。さらに社員だけではなく、来客用にもWi-Fi環境を整備することも可能になります。

オフィスでの無線LANの導入事例3選

かつては有線でのインターネット接続が一般的で、オフィス内の配線がゴチャゴチャしたり、接続できる台数に限界が生じたりすることがありました。また家庭用Wi-Fiルーターを使用して、セキュリティに不安が残るケースも見受けられました。
コロナ禍を経て働き方が見直される中でフリーアドレス化を図る企業もあり、どこでも繋がるネット環境を望む声も増えています。
ここでは、3つの無線LAN導入事例をご紹介します。

事例①かでな未来館

導入の背景・課題

かでな未来館は、嘉手納旧飛行場用地問題の解決を図ることを目的として建設されました。
かでな未来館という名称は、嘉手納町の町民など人々が集い、地域に開かれて過去から未来へとつなぐ拠点になることを願い名付けられています。その“未来”を担う本施設の共用型オープンスペースに、パナソニックEWネットワークス株式会社の無線LANシステム「AIRRECT(エアレクト)」が導入されています。

実施内容・効果

Wi-Fi6に準拠する機種を施設内に複数台設置することで、2.4GHz帯/5GHz帯の両方で通信を高速化できました。これによりオンラインミーティングなどにも耐え得る高速・低遅延なネットワーク環境が実現しました。
また、AIRRECTの特徴であるメール認証により利用者の認証をセキュアに行えるようになりました。そして、AIRRECT Cloudを活用することで夜間は接続できないようにするなど、よりセキュリティを強化した設定で運用できるようになりました。この機能では遠隔からの設定変更が可能なため、今後は保守事業者などと連携した施設運営も検討可能になり、人的リソースや工数の削減に成功しました。

事例②ニコニコタウンきいれ

導入の背景・課題

「ニコニコタウンきいれ」は「社会福祉法人喜入会」と「医療法人参天会」が一体となり、地域の福祉領域の役割を積極的に担う公益性の高いグループです。
今回無線LANシステムのリプレイスにあたり、医療機器のIP化が加速度的に進む中で、多種多様なデバイスのネットワーク同時接続性は重要課題でした。パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスが増加し、医療機器においてもIP化が進む中、無線LAN接続デバイスが日々増加しており、このような状況下で、各デバイスが異なる無線LAN規格に対応し、同時接続時の通信品質も求められていました。また、トラブル発生時の原因特定にかかる時間と工数も課題となっていました。

実施内容・効果

クラウド管理型の「AIRRECT」により、全ての機器をブラウザ上で確認し、遠隔でのトラブル対応や電波調整が可能になりました。これにより、管理工数の削減や現場への駆けつけの低減が実現し、各拠点の快適な運用に貢献しています。

事例③岡部株式会社

導入の背景・課題

1917年の創業以来、建設業にとって不可欠な建築・土木資材の製造・販売事業を行なっている岡部株式会社は、創業100年に向けて3拠点に分かれていた本社機能を、顧客対応力の強化とコミュニケーションの活性化のために新本社に集約しました。新本社は多くの自社製品を使用しショールームとしての機能も担っています。お客様のご要望としては、新本社ではタブレットを用いた業務改革を行いたい、安定稼動するネットワークを構築したい、というものがありました。

実施内容・効果

高速無線LANアクセスポイントは、ビル内ほぼ全てのエリアで使用可能な構成とし、無線LANアクセスポイントを複数台設置し、隅々にまで無線LANが行き届くように整備しました。また、ネットワーク監視装置で一元的に社内ネットワークを監視、無線LANシステムはコントローラ型を採用し、運用負荷を軽減することに成功しました。

オフィスに無線LANを導入するメリット

オフィスに無線LANを導入するメリット

無線LANで社内Wi-Fiを導入するメリットを4つご紹介します。

  • LANケーブルが不要
  • フリーアドレスを実現できる
  • モバイル端末でも接続可能
  • フリーWi-Fiを提供できる

LANケーブルが不要になることで、ケーブルに縛られずに働けます。
会議などの場所も自由に設定できるほか、スマートフォンやタブレットでの接続も可能になります。
またフリーWi-Fiを設定しておけば社内用と来客用でWi-Fiを分けられるため、より安全性を確保できます。

オフィスに無線LANを導入するデメリット・注意点

オフィスに無線LANを導入することの主なデメリットは、有線LANに比べて通信速度が不安定になりやすい点です。
また無線LANのセキュリティに不備があると、誰でも回線を使用できてしまいます。不正アクセスや情報漏洩が起こる可能性があり、有線LANに比べてセキュリティに気を配る必要があります。

無線LANの導入なら"パナソニックEWネットワークス"へご相談ください

徹底したセキュリティの安全確保はもちろんのこと、導入後も安心できる管理サポートシステムなど、パナソニックEWネットワークスのシステムはWi-Fiの導入にあたっての懸念点を解決するサービスを備えています。
製品導入のご検討、製品やサービスに関するご質問などは、パナソニックEWネットワークスへご相談ください。

まとめ

オフィスの無線LANの導入事例と、導入のメリット・デメリットをご紹介しました。
有線LANを無線化することで、業務の効率化や柔軟な働き方に対応できます。またオフィスの景観がよくなり、さまざまな端末でアクセスできるうえにフリーアドレスも実現できます。その一方でデメリットもありますが、それぞれを認識したうえで対応策を考えていく必要があります。ぜひオフィスに合った、最適なサービス導入を目指しましょう。

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