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トピックスでは、パナソニックエンジェルスに関する最新情報をお届けしています。

トピックス 2020年11月

クイーンズ駅伝で7位入賞!4年連続シード権獲得

11月22日(日)「第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)」が宮城県松島町から弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)までの6区間42.195キロのコースにて、22チームが出場して開催されました。
パナソニックエンジェルスは、1区・中村優希選手、2区・信櫻空選手、3区・渡邊菜々美選手、4区・森田香織選手、5区・清水萌衣乃選手、6区・内藤早紀子選手がタスキをつなぎ7位入賞、4年連続シード権を獲得しました。(記録2時間16分59秒)
また、4区の森田選手がスポンサー特別賞を受賞しました。


1区 中村優希選手

2区 信櫻空選手

3区 渡邊菜々美選手

4区 森田香織選手

5区 清水萌衣乃選手

6区 内藤早紀子選手

11月22日(日)12時15分、松島スタート地点は曇り、気温14度、南風2.3mのまずまずのコンディションに駅伝はスタート。
1区はアップダウンの激しい難コースに、今年は600m距離が延長され、各チームのエース級が揃った。その大役を任された入社2年目中村優希選手は、今年若手の成長株であり怪我も無く安定した練習が積めていた。1㎞で早くも2チームが前に出たが、持ち前の冷静沈着さを保ち、自分のペースを守りしっかりと3位集団をキープ。後半から9位集団となったが、難関コースを懸命に走り、そのままの集団で11位でタスキを繋いだ。(トップと1分24秒差)
2区はルーキー信櫻空選手。同期1人だけの新人は、先輩たちに囲まれ寮や合宿先で、今年は沢山のことを学び充実した1年だったと語る。彼女もまた安定した練習と3個の自己新記録を出して2区に抜擢。初めての実業団駅伝で期待通りに前へ前へと追い続け、12位(区間10位 区間1位と15秒差)でタスキを繋ぎ、実業団駅伝デビューを飾った。
3区は、ベテラン渡邊菜々美選手。怪我で苦しめられた1年、駅伝に向けた練習を再開したのは10月下旬。しかし、渡邊のこの駅伝にかける執念は各チームのエースが揃う3区ですぐに2人抜き10位になり、しかもまだ必死に前を見つめ走る姿がTVに映し出される。後半もさらに2人を抜いて、チームを8位シード権ラインまで浮上させる見事な区間4位の走りをみせ、森田香織にタスキを繋ぐ。(総合8位)
今年のチームのオーダーのポイント4区。追う展開となることを予想していた中、強豪外国人選手8人が出走するこの区間で『日本人トップ』でチームの順位をキープするという大命を受けた森田香織選手。故障明けで練習も十分ではなかったものの、持ち前の素晴らしいスピードで3.6㎞を駆け抜る圧巻の走りで日本人でトップの総合8位、期待通りの仕事をして笑顔で後輩5区清水選手の背中を叩いた。(区間8位・日本人トップ スポンサー特別賞受賞)
5区を任された清水萌衣乃選手、今年は春先から萌衣乃スマイルが炸裂。夏の鍛錬期には、北海道で距離走を何度もこなしスタミナを付けた。そのスタミナを発揮したのは、途中で後ろから2チームに追いつかれた際、抜きつ抜かれつの状態だったが、一歩も譲ることなく必死で走る姿が大きくTVに映し出された。残り1㎞でスパートをかけ、そのまま8位でアンカーにタスキを繋ぐ。(区間14位、総合8位)
いよいよアンカー、入社8年目の内藤早紀子選手は、春から大きな怪我もなく心身ともに充実したシーズンだった。全てのパナソニック応援団の視線がTVに注がれた。その大半は2018年のクイーンズ駅伝2連覇の年、2区で激しいデットヒートを繰り広げたシーンを思い浮かべたであろう。落ち着いてスタートを切ったが、1.5㎞付近で7位選手に追いつき、3チームでシード権を争う形に。今年も内藤選手は強かった。4㎞で2人となり、その後スパートをかけ単独7位となり、そのまま陸上競技場を力走。そして真横に両手を上げ、笑顔でゴール。この時点で4年連続シード権が確定した。(区間4位)


