フォトギャラリー建築実例

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Case

Vol.15

環境を考えた快適設備の家
バリアフリーの工夫も

環境とこれからの暮らし方を考えた住まい

ベージュ系のやさしい色味でコーディネートされ、落ち着いた雰囲気のH様邸。アクセントにした石積調の外壁やガレージの通路部分に敷かれた石畳が、ナチュラル色の外観に高級感を与えています。
玄関脇には電気自動車の充電コンセントが設置され、南向きの屋根には太陽光発電システムを搭載。環境のことや、暮らし方の変化を見据えた住まいの設備が選択されていることが外観からもうかがえます。周囲には日差しを遮る建物などがなく、効率の良い発電が期待できそうです。

オール電化&断熱で省エネを追求

H様邸は太陽光発電システムを搭載するだけでなく、断熱の仕様にもこだわったオール電化住宅です。設備も省エネ・高効率という視点で選択され、住まいの省エネを徹底的に追及されています。
IHクッキングヒーターに抵抗があったという奥様ですが、「お湯もすぐ沸くし、鍋が焦げつきにくいからすごく使いやすい。今まで避けていたのが不思議なくらい」とおっしゃいます。料理をされる旦那様は「フラットな表面にものを置けることが便利」とご夫婦で満足のご様子でした。

高気密な構造が生み出した快適で静かな空間

H様邸に入ると初夏でも心地よくひんやり。「気密測定をしたところ、驚くほど良い数値が出て、大きな空間で指定の畳数より小さめのエアコンでもよく効いています」と旦那様。すぐ前で子どもが遊んだり車が通っても騒音を感じないそうで、奥様も「子どもが泣いても、隣家から静かだと言われるくらい」と外張り断熱工法の高い気密性を実感していらっしゃいました。

手すりの設置などで家族全員が暮らしやすい住まいに

元々この土地にあった奥様のご実家は寄棟造の立派な家だったそうですが、H様ご一家は建て替えを決意されました。その理由のひとつに、お風呂などの段差や収納の少なさ、建物の老朽化による暮らしづらさがありました。
玄関や階段、トイレや浴室などに手すりをつけ、住まいの安全性を高めました。足を悪くされているお父様も「とても使いやすくなった」と大変喜んでいらっしゃいました。

他にも、水まわりには開閉時に負担の少ない引き戸を採用し、すべてのドアにソフトクロージング機構をつけています。また、階段に「ほたるライト」を設置。お父様はもちろん、まだ足元のおぼつかない小さなお子様や、お腹の大きな奥様を家の中の事故から守る工夫も随所に。誰にでも使いやすい配慮をすることで、毎日を安全に暮らせるわが家になりました。

モデルハウスやショウルームを活用して、家族みんなで家づくりを楽しむ

H様がテクノストラクチャー工法を知るきっかけになったのはモデルハウス見学会。気軽な気持ちでモデルハウス見学会に参加したという旦那様ですが「外観や内観をはじめ、太陽光発電システムなどの設備、間仕切れる子ども部屋など、かなり参考にして我が家に取り入れました。そこで、広いリビングを柱なしで実現できる強い構造に興味を持ち、地震に強いテクノストラクチャー工法に決めたんです」と話してくださいました。
H様が建築を依頼した工務店は、旦那様の地元の知り合いだったそうです。「間取りなど色々相談できたし、アドバイスもしてくれました。細かなことも確認してくれて、安心できました」と旦那様。

「当初は、設備は予算内で納まればいい、くらいにしか考えていなかったんです。でも、せっかくなら質の良いものをと勧められて、結果、納得できる家になりました」と話してくださいました。
工務店を住まいづくりのパートナーとして、「どんな家にしたいのか」というビジョンを共有し、的確なコミュニケーションを取ったことで、思い通りの住まいを実現できたようです。
奥様もモデルハウス見学会以降「それまで漠然としていた住まいづくりが一気に具体的になった」とおっしゃいます。その後もご家族そろってショウルームなどに出向き、実物を見学されたといいます。「ショウルームは最新の住宅設備が揃っていて、技術の進歩にびっくりするよ」とお父様。ご家族そろってのショウルーム巡りは住まいづくりの思い出にもなったようです。

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