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MATCH INFORMATION
試合詳細

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第7節

HOST

埼玉WK

34

20

前半

17

14

後半

0

17

東京SG

熊谷(埼玉)

2022年02月26日(土) 13:30 KICK OFF
前半
後半
前半
後半
2
1
T
2
0
2
0
G
2
0
2
3
PG
1
0
0
0
DG
0
0
20
14
小計
17
0

STARTING MEMBER

  1. 1

    稲垣 啓太

  2. 2

    坂手 淳史

  3. 3

    平野 翔平

  4. 4

    長谷川 崚太

  5. 5

    ジョージ クルーズ

  6. 6

    ベン ガンター

  7. 7

    ラクラン ボーシェー

  8. 8

    ジャック コーネルセン

  9. 9

    内田 啓介

  10. 10

    松田 力也

  11. 11

    マリカ コロインベテ

  12. 12

    ハドレー パークス

  13. 13

    ディラン ライリー

  14. 14

    竹山 晃暉

  15. 15

    山沢 拓也

ゲームキャプテン

RESERVE MEMBER

MATCH REPORT

マッチリポート

昨シーズンの優勝カードを一目見ようと、会場に集まったラグビーファンは7,106人。青と黄色のコントラストが青空に映える中、試合はキックオフを迎えた。

キャプション

前半

まずはこの試合フルバックとして先発出場した山沢拓也選手がボール持って左端で当たる。一度グラウンド中央までボールを戻した所でオフサイドのペナルティーを誘えば、ペナルティーゴールを選択。前半3分、3点を先制した。
第5節のSA浦安戦以来、今季2試合目の先制点。好調なスタートを切る。

各国のキャップホルダーが多数集結した今節。登場人物も豪華絢爛だ。
ハドレー パークス選手(ウェールズ代表)が強烈なタックルを受けた相手は、東京SGのケレビ選手(オーストラリア代表)。ボールを出せずノットリリースザボールで一度は陣地を下げられるが、すぐさま相手ボールのラインアウトをスティール。そのまま展開するとベン ガンター選手が強く当たり、松田力也選手が蹴り上げたハイボールを山沢選手が収め、坂手淳史キャプテンやディラン ライリー選手らの強いボールキャリーで前進を図った。
しかし東京SGにジャッカルを決められペナルティー2つ目。自陣22m内でのラインアウトモールから中央で細かくパスを繋がれてしまい、最後は大外でトライを許した。前半10分、3-7。

キャプション

前半13分、今度はマイボールラインアウトをスティールされると、思わずオフサイド。東京SGのFBマッケンジー選手(ニュージーランド代表)にPGを決められ、更に3点を献上する。

一度落ち着きたい埼玉ワイルドナイツだったが、その僅か4分後。再びマイボールラインアウトを取られてしまうと、東京SGの強いボールキャリアがグラウンド中央でDFの人数を集める。細かくボールを繋がれれば、2トライ目。前半18分で3-17、勢いに乗る東京SGのアタックは、分かっていても止めることが難しい。

しかし、14点差をつけられようとも全く焦っていなかった埼玉ワイルドナイツ。ここからが真骨頂だった。

前半20分、相手のペナルティーから敵陣深くまで陣地を進めると、ラインアウトからモールを組むと見せかけガンター選手がモール脇を走り込んでトライ。松田力也選手のゴールも成功し、10-17。点差を縮める。

キャプション

このコンバージョンキックを蹴るまでの僅かな時間で、ベンチメンバーとピッチ上の選手たちとでいくつか言葉を交わす。堀江翔太選手はSH内田啓介選手を呼び寄せ、DFの指示を。布巻峻介選手はFB山沢選手にアタックのスペースを、それぞれ伝えた。ベンチに控えるベテランたちとグラウンド内の選手たちとの連携が、心強い。

ファーストスクラムが組まれたのは前半22分。センターライン付近でマイボールを投入すると、ブラインドサイドのマリカ コロインベテ選手にボールを渡す。相手DFを華麗に交わしたコロインベテ選手が、およそ20mの強烈なゲインで会場を沸かせた。

