EPISODE 2

【#13 井奥勘太】夢をつかみ取るために、
新たに見えてきたこと

2022-07-20

チームメートが口をそろえて「野球バカ」と例える井奥投手。思い描く野球人生を実現するまで、常に目標を語り、努力を努力と思わない。周りもそんな姿を大いに応援し、「期待の星」と言葉を添えます。抱く野望、チーム・パナソニックに対する思いを、素直に語ってもらいました。

#13 井奥勘太

[Kanta Ioku]

DATA

  • 兵庫県出身
  • 立正大淞南高校では2年生からエースとして登板。
    チームを島根県大会準優勝へ導く
  • 天理大学に進学後は2年生から先発の一角を担い、4年春にはリーグ優勝に貢献
    リーグ戦防御率0.19の成績でMVP、最優秀投手賞、ベストナインを獲得
  • 今年の都市対抗予選では新人選手ながら2試合に先発。闘志あふれるピッチングが魅力で更なる飛躍が期待される
井奥選手
井奥選手

社会人野球での登板

今年の都市対抗野球の予選は、開幕戦で先発を任せてもらいました。状態はベストまで持っていけなかったのですが、その中でなんとか試合を作りました。2度目の登板は「負けたら終わり」の独特の雰囲気の中でした。完封したかったですね。悔しかったし、監督に申し訳ない気持ちです。スピードがあまり出なかったので、試合後は動画を見返して課題を探りました。トレーニングで体が変わってきたら、どこがどのように投げる動作に影響して、また調整していく作業も必要になってきますね。細かなチェックを怠らず、けがをせずにどんなしんどい練習も乗り越えたいと思っています。

井奥選手

社内の人々

所属している職場に出社したのはまだ数回、皆さんにあいさつをするぐらいの関わりしかできていません。けれど久々にメールを開くと、試合の日に「今日、井奥さん先発です」とグループに発信してくださっている人がいて。「ああ、ちゃんと見てくださっている」と感じました。予選が終わった後は「よう頑張ったな」と声をかけてくださる方も。野球部のことを気にする気持ちが伝わってきて、皆さんのために頑張りたいと思いました。また、バレーボール(パナソニック パンサーズ)とは食堂が一緒なので、選手に遭遇することがあります。磨き上げられた肉体を目の当たりにすると、改めてすごい人たちが集まっているな、負けたくない!と刺激を受けますね。

井奥選手

今は野望だけど

とにかく野球が好きなんです。この人生の中で、野球で行けるところまで上り詰め、沢山の人から応援される選手になって、自分の限界までやって燃え尽きたい(大真面目)。思う女性と結婚して家庭を築き、格好いい車を持ち、高級時計も身に付けたいですね。時計はもちろん最高峰のROLEX。心斎橋のジムにトレーニングに行く時に、熱い気持ちのまま店に寄って「このデイトナ見せてください」と尋ねるんですけど、まあ今の自分レベルでは出してはもらえません。いつか手に入れたい。夢見たものは自分の力でつかみ取る。そんな野望を持って日々全力で生きています。

Panasonic社員としてのスピリッツ

  1. ① 職場の方に応援される人間に
  2. ② 家の電化製品はPanasonic
  3. ③ あいさつは気持ちよく
井奥選手

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