4区・森田選手から5区・清水選手へ

ゴール直前 内藤選手の力走


【監督・選手コメント】

安養寺俊隆監督

今年は沿道での応援自粛という事でしたが、たくさんの皆様にテレビを通して応援していただき、誠にありがとうございました。
今年はコロナ禍で制限が多い中での練習を強いられたり、エースの故障がなかなか癒えないなど、駅伝に向けてなかなかスムーズに強化を行うことができませんでした。しかし、チーム全員が4年連続シード権を獲得するという強い思いはぶれることなく、1人1人が責任を持ち、みんながみんなを信じて取り組んできました。
3年連続区間賞の堀を欠き、苦戦を強いられるのは覚悟していました。また、今後のチームの成長のためにあえて若手を1区、2区に起用して経験値を高めさせました。その結果、シード権争いぎりぎりの順位が続き、ハラハラドキドキの展開になってしまいましたが、優勝経験のある先輩たちがしっかりと若手をフォローする走りを見せてくれて、全員で7位入賞、シード権を勝ち取ることができました。
応援してくださる皆様の思いが、アンカー内藤の背中を大きく押してくれたと思えました。
来年は怪我をすることなくより強化を図り、再び高みを目指して頑張っていきますので、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします。

1区:中村優希選手

たくさんの応援メッセージ、テレビでの観戦ありがとうございました。
個人としましては、1区の大切な役割である"流れを作る"ことができず、足を引っ張ってしまったという悔いが残る結果となりました。それでも、クイーンズ8を守ることができ来年に繋ぐことができたことは嬉しく思います。改めて駅伝は1人ではなく全員で戦うものだと感じることができました。だからこそ、来年はチームを引っ張っていける選手となってクイーンズ駅伝に臨みたいと思います。
今後とも応援よろしくお願い致します。

2区:信櫻空選手

今年度は例年と違った形になりましたが、沢山の応援ありがとうございました。今年はルーキーとして、初めてのクイーンズ駅伝となり、まずは走ることができたことがとても嬉しく、ワクワクした気持ちでスタートラインに立つことができました。
個人としては、1区からの流れをキープするだけでなく、自分が順位を押し上げるという気持ちで今回の駅伝に臨んでいたので、タスキを受け取ってから強い気持ちで攻めた走りをすることができていました。しかし、後半勝負の部分で自分の力を発揮させることができず、最低限粘りの走りとなってしまいとても悔しい気持ちでいっぱいです。
今回のレースでの経験はもちろんですが、4月に入社してからここまで、新しい環境でこの駅伝のためにやってきて得たことは今まで感じた事のないことばかりでした。それら全てを、また来年自分が選手としてクイーンズ駅伝を走ってリベンジしてチームに貢献するために、これからの練習や試合に繋げていきます。
来年こそはコロナが終息し、パナソニックを応援してくださる方々の声を直接聞きながら仙台の地を走れることを願って、日々成長して参りたいと思います!今後とも、応援よろしくお願いいたします。

3区:渡邊菜々美選手

今回、3区を走らせていただきました。渡邊です。テレビの前での応援、応援メッセージありがとうございます。
今年は、私自身怪我が多くこの1年ほとんど練習をすることができなく、本当にチームに迷惑をかけてしまったと思います。3区という区間では、最低限の仕事しかできなく、後半区間に任せる形になりました。チームとしてシード権をとれたことは本当に嬉しい思いますし、安心しました。今回のレースで、練習の継続の大切を改めて身に感じました。
来年は、堂々とあの場を走れるよう頑張っていきます。これからも温かい応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました。

4区:森田香織選手

22日は3連休の中日にもかかわらず、たくさんの応援ありがとうございました。
無事、7位でシード権を獲得する事ができ今は一安心しているのが正直な気持ちです。
昨年の3位に比べると順位とタイムも劣ってしまってはいますが、今年はコロナ禍で今まで当たり前のように過ごしてきた環境が制限され、思うように練習をする事ができなくなりまた、ほとんどの試合も中止で先の見えない状況のなかモチベーションを保つ事が難しくチーム全体で苦しい日々が続きました。また、私自身もそうですが故障者も多く駅伝に向けてチームみんなでまとまって練習する事ができたのも10月からと、けして万全な状態で望めたわけではありませんでしたが、何としてでもシード権は獲得するという気持ち、優勝経験チームとしてのプライドを胸に今年はチームみんなの力・総合力で勝ち取った例年とは違う価値のある7位だったと思っています。
また、今年は無観客でのレースという事で沿道にパナソニックの大応援団の皆さんがいない中のレースで、いつもみなさんの応援が私たちの力になっているのかを肌をもって感じた試合になりました。
来年は今回の結果に満足ぜず、さらに一皮向けたチームとなり皆さんと一緒に喜び分かち合える結果を残せるようにまた頑張って行きます。

