1.東京で初開催! “民藝のプロデューサー” 吉田璋也の全貌が明らかに
近年、全国各地で「民藝」をテーマにした展覧会が盛んに開催されています。その中でも、民藝運動に関わる重要人物として吉田璋也は紹介されていますが、東京で「吉田璋也」の名を冠した展覧会が開かれるのは、今回が初めてとなります。民藝やデザインをめぐる吉田の活動と人物像について、最新の研究成果も踏まえて、過去最大級に深掘りします。
2.陶器、電気スタンド、染織、木工家具… 多彩な新作民藝の魅力
柳宗悦は「民藝の父」とされていますが、陶芸家の河井寬次郎は吉田璋也を「民藝の母」と呼びました。柳が民藝の美を発見し、その思想や理論を深めて運動を推進したのに対し、吉田は新たな民藝(新作民藝)の企画、デザイン、生産、販売の一貫した体制を確立し、柳の提唱した民藝の思想を実践的に展開したからです。地域の工芸を普遍的な美へと押し上げた吉田デザインは、特定の様式にとらわれず、現代生活にふさわしく実用性と簡潔さを結実させました。陶器、木工、染織など、多岐にわたる新作民藝の精華をご覧いただきます。
3.吉田璋也が描いた“民藝建築”
吉田璋也は「生まれ変わったら建築家になりたい」という言葉をのこすほど、建築設計や空間構成に尽力しました。本展では、個々の新作民藝とともに、吉田が建築を通じてどのように自身の理念を体現したかに着目します。“民藝建築”をコンセプトにした当館独自の会場造作やロビー映像、そして新作民藝の実践が息づく建築空間である「旧吉田医院」と「旧吉田璋也自邸」の一部の原寸再現展示をお楽しみください。










