

子どもの頃、住宅展示場が好きで、さまざまな家を見学する中で、居住空間の持つ魅力に惹かれていきました。就職活動ではハウスメーカーを中心に検討していましたが、居住空間について学ぶうちに、家という大きな単位よりも、日々の暮らしに密接に関わる水廻り商品に強く関心を持つように。水廻りは毎日の生活に欠かせないものであり、その質が暮らしの快適さや満足度に直結すると実感し、進路を見直す転機となりました。業界研究を進める中で、世界的に知られるブランドであるPanasonicが水廻り製品を手がけていることを知り、その革新性と高品質なモノづくりに魅力を感じました。当社であれば、自分が目指す姿を実現するための強力な基盤がある。そう確信し、入社を決めました。

現在はバス商品部のバス生産管理課に所属しており、お風呂まわりの製品を中心に生産管理を担当。一見、裏方のように思われがちですが、実際はお客様の理想を形にするために、製造現場や取引先と連携し、全体を支える重要な役割を担う仕事です。日々変動する需要を捉え、部材の不足を防ぐとともに、物流経路を見直すことで、生産体制の安定化を図っています。業務をしていく中で、印象に残っているのは、業務プロセスの自動化に取り組んだこと。データ集計をRPAで自動化し、効率化とミス削減を実現しました。前部署で培ったITスキルと人脈を活かして関係者と連携し、仕組みを整えていく過程には大きなやりがいを感じましたね。現場の課題に向き合い、改善を重ねることで、チーム全体の力を底上げできたと実感しています。

当社で働くうえで魅力に感じているのは、制度面のサポートが非常に手厚い点です。中でも、転勤時に利用できる社宅制度は心強い存在で、不安がつきものな新天地での生活でも、住環境が確保されていることで初期費用の負担が軽くなり、安心して仕事に向き合えます。また、家族が増えた際に支給される誕生祝い金も印象的でした。ライフイベントへの配慮は家庭を持つ社員にとって励みになり、働く意欲にもつながります。さらに、フレックス勤務制度によって、ライフスタイルや家庭の事情に合わせた柔軟な働き方が可能となる点も、当社ならではの働きやすさだと感じています。今後は、現在の業務をさらに掘り下げ、流通や納品まで含めた全体像を把握することが目標です。各部門と連携しながら改善提案の質を高め、より実効性のある業務推進を目指しています。中長期的には、社内で頼られる存在となれるよう、専門性とリーダーシップの両面を磨いていきたいと考えています。