前半29分、埼玉ワイルドナイツボールで再びスクラムを組むと、今度は綺麗にひとつずつ外に開いていく。ライリー選手が絶妙な間合いから縦に大きく突破すれば、内に返し内田選手が走り込む。更にサポートについた松田選手へパスを試みるも、インテンショナルノックオンで軌道を阻まれた。
敵陣でのペナルティーに松田選手が再びショットを選択すれば、13-17。早くも3点差まで詰めた。

キャプション

DFの局面になると、リザーブメンバーはウォーミングアップする足を止めベンチ前から声を張る。
前半31分、ジョージ クルーズ選手のタックルからガンター選手がジャッカルを決めた瞬間、レフリーの笛が吹かれるよりもはるか早く右の鼓拳を空に突き上げたのは、グラウンドの外で攻防の行方を見守っていた小山大輝選手。チームの一体感を感じる。

敵陣22mラインアウトからモールを組むと、客席から拍手で後押しがかかった。ロールアウェーの反則で更に5mまで進めると、またしてもラインアウトモール。東京SG堪らずオフサイドに、3度目のラインアウトモールで押し込み切った。前半39分、ついに20-17と逆転する。

地面にボールを押し込んだHO坂手淳史キャプテンは、喜びも束の間モールの中で倒れ込んだ相手選手を避けメディカルスタッフにスペースを与えるよう仲間に声を掛けた。トライを喜ぶよりもまずは倒れた相手選手を気に掛ける坂手キャプテン、紳士たるラグビー選手である。

前半終了のホーンが鳴ってもなお、攻め込まれた埼玉ワイルドナイツ。ガンター選手が再びのジャッカルに入れば、誰もがタッチに蹴り出し試合を終了させるかと思われた。
しかし山沢選手は冷静に相手選手の動きを観察すると、タップキックからボールを持ち出し試合を続行させる。
「トライまで持っていこうと思っていました。というのも、自分たちもそうですが特に相手の方が疲れていて。流れ的に『もうこれで前半終わらせるだろう』みたいな空気があった中で、裏に戻っている選手もいないし、10mバックしている選手もいなかったので、そこを狙っていきました。自陣でしたが、トライまでいければ一番良かったなと思います。(山沢選手)」

試合終了間際の、なんとも山沢選手らしい判断に会場も驚く。結果トライまでは繋がらなかったが、20-17、3点のリードで前半を折り返した。

後半

後半最初の得点も埼玉ワイルドナイツが奪う。マイボールスクラムからまたしてもコロインベテ選手がスクラム横で当たりポイントを作れば、ホールディングを獲得。松田選手がしっかりとPGを決め、23-17。差を広げる。

東京SGも黙ってはいない。
ケレビ選手の強さに少しずつ人が集められ、また陣地も確実に前進されると、ノットロールアウェーの反則を取られてしまう。後半10分、マッケンジー選手にPGを狙われるが、ここはゴールポストを外れた。

ラグビーの素晴らしさを感じる最たるシーンが、後半11分。
同じタイミングで交代した坂手キャプテンと、東京SGのフロントロー陣。ピッチの外に出た4選手が、ともに健闘を称え合い肩を寄せ合った。坂手キャプテンに代わって登場した堀江選手も、東京SGの退くフロントローたちとハイタッチを交わしながら自チームの円陣に向かう。
互いを認め合う、良きライバルだからこその姿。なんともラグビーらしく、そして日本最高峰の戦いを演じる両チームだからこそのリスペクトが、そこにはあった。

キャプション

たとえパスが乱れてもボールを収め、また守備ではドミネートタックルを決めるライリー選手が13番を背負う有難さを痛感する、26点目。
後半19分、PGで3点を追加し26-17と引き離した。

埼玉ワイルドナイツにとって新ルール「50:22」が効果を大きく発揮したのは、リザーブから登場した小山選手のキックだった。そのラインアウトからガンター選手、ヴィンス アソ選手、ラクラン ボーシェー選手らがボールの中継地点に立つ中で獲得したペナルティー。ここでも松田選手が落ち着いてPGを成功させると、後半31分、気付けば29-17と12点差に広がっていた。

