パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下:パナソニックIS)は、株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区 代表取締役社長:草野 隆史 以下:ブレインパッド)のシステム間連携を支援し、企業データ連携ツール「ASTERIA Warp(アステリア ワープ)」を導入しました。ブレインパッドは「ASTERIA Warp」とパナソニックIS開発のオプション製品「ASTERIA Warp Salesforceアダプター」を活用し、基幹システムの再構築に伴うシステム間の連携を1人月で実現しました。
- システム導入の背景
- 基幹システムの再構築に伴いシステム間連携が必要に
データ活用のリーディングカンパニーであるブレインパッドでは、基幹システムを日本の商習慣や自社の組織体制に合わせ再構築することを決定。従来から利用している顧客管理ソリューション「Salesforce」に加え、国産ERPやタイムレコーダーなど複数のシステムを組み合わせ、システム間をEAIで柔軟に連携する構成としました。
EAIの製品選定においては、「Bulk API」による大量データの一括連携が可能な「ASTERIA Warp Salesforceアダプター」の機能面を評価いただき、「ASTERIA Warp」が採用されました。
- 今回の導入ポイント
- 1人月で開発完了し、その後のブラックボックス化も抑止
ノーコード※で開発できる「ASTERIA Warp」と、「Salesforce」とのAPI連携を簡単に行える「ASTERIA Warp Salesforceアダプター」の活用により、システム連携部分は社内担当1名が1人月で開発。さらに、「ASTERIA Warp」の特長であるグラフィカルな開発環境によって連携フローを可視化できたため、開発後のブラックボックス化抑止にも貢献しました。開発効率化だけでなく、運用面でも大きな効果を発揮し、スクラッチ開発に比べると開発・運用工数7割超の削減(ブレインパッド調べ)となりました。
また、現場業務においても、ERPにアップロードされた請求書・納品書のダウンロードをASTERIA Warp経由で行うことにより、手作業の50%以上の時間短縮を実現しました。
現在は、プロジェクト工数や売上といった社内データの分析基盤としても「ASTERIA Warp」が活用されており、「Amazon QuickSight」や「Microsoft Power BI」などのBIツールへの連携を効率的に実現し、スピーディな経営判断の一助となっています。
ノーコード : ソースコードを書かなくてもソフトウェアやアプリ等の開発ができる仕組み
連携イメージ
株式会社ブレインパッドからのコメント
株式会社ブレインパッド コーポレート本部 情報システム部 塩山 裕樹 様
弊社の各システム間のデータ連携を実現するにあたり、ノーコードで開発を進められたため、とてもスムーズにERPの導入を実施できました。また、細かな仕様変更や連携タイミングの変更などに柔軟に対応できる点は、ASTERA Warpのメリットであり、開発においても助かりました。
今後は、基幹システムだけでなく社内データの分析基盤の中心を担うシステムとしてASTERIA Warpおよび、
Salesforceアダプターをより活用していきたいと考えています。
ブレインパッド様について
- 社名
- 株式会社ブレインパッド
- 代表者
- 代表取締役社長 草野 隆史
- 本社
- 東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
- URL
- https://www.brainpad.co.jp/
- 設立
- 2004年3月18日
- 資本金
- 597百万円(2021年9月30日現在)
- 従業員数
- 437名(連結、2021年9月30日現在)