パナソニック施設照明株式会社 様
(現パナソニック ライティングシステムズ株式会社)
省エネ・生産性向上
CO2排出量削減計画達成を目指し、生産性向上により実現できた事例です。
コンサルティング事例
会社概要
- 社名パナソニック 施設照明株式会社
(現パナソニック ライティングシステムズ株式会社) - 設立1951年
- 資本金14億2,400万円
- 事業内容照明器具および部品・化成品の開発・製造
- 所在地春日本社工場 兵庫県丹波市
課題
1CO2排出量削減計画 (目標:2010年 CO2排出総量7,250t)
- CO2排出量を、今年は2006年比で1,220t削減して、7,250t(85.6%)に持っていこうとする全体計画を推進中で、全体の半分620tは生産性の改善から生み出そうと計画。
効果
生産性向上でCO2削減効果UP
事例その1溶剤→粉体塗装により加工時間短縮
- 効果金額: △240万円(塗料費209万+燃料費31万)
PRTR法対象化学物質削減:△1,522kg
(トルエン408kg、キシレン670kg、その他444kg) - CO2削減効果: △8.4t(3ヵ月)→△34t/年
事例その2製造体質の強化:組立工程のセル化・搬送ライン撤去
- 組立工程の動力費が3%改善
- CO2削減効果: 467万kwh/年×△3%改善×0.41kg/CO2=△57t/年
お客様のコメント
これからも工場設備のエネルギー転換やインバータ化の推進、そして新エネルギー利用(化石エネルギーから自然エネルギー利用)を目指し、自社製造のLED照明等で「工場まるごと省エネ照明ショールーム化」を目指したい。
コンサルタントから一言
「環境・省エネ」の取り組みについて模範となる工場です。
CO2削減に向けて、運営管理や設備改善という直接的な手法と、生産性向上との両輪で見事に達成されています。モノづくり強化と環境という製造工場の永遠のテーマに対する高次元の取り組み姿勢に敬服します。