成長させてくれる“先輩”は
社内だけでなく現場にも

私たちの仕事は、基本的に元請けとしてお客様に直接発注をいただくかハウスメーカー様などから下請けとしてお仕事をいただくかどちらかです。リフォーム現場のエンジニア職は、元請けとして仕事をすることが多くなってきており、お施主様からヒアリング、提案、工程管理、施工管理、受け渡しまで、全てがフィールドになります。お施主様とやり取りをする一方、現場では多くの協力会社の職人さんと信頼関係を築きながら、仕事を進める必要があります。私は早めにひとりで現場を任される機会に恵まれたのですが、親と子くらい離れた職人さんに当初は尻込みしてしまい、現場でわからないことだらけ…。
その時に「わからないことをわからないと言える勇気を持て！その時わからないのは仕方ない。肝心なのは疑問を放置しないこと」と叱咤をいただきました。その時のことは今でも鮮明に思い出せます。おかげで、「手を止めて申し訳ないのですが、教えてください」と言い出すことから、多くの知識と対処法を身に付けることができたと同時に、現場の皆さんとのコミュニケーションの取り方も学ぶ結果となりました。その職人さんとは今も現場でお会いすることがあり、人伝で「O君は現場の職人と話ができるからいいね」とおっしゃったと聞いて、成長を感じていただけているとうれしくなりました。