キャプション

圧巻のプレーは、その僅か1分後。
早いディフェンスラインの出足で相手にプレッシャーを掛けると、ボールが乱れた所冷静に対応したのはラクラン ボーシェー選手。すぐさまライリー選手、大外のコロインベテ選手にボールを渡せば、サイクロンの異名を持つコロインベテ選手が強烈な左サイドでのランでゴール目前まで迫った。ゴール目前で内に返し、ライリー選手が2選手に抱えられながらもしっかりとボールを地面につける。

DFからアタックに変わった瞬間、一気に取り切るそのトランジションの精度が埼玉ワイルドナイツの武器である。そして外には山沢選手が、内側には小山選手・アソ選手らが更にサポートに走り込み、B案C案に対応出来る余地を残してのトライ。
コンバージョンキックは不成功となったが、34-17。2トライ2ゴールでは追いつけない点差まで広げた。

キャプション

スクラムで獲得したペナルティーは、後半だけで2つ。山沢選手やコロインベテ選手らバックス陣も笑顔でFWに駆け寄り、肩を叩いた。試合を重ねる度にチームとしての結束力が高まっていることを実感する。

後半最終盤の10分弱。東京SGに自陣深くまで攻め込まれ、更には2つのペナルティーを取られたが、しかしチームディフェンスで守り切った埼玉ワイルドナイツ。

80分終わってみれば、ダブルスコアでの勝利。埼玉ワイルドナイツが天王山を制した。

キャプション

試合後記者会見

■ロビー ディーンズ監督

本日の結果に大変満足していると同時に、それ以上に選手一人ひとりのパフォーマンスに心から満足している。試合が進むにつれ相手に与えるプレッシャーも徐々に増え、後半最後、相手にプレッシャーを掛け続けられたことが結果に繋がったと思う。本日は素晴らしい天候に恵まれ、ファンの皆さんもラグビーを心から楽しめた1日になったのではないでしょうか。
東京SGさんのような素晴らしいチームと対戦するときは、全てのプレーが自分たちに味方することはない。今日は苦しい時間帯もあったが、チームとして良いラグビーが出来たと思う。世界中のどの大会にも匹敵する素晴らしい試合がお見せ出来たのではないか。

■坂手 淳史キャプテン

試合が終わった今、僕たちが求めていた結果を得られたことは嬉しい。今日の試合は、長谷川崚太選手、布巻峻介選手がワイルドナイツで50キャップという記念すべきゲームだった。勝利で飾れたことが嬉しい。
特に前半の最初は難しい時間帯もあったが、自分たちのやるべきプレーを常に考えコミュニケーションを取りながらずっと繋がり続けることが出来た。そこにはすごく自信を持っているし、満足している。ここから更にレベルを上げるにはどうしたらいいか、チームで共有出来ている。1ランク2ランク、レベルを上げていきたい。

■稲垣 啓太選手

前半はやはり堅い試合になった。勢いを作らせないようゲームに入っていこうとしていたが、東京SGも元気があり、最初は少しトライを取られてしまった。後半は0点に抑えることが出来たので、我々のDFは機能していたと思う。
前半を終えて3点差だったが、危機感はなかった。自分たちのやるべきことははっきりしていたし、精度もそこまで悪くなかった。後半の入りからしっかり詰めていければ、最終的に自分たちがスコアを重ねて勝てるという自信はあった。

■堀江 翔太選手

DFリーダーとして意識していることは、チーム全体がDFしやすいように、自分たち一人ひとりの役割が分かり易いように声を出し続けるということ。
前半20分は「そりゃそうなるわな」という想定内。ただそうした時に「こうした方が良い」というものを僕なりに持っていたから、それが上手くはまったかな、と思う。チームとして準備してきたものが出せた。

