しているのか、
そのメカニズムと
次亜塩素酸のはたらきである
「酸化」についてご紹介します。
次亜塩素酸(HOCl)は、強力な酸化剤の一種です。
菌やウイルス、ニオイを「酸化」することで不活化、除菌・抑制、脱臭します。次亜塩素酸分子(HOCl)のうち、Cl+が分解力を発揮することで強力な酸化分解力となります。
次亜塩素酸(HOCl)は、H(水素原子)、O(酸素原子)、Cl(塩素原子)が結合した分子です。
このうち酸化力の要となる塩素Clは、安定な「Cl-(塩化物イオン)」になりたいのですが、HOCl内では電子(e-)は酸素原子に奪われており、より不安定なCl+になっています。
Cl+は安定なCl-に比べると電子が2個不足し不安定な状態なので、このCl+は電子を探して周りにあるさまざまな物質と反応し、電子を2個(2e-)奪いながら安定なCl-として落ち着いていくことになります。
この他の物質から電子を奪う現象が「酸化」であり、この過程で除菌・脱臭などの効果を発揮します。
不足している(必要とする)電子の数が多い
=電子を奪うチカラが強い
=酸化力が強い
これが次亜塩素酸(HOCl)の酸化力が高い理由です。
化学反応でニオイ成分を分解します。
ニオイの元から除去するため、ニオイ戻りが少ないです。
次亜塩素酸は菌やニオイなどに含まれるアンモニア性窒素と反応し分解を行う際、クロラミンと呼ばれるニオイ物質などが発生します。
このクロラミンは塩素系(消毒)のニオイとして知られており、遊泳用プールのニオイが有名です。プールのニオイは「除菌・脱臭している証拠」なのです。
※「次亜塩素酸ラボ」掲載の情報は、当社の技術研究成果もしくは研究中の内容であり、商品による効果ではありません。商品の効果・効能については、商品ページにてご確認ください。