~3社共同で検証を完了~
株式会社アシリレラ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:沼畑 幸二 以下:アシリレラ)、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役社長:石井 誠 以下:パナソニックIS)、アセンテック株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:佐藤 直浩 以下:アセンテック)はこのたび、アシリレラのRPAソリューション「ロボオペレータ」とアセンテックのプラットフォーム製品「リモートPCアレイ」の連携に関する検証※を完了しました。
これを受け、パナソニックISは、在宅勤務やテレワークなどの環境下でも安定的に稼働できるRPAとして、両商品を組み合わせたソリューションの提供を開始します。アセンテックは、RPAプラットフォームとして「リモートPCアレイ」を提供します。
■ 背景
企業のRPA導入においては、IT部門と業務部門で意思疎通がうまくできないことがハードルのひとつとなっており、特に変更や例外の多い業務では期待した効果が得られないケースも少なくありません。そのような場合は、現場主導で導入できる「デスクトップ型RPA」が有効となりますが、デスクトップ型RPAはロボットがPCを占有するため、手元にPCが1台しかない昨今のテレワーク環境下では、RPAを稼働できないという課題が生じていました。
■ 特長
アシリレラの「ロボオペレータ」は、IT知識不要・シンプルな操作で簡単にロボットを作成できる純国産のデスクトップ型RPAソリューションです。業務担当者の主導で導入できるため、スムーズな利用開始を実現でき、かつ軽微な業務変更にも容易に対応が可能です。
また、アセンテックの「リモートPCアレイ」は、1筐体に複数の物理PCカートリッジと仮想デスクトップに必要なコンポーネントを搭載したプラットフォーム製品であり、複数のRPAを本製品に集約することができます。
今回、両製品の連携検証を3社共同で行い、問題なく稼働することを確認しました。現場にフィットしたロボットを「ロボオペレータ」で簡単に作成し、在宅勤務やテレワークをしている中でも、「リモートPCアレイ」上でRPAを稼働させながら別の作業を行うことが可能です。また、オフィス勤務の環境下でも、RPA稼働用に別のPCを用意する必要がなく、省コスト・省スペース効果が期待できます。
パナソニックISは、両製品を組み合わせたソリューションを提案し、2022年度末までに110社への導入を目指します。
※管理端末(Windows10 Pro 1903 OSビルド18362.900)とリモートPCアレイ50(物理PCカートリッジ5本搭載、Windows10 Pro 1909 OSビルド18363.720)をOS標準のリモートデスクトップ(RDP)で接続し検証。
セミナーのご案内
2020年9月25日に3社共催オンラインセミナー「RPAは自分で作る!ニューノーマル時代の業務効率化成功のカギ」を開催します。
- 日時
- 2020年9月25日(金)11:00~11:50
- 主催
- パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
- 共催
- 株式会社アシリレラ、アセンテック株式会社
- 詳細・お申し込み
- https://event.is-c.panasonic.co.jp/public/seminar/view/1526