1. 100年後のいま、分離派建築会を再検証!
分離派建築会は、明治時代の様式建築と1930年代以降のモダニズム建築をつなぐミッシング・リンクを解き明かす大正時代の建築運動です。100年後のいま、分離派建築会の日本近代建築史上の位置づけを再検証する展覧会です。
2. 1920年代に出現した9人の新星たちを一挙紹介!
将来を嘱望される東京帝国大学卒の6人の立ち上げメンバーと、あとから加わった新メンバー3人。いずれも散会後はそれぞれ設計事務所の社長や大学教授といった要職につき、日本の建築界で重要な役割を担いました。本展は、全員にスポットをあて彼らの活動と作品を紹介します。
3. 会場は「紙」から着想を得て分離派建築会の「創作」と「実作」が交錯する空間
分離派建築会の会員たちが展開した作品展と出版活動を象徴する「紙」から着想を得て、京都を拠点とする木村松本建築設計事務所が会場構成を担当します。