

パナソニック住宅設備を知ったのは、友人の紹介がきっかけでした。職場を見学した際、社員同士が協力的に働く様子や、笑顔の多い明るい雰囲気が印象的で、「ここなら安心して働けそう」と思いました。入社の決め手は、研修制度が充実していることでした。新入社員向けだけでなく、スキルアップを目指す社員に向けた支援体制が整っており、中途入社の自分でも不安なく挑戦できると感じました。同年代の社員が多く、職場にすぐ馴染めたのも大きな要因です。実際に働きながら知識や技術を身につけ、着実にできることが増えてきた今、自分の成長を実感できる職場に出会えたと感じています。毎日の積み重ねが、自信につながっています。

現在は、バス人大製造部バス四日市製造課に所属し、浴槽・シンク・SKカウンターの生産に携わっています。業務内容は、安全教育、品質ロス削減、生産性向上、工程管理、作業教育、材料の配合と多岐にわたります。その中でも、近年は「ジェンダーレス工程改善」の推進に注力しており、性別や体格関係なく誰でも働きやすい職場環境の実現を目指しています。この活動では、生産技術部門や安全事務局とも連携しながら、柔軟な対応力と状況判断が求められます。優先順位の変更に応じて計画を見直し、予定通りにプロジェクトを進行させられたときには、確かな手応えを感じました。そうした多様な業務を通じて、現場の改善に貢献できた瞬間に、大きなやりがいがあります。

現場管理を行ううえで、一番大切にしているのは信頼関係の構築です。毎日の声かけや小さな会話を通じて、何でも話せる空気をつくることを心がけています。最近では外国籍の作業者も増えてきており、翻訳ツールや通訳を使うだけでなく、自分自身も簡単なフレーズを覚えてコミュニケーションを取るようにしています。信頼関係があるからこそ、現場では自分の判断で行動できる場面も増えてきました。現場で起きたトラブルに、部下が冷静に対応し、自分の判断で乗り切った姿を見たときは、頼もしさを感じると同時に、大きなやりがいを覚えました。また、自分たちのつくった製品が店頭で紹介されているのを見かけたときには、生活の中で役立っているという実感が湧き、仕事の意義と誇りを強く感じました。