エコアイディア宣言の2015年活動内容
エコアイディア宣言から4年後の、それぞれの取組みと成果を掲載しています。
【1】製品によるCO2削減の取組み
[1-1]ダントツGP(グリーンプロダクツ)製品を拡大し、製品使用時のCO2排出量を削減しています。
2015年度:42機種完了(2015年11月01日現在)。年間45機種を計画
2014年度:39機種完了
※ダントツGPは業界トップクラスの環境性能を有する商品です。
<ダントツGPの事例>
[1-2]洗浄機能付自動運転レンジフードが、省エネ大賞経済産業大臣賞を受賞
一般財団法人省エネルギーセンターが主催し、経済産業省が後援する平成26年度「省エネ大賞」にて、「洗浄機能付自動運転レンジフード」が、製品・ビジネスモデル部門で「経済産業大臣賞」を受賞しました。
【2】環境エンジニアリング事業による環境貢献 詳しく見る
・太陽光発電・風力発電システムの提供を通じて、再生可能エネルギーの利用拡大に貢献しています。(2014年度 納入設備の発電能力:23,010kw)
・機械から食品まで各産業の特徴ある排水に適した処理設備を提供しています。(2014年度 年間推定処理水量:180万m3/年)
パナソニック環境エンジニアリング事業の詳細はこちらです
【3】生産活動によるCO2削減の取組み
[3-1]パナソニック環境エンジニアリングによる簡易省エネ診断
春日井工場:省エネ診断を実施。17項目の改善事項を挙げた。
[3-2]冷温水の制御弁設置によるエネルギー削減
中国順徳工場:冷温水源(H&C)と金型の距離短縮による、蒸気と水の供給エネルギー削減
【4】資源循環の取組み
マテリアルフロー分析を導入し、できる限り効率的に部品を生産できるよう取組んでいます。また、設計段階からの材料削減、再生樹脂などの再生材利用拡大にも積極的に取組んでいます。
※マテリアルフロー分析:物質の流れを定量的に分析し、その値により環境への負荷を評価する方法
<板金部品の取組み事例>
材料幅を最適化し、材料ロスを削減
【5】地域と共生する取組み
[5-1]小学校工場見学を受入れ
2012年から工場見学受け入れを再開。2014年度4校、2015年度3校の春日井市の小学生のみなさんにご見学いただきました。
[5-2]環境に関する出前授業
2011年より、小学5年生を対象として環境に関する出前授業を実施。延べ42校訪問。
[5-3]第10回環境絵画コンクール
【こんな未来になったらいいな】をテーマに募集した環境絵画コンクールには251作品の応募がありました。
[5-4]春日井まつりのエコワールドに出展
春日井まつり『エコワールド』に出展し、工作教室を実施。約2,300名の方にご来場いただきました。
[5-5]夏休み親子教室
お父さん、お母さんはどんな仕事をしているんだろう?をテーマに名古屋市立大学との協同実施。夏休みを利用して10組の親子に環境教育と働く現場をご見学いただきました。
[5-6]河川清掃活動
春日井環境パートナーシップ会議主催の庄内川アダプト活動に参加。
【6】成果
[6-1]商品によるCO2削減貢献量
グリーンプロダクツの創出により、商品使用時のCO2排出量を削減しました。
グリーンプロダクツにより削減されたCO2削減貢献量
2014年度は、174万トンを達成しました。
ダントツGP(グリーンプロダクツ)の進捗
2014年度は、39機種の商品をダントツGPとして認定しました。2015年度は、45機種の計画に対し、既に42機種を認定しています。(11月1日現在)引き続き環境性能に優れた商品を開発します。
[6-2]生産活動におけるCO2削減貢献量
生産工程の省エネなど各種取組みで、CO2を削減しました。グローバルでのCO2削減貢献量は、2万t以上を継続しています。
生産におけるCO2削減貢献量の推移
基準年(2005年)の生産設備で、同じ量を生産した場合と比べての削減量。
生産におけるCO2排出量の推移
生産に使用した電気、都市ガス等のエネルギーをそれぞれの排出係数※でCO2排出量に換算した値。※排出係数は、パナソニックグループ統一。
[6-3]資源循環
リサイクル材などの利用により、再生資源利用率を高めます。
再生資源利用率の推移
2014年度18.2%を達成しました。