■ベン ガンター選手

準備したゲームプランが機能した試合だった。試合の中で上手く行かなかったことももちろんあったが、チームとして適応していけたことが今日の結果に繋がったと思う。そしてベンチから出てきた選手たちが間違いなくインパクトを与えてくれた、そこが勝因だと思う。フィールドの中でもリーダーが率先してチームの方向性を示してくれていた。

■松田 力也選手

前半は自分たちが我慢できなかった所から失点されてしまったが、そこから良い切り返しが出来、自分たちがゲームにアジャストした結果、前半をクロスゲームに持っていけた。後半は終始ゲームをコントロール出来ていたと思うし、自分たちのやりたいラグビーが出来ていたと思う。
今日は山沢選手が一緒に出ていたので、セットプレーからどういうアタックをするのか、僕の考えと山沢選手の考えを話しながら出来た。スペースを見る所も、僕が構えた方にDFが来たら山沢選手がキックを蹴ってくれたので、一緒にいてすごく助かるし頼もしい。良いアクセントが加わってきているので、アジャストしてもっといい形にしたいと思う。

■マリカ コロインベテ選手

序盤20分程苦しい時間帯もあったが、その中でも1週間準備してきたことをやり続け、チームとしてファイトし続けるということをテーマとしていた。その結果、徐々に試合の流れが私たちに味方するようになってきて、後半ベンチから出てきたメンバーが本当に良いインパクトを与えてくれた。このような結果に繋がったことを嬉しく思う。
結果として毎試合トライを取ることが出来ているが、フォーカスがトライにあるわけではなく、自分の仕事、自分の役割を徹底することが結果としてトライに繋がっている。ただ決して自分だけのトライではなく、全てはチームとしてのトライだと思っている。FWが内側でハードワークをしてくれた結果外にスペースが空いて、最終的に自分にボールが回ってくることでトライを取れている。

■山沢 拓也選手

特に前半は相手のペースになってしまった時間帯もあったが、試合を通して自分たちのペースの方が割合として多くなった結果、試合にも勝つことが出来たと思う。特に後半はディフェンスで相手に良いプレッシャーを与えることが出来ていたので、DFとしての収穫があった。
スタートからFBで試合することは今までの経験でもほぼなかったので、特に前半はあたふたし上手く行かなかったプレーも多かった。そこは課題だが、それ以外は楽しみながらプレー出来たと思う。

試合経過

  1. 試合開始

    埼玉WKボールのキックオフで試合開始

  2. 前半3分

    埼玉WK、松田 力也 ペナルティーゴール成功 3-0

  3. 前半8分

    東京SG、埼玉WK陣22mライン付近右ラインアウトからモールを作りその後展開し連続攻撃、最後は大外に展開し左中間にトライ、ゴール成功 3-7

  4. 前半13分

    東京SG、ペナルティーゴール成功 3-10

  5. 前半17分

    東京SG、東京SG陣中盤左端でキックレシーブし展開、中央でラックを作り左に振り返し左中間で前進しラックを作ると次簿フェーズでパス・オフロードパスを駆使しラインブレイク、最後にオフロードパスを繋ぎ左中間にトライ、ゴール成功 3-17

  6. 前半20分

    埼玉WK、敵陣ゴール前約6m左ラインアウトから右サイドを狙いベン ガンターが左中間にトライ、松田 力也 ゴール成功 10-17

  7. 前半29分

    埼玉WK、松田 力也 ペナルティーゴール成功 13-17

  8. 前半38分

    埼玉WK、敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを作り、力強く押し込み坂手 淳史が左中間にトライ、松田 力也 ゴール成功 20-17

  9. 前半終了

    埼玉WK 20 - 17 東京SG

  10. 後半開始

    東京SGボールのキックオフで後半開始

  11. 後半0分

  12. 後半7分

    埼玉WK、松田 力也 ペナルティーゴール成功 23-17

  13. 後半11分

    [選手交代]坂手 淳史堀江 翔太

  14. 後半19分

    埼玉WK、松田 力也 ペナルティーゴール成功 26-17

  15. 後半22分

  16. 後半23分

  17. 後半31分

    埼玉WK、松田 力也 ペナルティーゴール成功 26-17

  18. 後半32分

    埼玉WK、自陣ハーフライン付近でラクラン ボーシェーがこぼれ球を拾いターンオーバー、直ぐにアタックに切り替え前進しながらディラン ライリーにボールを繋ぐと大外のマリカ コロインベテにパスを繋ぎラインブレイク、ゴール前でオフロードパスを繋ぎディラン ライリー、トライ、松田 力也 ゴール不成功 34-17

