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トピックスでは、パナソニックエンジェルスに関する最新情報をお届けしています。

日産ふれあいロードレース

3/4(土)に神奈川県厚木市の日産自動車(株)テクニカルセンターで開催されました第12回日産ふれあいロードレースに伊藤選手、川口選手、大貫ランニングコーチが参加させて頂きました。本レースには、エンジェルスとして過去から参加させて頂いており、コロナ禍で3年ぶりの開催で350名以上のランナーの皆さんが参加されました。レースは視覚障がいの部、親子の部、一般の部で構成され、伊藤選手、川口選手は視覚障がいの部で伴走を、大貫ランニングコーチは、スターターとプレゼンターを務めさせて頂き、大変貴重な経験をさせて頂きました。参加者の皆さん、大会関係者の皆さん、大変お世話になりました。

伊藤 南美選手コメント

今回日産ふれあいマラソンに参加させていただきありがとうございました。
視覚障がいのある方の目となって走るのは初めてだったので不安がありましたが、事前に練習を行い楽しく走ることが出来たと思います。
ひとつ、私が一緒に走らせていただいた方の走りに対する姿勢から学んだことがあります。
それは走ることを絶対に諦めない事です。途中できつくなり挫けそうになっても、ゴールを目指して最後まで走りきった姿が印象的でした。これからトラックシーズンが始まるのできつくなっても前を追いかけて頑張ります( •̀ᴗ•́ )و

川口 幸奈選手コメント

日産ふれあいマラソンに、視覚障がいのある方の伴走者として参加しました。
初めての体験でしたが、視覚障がいのある方の目となれるように私なりに考え実践してみました。
例えば、「あっち」や「こっち」といった曖昧な表現を避けることや言葉以外のコミュニケーションが難しい分、言葉のコミュニケーションをより大切にしました。
しかし、実際に走りながらでは、うまく自分の言葉が伝わらないことやリズムが合わないことが多々起こり、伴走の難しさを実感しました。
視覚障がいのある方にとって、適切な伴走をするためには、視覚障がいを身をもって体感することが重要だと思います。相手の立場に立って人と接することは、日常生活から競技、仕事など人と関わる場面で必要不可欠なことだと思います。この経験で得たこの気づきを自己成長につなげていき、これからも新しい気づきを大切にしたいです。
最後に、日産ふれあいマラソンにお呼びしていただきありがとうございました。

これからも、性別や年齢、障がいの有無に関わらず楽しめるスポーツの素晴らしさを私自身から感じてもらうために、努力しようと思います。

大貫 陽嵩ランニングコーチコメント

今回4年ぶりの日産ふれあいロードレースの開催ということで、人数制限がありましたがたくさんの方に参加していただきました。
今回私は、10kmの部のスターターとプレゼンターを担当させて頂きました。
選手の2人は、視覚障がいのある方の伴走をさせていただき貴重な体験をさせていただきました。
私も2回ほど視覚障がいのある方の伴走をさせていただいたことがあるのですが、言葉の大切をとても感じました。
表彰をさせていただく時も、言葉で伝える事を意識しました。
日産ふれあいロードレースのように視覚障がいの部門がある大会がもっと広まって行く事を願っています。