初のホームゲームを今季初白星で飾る
6月13日、パナソニック スタジアム 吹田で開催されたXプレミア第3節、パナソニック インパルス対SEKISUIチャレンジャーズの一戦は、14対3でインパルスが勝利した。
パナソニック スタジアム 吹田で初めて開催する自主開催ゲーム。集客にも力を入れた結果、9,576人の観衆を集め、メインスタンドはインパルスを応援する観客で埋め尽くされた。また、場外では各スポーツチームの選手やOB・OG、マスコットキャラクターが参加するマルチスポーツ体験会を実施し、来場者が競技の垣根を越えてスポーツに触れられる機会を創出した。さらにお笑い芸人麒麟の田村裕さんをはじめとするゲストも来場し、試合前から会場全体を大いに盛り上げた。
一方で、インパルスにとってはまさかの開幕二連敗を喫して迎えた絶対に負けられない一戦。相手は試合巧者SEKISUIであるだけに、緊張感に満ちた試合となった。
SEKISUIの最初の攻撃機会は、第3ダウンでDL#49清水友哉が見事なQBサックを決めてパントに追い込み、自陣40ヤードからの好位置を獲得。エースQB#12荒木優也を今季初めて先発起用した攻撃は、WR#88鈴木崇与へのパス、RB#19小泉誠実のラン、そしてQB荒木のスクランブルよる前進と、相手の反則に乗じてゴール前6ヤードに進行。このチャンスをRB小泉がTDにつなげて先制した。
直後のSEKISUIの攻撃には2度シリーズ更新を許した。しかし、新人DL#57前田涼太のQBサックで再びパントに追い込むことに成功した。
しかし、SEKISUIの好パントにより自陣1ヤードから攻撃を再開したインパルスは、ディレイ・オブ・ゲームの反則でリズムに乗れず。3ダウン&アウトでパントとなり、SEKISUIに50ヤード地点の好位置を献上。このシリーズにFGを返されてしまった。
その後もインパルスの攻撃は、ホールディングを頻発。TDパスも反則でふいになるなど、歯車が噛み合わず。WR#82當間義昭へのパスを足がかりにゴール前4ヤードに迫った前半終了間際の得点チャンスもFG失敗に終わった。
第3Q二回目の攻撃機会にもWR鈴木、WR#17木下統之、WR#18桑田理介らへのパスを柱に得点圏に進んだが、再びFGを失敗。守備もSEKISUIのパス攻撃にシリーズ更新を重ねられて苦しい状況だった。
ピンチを打開したのはベテランの集中力だった。第4Q開始早々。DE#92有村雄也が、パス捕球直後のレシーバーの懐からボールを弾き出し、DB#25山元耀がリカバー。自陣31ヤードから攻撃権を得たインパルスは、RB#5ミッチェル・ビクター・ジャモーと小泉のランで次々とシリーズを更新してゴール前5ヤードに進み、このシリーズをミッチェルのTDランにつなげて加点した。
キャッチアップを狙うSEKISUIは、得意のパスを積み重ねてゴール前15ヤードまで攻め込んできた。しかし、ゴール前15ヤード地点で迎えた第4ダウン4ヤードの状況で、インパルス守備は強気のブリッツを選択。LOSを突破したLB#1青根奨太が相手のQBからボールを弾き出す強烈なタックルでシリーズ更新を阻止。緊張感溢れる戦いに終止符を打った。
次節(第4節)はサマーブレイク前の最後の試合。7月4日に東京の夢の島競技場で東京ガスクリエイターズと対戦する。
試合後コメント
ヘッドコーチインタビュー
ヘッドコーチ 高山直也

今日はおそらく初めてインパルスの試合を観戦された方も多かったのではないかと思います。そういう方々にまた観に来ていただけるように、チームとしても興行面でもチャレンジしていきたいと思っています。まず勝つということは一番大事なので、皆でその意識を持って臨んだ試合でした。攻撃はホールディング等、反則でリズムを崩してしまっていました。ファンダメンタルのレベルがまだ低い表れだったと思うので、しっかりとレビューして改善していきます。試合の展開としては僅差でしたが、こういう試合は何度も経験をしているので、皆、最後に守り切るという意識はできていたと思います。ただ、全体としてリズムを崩してしまっていました。(FGを2回外した)K#35小林はこの壁をどう乗り越えるかだと思います。いい経験をしたと後々思えるように、挑戦を続けて欲しいと思います。次は完全アウェイ。その中で自分たちのフットボールをどれだけやりきれるかだと思います。
選手インタビュー
RB#5 ミッチェル・ビクター・ジャモー

開幕二連敗をしてしまった中で、今日はたくさんの観客の皆さんが観に来ていただいて、私もライスボウルと同じぐらいの緊張感があった試合でした。前半はうまくいかなかったですが、繰り返しチャレンジするしかないと思っていました。ただ、OLは1対1で勝っていたので、難しいプレーではなく、シンプルなベースプレーで勝負するようにした後半は、うまくいったと思います。次の試合も勝利を重ねて、まずはベースプレーを強力にしたいと思います。
選手インタビュー
WR#88 鈴木 崇与

とにかく勝とうと、前向きな気持ちで試合に臨みました。自分自身、攻撃が苦しい中でここまでは球際の勝負でチームを救えていなかったという思いがありました。今日に向けてボールを捕る回数を増やして準備しました。ロングTDパスが反則で取り消しになってしまったことは残念でしたが、ボールを落とさなかったこと、攻撃権を失わなかったことはよかったと思います。今日の試合も自分自身はTDをとれていなかったので、しっかりTDをとりきるというところにこだわって次の試合に臨みたいと思います。
ハイライト映像
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