子どものためにつくられた建築の美しい図面を展示
児童向けの出版社ほるぷの依頼により、菊竹清訓(1928-2011)が青森県黒石市に設計した小さな図書館「黒石ほるぷ子ども館」の貴重な手描きの設計図面をご覧いただきます。図面には、青森特産品のりんごをモチーフにした微笑ましいカーペット(デザイン:植松国臣)が描きこまれています。
彫刻家イサム・ノグチの遺作の初公開資料
彫刻家のイサム・ノグチ(1904-1988)が最晩年にたずさわったランドスケープの作品、札幌のモエレ沼公園。イサム・ノグチ直筆のマスタープランの図面が初めて展覧会に出品されます。ノグチは1930年代から、庭や子どものための遊び場を空間の彫刻としてたびたび計画しています。
子どもたちのヒーロー、ウルトラ怪獣のデザイン画を展示
美術家、特撮美術監督、デザイナーと幅広いジャンルで活躍した成田亨(1929-2002)は青森県ゆかりの作家です。青森県立美術館所蔵のコレクションから、高度成長期以降の子どもたちの心をつかんできた、ウルトラ怪獣のデザイン原画を出品します。