5区:清水萌衣乃選手

5区を走らせて頂きました、2年目の清水萌衣乃です。
2020年は東京五輪の開催もあり、スポーツがより一層輝く一年になるのだろうなと楽しみにしておりました。
しかし、新型コロナウィルスの流行により、そんな年からは一変、世界中が自粛制限をせざるを得ない厳しい一年となりました。普段当たり前に行っていたことが全くできなくなり戸惑いも多くありましたが、そんな日々から、日頃どれだけ恵まれた環境にいたのかと再認識する良い時間にもなりました。
自粛期間中も月曜日から日曜日まで3食ご飯を作って下さったエームサービス様、そしてこうした厳しい状況の中でも私達に今までと変わらぬ温かい応援をして下さる会社の皆さん、本当に多くの方に支えられて今のエンジェルスがいます。こうして今年も駅伝を走らせて頂けたことへの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
走った内容として個人的には悔しさばかりでしたが、全員駅伝でクイーンズ8を守りきり来年へ繋げることができました。今回見つかった課題としっかり向き合い、また日々精進して参りたいと思います。今後とも私達エンジェルスへの応援、よろしくお願い致します。

6区:内藤早紀子選手

クイーンズ駅伝では応援ありがとうございました。
今年は8位で襷を受けたという状況で、走っている時は何より順位を落としてしまわないかという怖さの方が強かったです。しかし、走っている時は冷静に判断でき、順位は守らなければいけない状況ではありましたが攻めた走りができだと思います。7位でゴールした時は本当にホッとした気持ちでいっぱいでした。また皆さんの沿道の応援がいかに選手の追い風になっているのか実感する大会にもなりました。来年はこの結果に満足することなく、さらに上を目指してまた頑張りますので、今後とも応援よろしくお願い致します。

応援メッセージを寄せ書きにして選手へ届けました

たくさんの応援メッセージをいただきありがとうございました。
クイーンズ駅伝に出場するパナソニックエンジェルスに寄せ書きにした応援メッセージをお届けしました。
11月22日はテレビで熱い応援をお願いいたします!

※画像を選択すると別ウィンドウで大きく表示されます。

日体大記録会で信櫻・中村・清水選手が自己新記録

11月14日(土)、日本体育大学健志台キャンパスにて行われた「第281回 日本体育大学長距離競技会」女子3000mに9人の選手が出場しました。
女子3000m6組に出場した信櫻空選手が2位(9分13秒79)、中村優希選手が4位(9分14秒01)、清水萌衣乃選手が11位(9分24秒55)でそれぞれ自己新記録を更新しました。


ゼッケン【22】信櫻選手

ゼッケン【25】中村選手

ゼッケン【20】清水選手

クイーンズ駅伝 応援動画を公開

11月22日(日)開催の「第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 ~ クイーンズ駅伝 in宮城 ~」にむけ、応援動画を公開いたしました。

応援メッセージページでは、クイーンズ駅伝に出場する選手に向けたメッセージを募集しております。
今年は応援自粛のため、現地で観戦いただけませんので、本メッセージやテレビで応援をお願いします。

パナソニックエンジェルス応援メッセージ:https://panasonic.co.jp/angels/message/index.php

第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会のお知らせ

11月22日(日)、「第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会 ~ クイーンズ駅伝 in宮城 ~」が、宮城県にて行われます。
昨年の同大会にてシード権を獲得した8チームと今年の予選を勝ち抜いた14チームを合わせ、強豪22チームによる激しい上位争いが予想されます。クイーンズ8を目指し、選手たちは皆様のご期待に応える結果を出せるようチーム一丸となってトレーニングに励んでおります。

本年度は新型コロナ感染症対策として、近隣の住民の皆様や選手たちの健康を守るために、パナソニックと致しましても、現地での応援団を結成しないことを決定いたしました。
当日はテレビ中継にて、熱いご声援をいただけますようよろしくお願い申し上げます。

クイーンズ駅伝 in 宮城
第40回 全日本実業団対抗女子駅伝競走大会

11月22日(日)12時15分 スタート TBS系28局にて、11:50~14:54放送予定