「オフィス業務自動化ソリューション」のラインナップを強化
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下:パナソニックIS)はこのたび、「オフィス業務自動化ソリューション」の新ラインナップとして、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:香田 敏行 以下:パナソニック ソリューションテクノロジー)製のAIチャットボット「WisTalk(ウィズトーク)」の提供を開始します。
パナソニックISは、EAI(Enterprise Application Integration:システム連携)事業を19年にわたり手掛けており、業務自動化に関する深いノウハウを有しています。また、2020年7月にはRPA(Robotic Process Automation)ソリューションの取り扱いを開始しました(2020年7月1日既報)。今回さらにAIチャットボットをラインナップに加えることにより、今後ますます重要性を増すであろう業務自動化に関して、あらゆる面で支援してまいります。
- 背景
- 感染症対策により、ヘルプデスクの効率化・合理化が課題
新型コロナウイルスの影響により、拠点の分散や在宅勤務などの対策を取った結果、多くの企業のヘルプデスクが、問い合わせ受付時間の短縮や電話対応の休止など、運用体制の変更を余儀なくされています。
対応可能な時間・ツールが限られる中、ヘルプデスクの人的リソースの効率化・合理化は、多くの企業にとって喫緊の課題となっています。
一方、コミュニケーションツールは若者を中心に電話やメールからチャットへと移行しています。敷居の低さやスピード感が理由であり、ビジネスシーンにおいても業務効率の改善や生産性の向上などDX(デジタルトランスフォーメーション)につながる事例が出始めています。
- 特長
- 高回答精度を誇るパナソニック独自開発AIエンジンを採用
AIチャットボット「WisTalk」は、社員・顧客からの問い合わせに対応するパナソニック独自開発AIエンジンを搭載したAIチャットボットサービスです。ユーザーが入力した質問内容をAIが理解し、回答を推測、自動的に適切な内容を回答することで、問い合わせ対応業務の負荷を軽減します。
パナソニックISでは、2019年10月より自社の社内ヘルプデスクに「WisTalk」を導入し、端末や社内システムの問い合わせを受け付けるチャットボットを開設しました。これにより、オペレーターの対応時間外である平日の17時30分以降もチャットボットで自動対応できるようになり、サービス向上につながりました。
【主な機能】
- 対話から質問候補を絞り込んで提案
- AIが質問の意味を理解することで、質問の趣旨に沿った選択肢を提示
- 画像、関連ファイルの添付でわかりやすい回答データの作成が可能
- 有人オペレーターへ接続
- 正答率・満足度・質問件数などの利用状況は、ダッシュボードで確認可能
今回提供を開始する「WisTalk」は、2022年度末までに100社への導入を目指します。
今般提供を開始するAIチャットボットの概要
- (1)提供開始日
- 2020年12月1日
- (2)標準価格
- お問い合わせください
- (3)目標
- 2022年度末までに100社へ導入
■「WisTalk」について
「WisTalk(ウィズトーク)」は、社員・顧客からの問い合わせに対応するパナソニック独自開発AIエンジンを搭載したAIチャットボットサービスです。
皆様の強力なパートナーとして問い合わせ対応業務の負荷を軽減します。
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社からのコメント
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社 働き方改革事業部門・執行役員 引場 慶一郎
パナソニックISが、自社で導入、運用した実績をもとに、「オフィス業務自動化ソリューション」のサービスラインナップとして、「WisTalk」の取り扱いを開始いたします。
弊社で提供しているICT×AI×現場知見をコアとした働き方改革ソリューションの中でも、AIを活用した「WisTalk」は、新しい生活様式への対応が求められる昨今の状況において、お客さまの業務効率化やビジネスの発展にお役立ちできると考えております。
弊社は、今後もパナソニックISと連携し、さまざまなビジネスシーンにおける柔軟な働き方や労働生産性の向上への貢献を通して、お客さまのビジネスの拡大を支援してまいります。
パナソニック インフォメーションシステムズについて
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は、製造業をはじめ幅広いお客さまに高付加価値のシステム・サービスをお届けするIT”サービス”企業です。
パナソニックグループのIT中核会社として、そのグローバルな事業展開を多様な業務システムで支援しています。また、その中で培った経験とノウハウを強みに、IT事業会社としてパナソニックグループ以外のお客さまに対してもトータルソリューションをご提供しています。