製品特長・エクステリア部材について

ピタンコフードについて

ピタンコフード

  • 業界初、誘引加速型ブレードとサイドアップ水切板を採用
    気流解析を駆使し、汚れの原因となる排気流が壁にあたるのを防ぐ構造を開発。
    誘引加速型ブレードとサイドアップ水切板で、従来発生していた壁面汚れを大幅に低減します。
  • 三面コーキングで、より確実な防水を実現
    新開発のコーキングポケット構造により、三面コーキングを実現。
    コーキングのはがれ、浮きをなくして耐久性を高め、長期間防水性能を維持します。
  • 施工性と外観デザインを向上
    コーキングポケット構造により容易で確実な施工性を実現。
    コーキングのはみ出しが目立たず、建物の外観をそこなわないデザイン性を実現。
  • 選べるバリエーション
    豊富なバリエーションから用途に応じた機種が選べます。

ピタンコフードの壁面汚れ低減構造

フード先端の風速をアップさせるブレード形状と誘引効果を加速させる2段ガラリを合体させることで排気流を壁面から遠ざけることを実現。
さらに、水切板の形状と両端部のサイドアップ形状を融合させることで旋回気流を抑制し、総合効果として壁面汚れを大幅に低減します。

ピタンコフードの壁面汚れ低減構造

ピタンコフードの排気流の流れ

ピタンコフードの排気流の流れ
上の画像をクリックすると動画をご覧いただけます。

三面コーキングによる確実な防水性・外観デザイン向上

従来のフードコーキングは三角コーキングのため安定した施工が困難でしたが、フード外周部にコーキングポケットを設けることで三面コーキングとして確実な作業が可能になり、より確実な防水効果が期待できます。

三面コーキング 三面コーキング

コーキングポケットにコーキングを充填するだけの作業になり、より簡単に作業ができるとともにコーキングのはみ出しがなく外観仕上げもきれいにできます。

三面コーキング三面コーキング

ピタンコフードラインアップ

用途から選べる全42 機種の豊富なバリエーション

タイプ 外観 接続径 仕様 防火ダンパー 用途 主な使用部位
標準タイプ φ75~
φ150
着脱ガラリ付
着脱ガラリ・防虫網付
72℃仕様
120℃仕様
給気
排気
戸建、集合住宅での24時間換気、局所換気に。
薄壁仕様 φ100
φ150
着脱ガラリ付
着脱防虫網付
72℃仕様 給気
排気
薄壁で室内機器と干渉する部位に。
風圧シャッター付仕様 φ100
φ150
着脱ガラリ付 - 排気 浴室など外気の侵入が気になるところに。
防音仕様 φ100
φ150
着脱ガラリ付
着脱防虫網付
72℃仕様
120℃仕様
給気
排気
幹線道路や線路周辺等、音の侵入が気になるところに。

防風板付フラットフード

防風板付フラットフード

  • 2重整流構造を採用
    排気流を壁面から離すことで、汚れを軽減します。
  • 2ピース構造を採用
    防虫網の清掃・防火ダンパーのメンテナンスが容易。
    壁面へのビス止め可能、より安全で確実な施工。
  • フルフラットの形状を採用
    防風板をフルフラットにし、スッキリとしたデザイン
  • 耐外風性能のアップ
    高層マンションなどの建物の下から吹き上げる風に対し、効果があります。

2重整流構造による排気流の比較

一般的な防風板付フード
一般的な防風板付フード
排気流が防風板に、はね返ることにより壁面への汚れが発生し易い。

防風板付フラットフード
防風板付フラットフード
当社独自の風向形状を開発することにより、排気流が壁面に当たりにくく、汚れを軽減します。
(軒天近傍に設置した場合、軒裏が汚れる恐れがあります。)
上の画像をクリックすると動画をご覧いただけます。

防風板付フラットフードの風雨浸入低減構造

防風板付フラットフード
当社防風板付フラットフードでは壁を伝って流れる雨は襟巻板の”かえり部”によって開口部からの浸入を防止します。一方、上部の開口から直接浸入した雨は防風板の円錐形により、下に滴下する構造となっています。(吹き上げ風浸入低減効果)

一般的な防風板付フード
一般的な防風板付フードは開口部が広く、防風板の内側に雨の浸入があります。このとき、下からの吹き上げの風によって、雨がフード内に吸い込まれる現象があります。

2ピース構造でメンテナンス性の向上・確実な施工
2ピース構造でメンテナンス性の向上・確実な施工
防風板とベース部分を2ピース構造にすることにより、防虫網の清掃・防火ダンパーのメンテナンスが可能です。
又、ベース部分にビス止め用半抜き穴を設け、壁面へのビス止め施工ができるため、より安全で確実な施工が可能です。