  19. 後半34分

    [選手交代]ベン ガンター布巻 峻介

  20. 試合終了

    埼玉WK 34 - 17 東京SG

GALLERY

ギャラリー

  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第7節 速報
  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第7節 part1
  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第7節 part2
  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第7節 part3

MATCH PREVIEW

試合の見どころ

昨季のトップリーグ決勝戦で激闘を繰り広げた東京サントリーサンゴリアスとの、レギュラーシーズン唯一の試合がキックオフを迎える。

東京サンゴリアスは現在勝ち点28。伝統とするアグレッシブアタッキングラグビーで、首位を独走する。
対する埼玉ワイルドナイツは、勝ち点10を追いかけ4位。タックル成功率とセットプレーの成功率(スクラム成功率、ラインアウト成功率)で東京サンゴリアスを上回り、例年通りディフェンスから流れを作れば一瞬でトライを取りきる。

ディフェンスの埼玉ワイルドナイツか、アタックの東京サンゴリアスか。
矛と盾の戦いを制するのはどちらか。日本ラグビー最高峰の戦いを、見逃すな。

今節の注目ポイント

①トライランキング上位4人が集結

トライ数6でランキング首位に立つのが、竹山晃暉選手と東京SGのショーン マクマーン選手。同3位には、トライ数4でマリカ コロインベテ選手と東京SG齋藤直人選手が続く。
この試合でも間違いなくスコアラーとして最有力候補の4選手。ボールを持った時の動きに、注目だ。

②フルバック対決

ダミアン マッケンジー選手と山沢拓也選手。2つの異なるフルバック像ながら、しかしともに最後尾から相手にプレッシャーを掛ける姿は共通する。
オールブラックスのマッケンジー選手か、ナチュラルに自らのプレーを楽しむ山沢選手か。フルバック対決から、一瞬たりとも目が離せない。

試合直前インタビュー

■ロビー ディーンズ監督

素晴らしい試合になることを、選手・コーチ・スタッフ一同とても楽しみにしています。おそらくファンの皆様も楽しみにしてくださっている試合ではないでしょうか。
東京サンゴリアスも埼玉ワイルドナイツも、ポジティブなラグビーをするチーム。ともにタレントが揃っているので、戦略・戦術が試される試合になると思います。
間違いなく言えることは、両チームともに対戦相手の分析をして、きちんとオーガナイズして試合当日を迎えるであろう、ということ。互いの強みを最大限に出し合うゲームになるでしょう。今週末の試合に向け準備しているものはありますが、東京サンゴリアスさんも試合前に手の内を明かしたことはないと思いますので、我々も試合当日まで大事に取っておき、グラウンド上で皆様にお見せします。
良いラグビーの祭典になるような、素晴らしい一日にしたいと思います。

――試合のポイントは

両チームとも昨年とほとんど同じようなメンバー構成で臨むのではないでしょうか。東京サンゴリアスさんはボーデン バレット選手からダミアン マッケンジー選手に代わりましたが、どちらもワールドクラスの選手。マッケンジー選手の方が横の動きを得意としていると思うので、そこを警戒しながらこの試合には臨みたいと思います。マッケンジー選手が15番からライン参加することは大変脅威です。

――福井翔大選手について

福井選手はこれまで良いプレーを続けていると思います。彼自身の最近の成長をとても感じます。それはプレーだけでなく、一プレーヤーとして、一人の人間として大人の階段を上っているからです。スキルは高校生の頃からありましたが、フィジカルも強くなっています。今後もフィジカルを兼ね備えることで、非常にパワフルな選手になっていくと思います。

