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工場での監視カメラの導入価格はいくら?事例も紹介
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工場内に監視カメラを設置する目的
工場に監視カメラを設置する目的として、以下の目的が挙げられます。
- 品質の管理
- 生産性の向上
- 防犯対策
- トラブルの改善
- 従業員の管理
- 研修用の映像撮影
工場に監視カメラを設置することで、製造工程や作業場を撮影できます。製品がいつ、どこで、誰の手によって作られているかをリアルタイムで確認できるため、製品の品質管理に役立ちます。
撮影した製造工程の映像は、研修用の映像としても活用できます。研修用に映像を撮り直す必要がないため、研修資料の作成負担を削減できるでしょう。
また監視カメラを設置することで、工場内のトラブル防止や防犯対策にも繋げられます。「監視カメラがある」という状態が認知されると、トラブルや不法侵入を防ぎやすくなります。
工場・倉庫向けの監視カメラ
工場・倉庫向けの監視カメラは、利用場所やケースによって必要な性能が異なります。
各ケースで、どのような性能を持つ監視カメラがおすすめなのかを紹介します。
工場・倉庫の屋外におすすめの監視カメラの性能
工場・倉庫の屋外におすすめの監視カメラの性能として「赤外線カメラ」が挙げられます。
赤外線機能が搭載されていれば、夜間であっても対象物を明確にして撮影できます。
工場・倉庫への侵入は夜間に発生するケースが圧倒的に多いため、夜間でも問題なく撮影できる赤外線カメラ機能を搭載した監視カメラを選びましょう。
製造ラインの監視におすすめの監視カメラの性能
製造ラインの監視におすすめの監視カメラの性能として、ズーム機能が挙げられます。
ズーム機能を使えば、製造ラインの全体から作業者の手元まで詳細に撮影可能です。
ズーム機能を搭載していないカメラでは、作業者の手元を詳細に撮影できません。製造ラインの監視でカメラを活用する場合は、ズーム機能搭載のカメラがおすすめです。
倉庫におすすめの監視カメラの性能
倉庫におすすめの監視カメラとしては、気温・湿度の変化に適応可能な機能をもったカメラがおすすめです。
室内温度が極端に高温または低温の場合、通常のカメラは壊れてしまう可能性があるでしょう。
倉庫内の温度変化への耐久性を持っているカメラを選べば、故障を心配せずに長期間利用できます。
食品工場では長期間録画が求められる場合がある
食品工場の場合、長期間の録画が求められる場合があります。機械製品の製造と比べて、製造工程での衛生管理が厳しいからです。
このため、製造ラインの衛生面が保たれているかを証拠として残すために長期間での録画が必要になってきます。
録画可能期間は、カメラの機種によってさまざまです。
食品工場に防犯カメラを設置する場合は、長期間での録画が可能かどうかをあらかじめ確認しておきましょう。
工場に監視カメラを設置するメリット
工場に監視カメラを設置するメリットの一つとして、業務中の無駄な作業や危険な作業などを可視化できることがあります。
現場の作業員が見落としている行動を客観的に映像として記録できるため、工場内の業務改善につなげやすいでしょう。
なお、工場に監視カメラを設置するメリットは他にも数多くあります。
以下の記事にて工場に監視カメラを設置するメリットについて詳しく解説していますので、こちらもぜひご一読ください。
工場における監視カメラの導入価格
工場における監視カメラの導入では、導入するカメラの機種や台数、設置場所などによって変わってきます。
実際にかかる費用については、見積もりにて具体的に確認が必要です。
工場に設置がおすすめの監視カメラの種類
工場に設置がおすすめの監視カメラの種類として「ネットワークカメラ」が挙げられます。
ネットワークカメラとは、インターネット回線を利用して映像の記録・視聴・管理ができる監視カメラ・防犯カメラを指します。
インターネットに接続して映像を記録するため、パソコンやスマートフォンを使って、どこにいても監視カメラの映像を確認可能です。
またネットワークカメラの場合、録画機器やモニターの準備も必要ありません。
ネットワークカメラはインターネットを介してパソコンやスマートフォンに映像を転送できるため、現在利用している通信機器へそのまま映像を保存できます。
カメラ以外の機器を導入する必要がないため、初期費用を大幅に抑えることが可能です。
工場における監視カメラの導入事例
次に、工場における監視カメラの導入事例について紹介します。
今回紹介する事例は、以下の2つです。
- 某物流会社へのネットワークカメラ監視の導入
- 某生活協同組合への映像監視システムの導入
某物流会社へのネットワークカメラ監視の導入
某大手物流会社は、自社の物流センター内にて以下の課題を抱えていました。
- 従業員以外の関係者、駐在しているお客様の出入りが生じるため、エリアごとに進入制限を設けたい
- 製品の不正持ち出しを監視したい
上記の課題を解決するために、弊社にてネットワークカメラによる映像監視システムを提供しました。
ネットワークカメラでの監視によって、不正侵入や製品の不正持ち出しを監視できる点に加えて、パソコンやスマートフォンなど他の通信機器へ映像をリアルタイムで送信することも可能になりました。
某生活協同組合への映像監視システムの導入
某食品スーパーは、流通段階における食品の安全確保の必要性を踏まえて、以下の要望を持っていました。
- 商品管理の徹底のために、ネットワークカメラによる監視を実施したい
- 従業員の動きや作業内容を確認して、業務効率化を実現したい
上記の要望を実現するために、弊社よりネットワークカメラシステムの導入を提案しました。
アラート検知連動や特定モーション検索等、多様な管理が可能な映像監視アプリケーションを導入し、高性能の監視ができる環境を整備しました。
工場に監視カメラを整備するならパナソニックEWネットワークス
工場に監視カメラを整備する際は、パナソニックEWネットワークスにお任せください。
パナソニックEWネットワークスでは、ネットワークカメラやクラウド録画カメラなど、目的に応じたさまざまな監視カメラを取り扱っています。
お客様のご要望に沿って、最適な監視カメラ、ネットワークシステムをご提案します。
監視カメラと併せて、入退室管理システムや生体認証システムなど、他のセキュリティシステムのご提案も可能です。
工場内のセキュリティ向上を実現されたい際にも、パナソニックEWネットワークスが全面サポートいたします。
まとめ
工場に監視カメラを導入することで、工場内のセキュリティ向上や作業工程の確認、従業員の業務効率の改善などを実現できます。
工場に監視カメラを導入する際は、工場内外の環境や利用目的にあわせて監視カメラの機種を選ぶことが重要です。導入時の価格は機種や台数によって異なるため、見積もりを依頼し最適なシステムを検討しましょう。