-医療・福祉施設納入事例-
エネルギーサービスを導入し、省エネと防災性を両立した停電対応型コージェネレーションシステム。
ナチュラルチラー(吸収式冷凍機)

外観写真

宮崎市郡医師会病院様は、1984年4月に会員の紹介入院を主体にした共同利用施設・開放型病院として開院し、地域の基幹病院として急性期疾患を中心とした医療を担っておられます。
2020年8月に「生目の杜医療防災拠点」内へ、地域医療支援病院および地域災害拠点病院の役割を担い、新築移転しました。
医療・防災の拠点として位置付けられる、宮崎県全域にとって重要な医療施設となっています。


所在地
宮崎県宮崎市大字有田1173番地
敷地面積
45,393.97m2
建物規模
地上6F、PH2F、屋上ヘリポート
病床数
267床
ホームページ
www.cure.or.jp

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リハビリテーション室


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病室


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病棟デイルーム



設置写真


写真:廃熱投入型ガス焚吸収冷温水機 QBG-CP280FC1

天然ガスによるコージェネレーションシステム(CGS)でのオンサイト高効率発電と排熱の同時利用や、ガスと電気のベストミックス熱源の導入等により、最大限の省エネルギーを目指したシステム。その中の熱源機のひとつとして、当社のジェネリンク(廃熱利用機)が採用されています。
本システムのジェネリンクは、ガスと油燃料の併用型が導入されており、系統電力停電時においても熱エネルギーの供給が可能な、災害に強いシステムを構築しています。



納入機器


機器名称 品番 納入数
廃熱投入型ガス焚吸収冷温水機 QBG-CP280FC1 1基

エネルギーフロー図

出典:東京ガスエンジニアリングソリューションズ(株)ホームページより

エネルギーサービス設備

CGS:400kW×1基、ジェネリンク:280RT×1基、空冷ヒートポンプチラー:計1,080kW、温水ボイラー:291kW×2基、蒸気ボイラー:0.5t/h×1基、高圧受電設備:一式、非常用発電設備:1,250kVA×1基

敷地内に建設された、独立したエネルギーセンター棟から電気や熱を供給される形態がとられています。


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エネルギーセンター外観


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ガスコージェネレーションシステム