――稲垣啓太選手について

稲垣選手は見ての通りですね。コーチ、ファンが期待したものを必ず発揮してくれます。少し疲れていた時期があるかもしれませんが、現在の状況、チームメイトと戦うことをエンジョイしていると思います。まだまだ伸び代もありますし、セットピース以外でも大きな役割を果たしてくれています。オフフィールドでも生活の充実を聞いておりますので、幸せな選手なのではないでしょうか。

■稲垣 啓太選手

試合については、尻上がりに調子がどんどん良くなっていると思います。堀江さんも言っていましたが、今まで積み上げてきたものが2週間活動停止になったぐらいで失われるわけではない。本当その通りです。
ただ、文化として積み上げてきたものを試合で出せてはいるのですが、それが100%出せているかと問われるとそうではない。そういう課題に、いま少しずつ取り組んでいる所です。

――昨季に比べ反則が多い

3、4節は10個以上。5節で1桁に減って、前節も1桁代。しかしまだ多い印象がありますね。なぜ多い印象があるかというと、不容易なペナルティがあるから。我々はディフェンスを強みとしているチームだからこそ、DFでプレッシャーを掛けることが出来るのに「なぜそこでペナルティをかけファイトする必要があるのか」という所があります。
DFの最大の目的はボールを奪い返すこと。ボールを奪い返すためには、ブレイクダウン・ボールの争奪戦でチャレンジすることは必要なことです。でもレフリーが「このボール争奪戦のシチュエーションは反則とみなします」という合図を出しているのに、そこでファイトし続けてしまったり、争奪戦に行くまでの立ち位置でのペナルティがあったり。そういった対応力とイージーなミスが目立ちますね、正直。
レベルが上がれば上がるほど、簡単なミスで3点を奪われてしまいます。僕は常に、イージーミスについてしか言っていません。だから引き続き、みんなに声を掛けていきたいと思います。

■福井 翔大選手

考えすぎたら空回りしてしまうので、東京サンゴリアス戦についてはあまり考えないようにしています。シーズン通しても、漠然と「出来る限りの準備を一週間でやり切る」ということに注力しているんですよね。堀江さんから教えてもらったのは「試合では練習以上のものは出ない」ということ。練習をやり切ることに、まずはフォーカスしています。

EVENT

イベント情報

★開場時間

開場:12時

★スペシャルゲスト来場

今節、TRFのYU-KIさんとDJ KOOさんの来場が決定!一緒に熊谷会場で盛り上がりましょう!
※観戦マナーの徹底はよろしくお願いします!

画像:TRFのYU-KIさんとDJ KOOさん

TRF(プロフィール)1992年に小室哲哉プロデュースのもと、YU-KI、SAM、ETSU、CHIHARU、DJ KOOの5人からなるテクノ・レイヴ・ユニット「TK Rave Factory」を結成。
94年から95年にかけてリリースしたシングルが5作品連続でミリオンセラーとなり、トータル2100万枚以上のCDセールスを記録。2012年6月にエクササイズDVD「EZ DO DANCERSIZE」を発売し、シリーズ累計350万枚を突破するセールスを記録した。
2022年9月でTRF結成30周年を迎え、2023年2月25日よりTRFデビュー30周年がスタートする。
リンクアイコンhttps://trf.avexnet.or.jp/別ウィンドウで開く

★スタジアムMC

画像:保井ひろゆきさん

保井ひろゆき【略歴】
埼玉県出身の情熱系MC、別名“MC PASSION”
主にスポーツの場内MCやラジオパーソナリティ、ナレーションなどを中心に活動!
埼玉愛とワイルドナイツ愛で会場を盛り上げます!
リンクアイコン http://yasupuresso.com/保井ひろゆき/別ウィンドウで開く

★スタジアムMCアシスタント

画像:kolme 秋元瑠海さん、早坂香美さん

kolme 秋元瑠海・早坂香美【略歴】
エイベックス・マネジメント所属、3人組ガールズグループ「kolme」から秋元瑠海・早坂香美が担当!
誰にも負けない、ワイルドナイツ愛で会場を盛り上げます!
リンクアイコンkolme https://lit.link/kolme別ウィンドウで開く

