EXEDY Friction Material Co., Ltd. 様
製造力強化
製造部門と保全部門の連携を改善。オペレーターのレベル向上、意識改革により自走力向上と体質改善を図り、経営成果に貢献した事例です。
海外支援事例
会社概要
- 社名EXEDY Friction Material Co., Ltd.
- 設立1997年
- 資本金3億1,600万バーツ
- 従業員700名
- 事業内容自動車駆動系部品開発、製造、輸出、タイ国内販売
- 所在地アマタナコン工場地区(タイ)
課題
モノづくり力を現地従業員の技能と技術を向上、進化させ、モデル工場として確立させたい。そのために設備保全のオペレーター育成が必須であり、全社のピカピカ運動と連動した「設備に強いオペレーター強化」を重点課題とし、「EXPM=EXEDY PRODUCTIVE MAINTENANCE」という活動名で全社取組み。
1維持活動と改善活動
2製造部門と保全部門の連携
3設備管理システムの実践
- パナソニックEW創研を選んだ理由
コンサルタントの提案内容と熱意に打たれ、また、異業種だからこそ改善活動に興味を示した。
効果
スーパーバイザーのレベル向上と意識改革で自走力が大きく上がり、経営成果に貢献
1製造部門と保全部門の連携改善
- 製造部門、保全部門各々のマネージャーとスーパーバイザーからチーム編成し、キックオフ大会で課題・情報共有の上、改善活動の結果、相互理解と連携の意識改革により関係強化が実現した。
2経営成果と体質改善
- 6工程の総計として、半年間で目標に対して改善。さらに改善方向。
- ダウンタイム削減 20%down
- 設備トラブル件数 35%down
- 修復時間(MTTR) 30%down
- ワンポイントレッスン件数とピカピカ提案件数も増加
3改善活動と維持活動の理解と実践習得
- 改善活動では、「なぜなぜ分析」の活用で真の原因、恒久対策を考える体質づくりができ、維持活動では、点検項目の内容を理解した上で点検作業実践を行うことで、設備管理システムの知識と技能が身についた。
お客様のコメント
今後は、ものづくりについて、従業員とあるべき姿を徹底的に考えながら、自己完結型の生産ラインを作っていく。そのためにも、将来の会社の姿も共有し、人財を活性化させながら、将来の会社の姿を自ら創造できるような幹部を育てることが重要。
コンサルタントから一言
後藤President、橋本Managerの考え方に沿った支援ができ、小生も非常に勉強になりました、社員をローカルと色づけせず事業を「顧客」「社員」「資本家」の和との考えは社員に浸透し無災害工場の確立、社員の定着率に結果が出ています、現場の「気づき力」「改善力」向上を更に進化させ、組織の和でモデル事業所になられること期待します。