株式会社 丸栄製作所 様
総合支援
製造から経営面まで改善・改革を続け海外進出も果たした事例です。
コンサルティング事例
会社概要
- 社名株式会社 丸栄製作所
- 設立1956年
- 資本金5,000万円
- 事業内容建設機械先端機器製造、FRP大型成形品(SMC , BMC)
- 本社所在地富山県射水市
課題
1997年より自社工場にて約4億円を投資してバケットFAインを立ち上げ生産してきたが、2002年、公共投資の減少に伴うデフレ不況の中、売上がピークより4割減少し、赤字に転落。 2003年に入り、中国の建設投資の拡大で、国内の建設機械の増産の方向が見えてきたのをチャンスと捉え改革をスタートさせた。
1多品種少量・短納期対応
2需要に合わせた生産能力
33~5年先を見た経営体質
- パナソニックEW創研を選んだ理由
- ① 取引とは関係せず中立的に指導してもらえる。
- ② 母体が製造業で、その経験者集団である。
- ③ 製造から経営面まで多様な人材が揃っている。
効果
モノづくりと経営の両面からの改革
1受注後 「3日後納品」 を実現
- 個々の部品から途中段階まで加工及び溶接を行ったものを「サブ部品」とし、アイテム毎に最小の在庫を保有することにより、リードタイムを短縮し、受注後3日後納品を実現しました。
2会社の羅針盤ができた
- 50年史の編集、創立60周年に向けた10年ビジョンの策定中期計画策定により、会社が目指す方向を全社員にわかり易く示すことができるようになったことで全社一丸となって業績目標に立ち向かう体制が整いました。
3組織全体のマネジメント力が向上
- 年度・期の経営方針に基づき、各部の責任者がベクトルの合った課題を設定し3ヶ月単位で活動を評価反省しながら、改善活動をスパイラルアップする「課題解決の見えるしくみ」が定着してきました。そのことが中間管理者のマネジメント能力向上に結びついております。
お客様のコメント
改善・改革を続けてきたことにより、取引先企業の当社に対する期待が高まってきております。
2010年からは取引先企業との共同出資ではありますが念願の海外進出も果たしました。
今後は、当社の特徴技術を更に研きをかけるとともに、グローバルで存分に活躍できる人づくりを積極的に進めていきたいと思っております。
コンサルタントから一言
1980年、コマツ品質管理賞を受賞され、その後、取引先の指導のもと改善を進められてきましたが、2003年に今後は自らで改革し、自主独立経営を築きあげる決心をされました。その時、改革のパートナーとして弊社を選んでいただき、テーマに合わせ、延べ7人が担当させていただきました。引き続き、グローバルで活躍する企業への道筋をお手伝いして参ります。