★出店情報

【2月25日更新】

▶ 出店情報はこちら

★埼玉ワイルドナイツ オフィシャルグッズ紹介

《アンダーアーマー》スウェットフーディー

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《アンダーアーマー》ユースレプリカTシャツ

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《アンダーアーマー》レプリカジャージ2022

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フリースポンチョ

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《NEW ERAコラボ》ベーシックカフニット【W】

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リンクアイコンhttps://www.wildknights-shop.com/別ウィンドウで開く

★応援方法について

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ジャパンラグビーリーグワンで定められております「観戦マナー・ルール」の徹底について、ファンの皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

リンクアイコンhttps://league-one.jp/content/manner/別ウィンドウで開く

是非、熱い応援をよろしくお願いいたします。

★Wild Knights Cheer「Miss Blue」始動

【2月25日追記】

お待たせしました、今節よりワイルドナイツのチアリーディングチーム「Miss Blue(ミスブルー)」が始動します!
会場でのパフォーマンスにご期待ください!

★FMクマガヤにて試合解説を実施

【2月25日追記】

「今のは何の反則?今何が起きた?もっと解説が欲しい!」というご要望にお応えすべく、FMクマガヤ様にて試合をご覧いただいている方向けにルール解説を実施します!
ラジオをご使用の方は87.6MHzか、下記サイトより直接、もしくはアプリをダウンロードの上お楽しみください!

リンクアイコンFMクマガヤ:https://fmplapla.com/fmkumagaya別ウィンドウで開く

※今回は試合会場にお越しでない方もお楽しみいただけます。
※試合をご覧の方向けの配信となります。
提供:どデカ唐揚げ わっしょい 様

★スクマム!クマガヤ ウォーク

試合当日、熊谷駅まで歩いて帰られる皆様向けのご案内です。
熊谷駅までのラグビーロードのちょうど中間あたりにあるメガネのイタガキ様の店舗前で、当日限定のスクマム!クマガヤと選手のコラボシールをプレゼント!
誰のシールかはお楽しみとなります。
駅に向かってラグビーロードの右側の歩道を歩いて行ってください。
今回、更に梅林堂 ラグビーロード店様で観戦チケットもしくはコラボシールをご掲示いただくとサブレ「やわらか」をプレゼント!
配布時間は、試合終了から午後17時30分頃までを想定しております。
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

★熊谷市「くまぶら」の配信

熊谷まちあるきアプリ「くまぶら」では、市内の様々なお店のお得なクーポン、気象情報、交通情報やスポーツ情報など、多彩なコンテンツを配信しています。
ご登録は、熊谷市公式LINEアカウントから簡単にアクセスでき、アプリをダウンロードする必要はございません。
当日は、「くまぶら」でのクーポン配信を行い、「くまぶらスタンプラリー」も実施しますので、詳しくは、「くまぶら」をチェックしてください。
新型コロナウイルスの感染対策を十分にした上で、市内のお店が提供する、お得なサービスをお楽しみください。

★シャトルバスのご案内

シャトルバス時刻表
【往路】
乗車場:熊谷駅北口 ⑤⑥乗り場
降車場:臨時バス乗り場(バックスタンド側 P2駐車場付近)
運行時間:11時00分~13時33分
【復路】
乗車場:臨時バス乗り場(バックスタンド側 P2駐車場付近)
降車場:熊谷駅北口ロータリー
運行時間:15時半~
【料金】
220円(IC/現金)

★駐車場について

【2月24日追記】2月26日の有料駐車場は完売となりました。

熊谷ラグビー場のある熊谷スポーツ文化公園内の観戦客用駐車場は、全て予約制有料駐車場となります。ご予約がない方の施設内駐車場のご用意はございませんのでご注意ください。

▶ ご予約はこちら

ACCESS

会場アクセス

熊谷スポーツ文化公園ラグビー場

〒360-0004 埼玉県熊谷市上川上810
Googleマップで経路を見る
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パートナー一覧