2014年の展覧会
※展覧会名は全て仮称です。会期は変更になる場合があります。
メイド・イン・ジャパン南部鉄器 −伝統から現代まで、400年の歴史− 終了しました
Made in Japan: The Traditional, Sori Yanagi, and Contemporary Ironware of Nambu Tekki
2014年1月11日(土)-3月23日(日)
17世紀初め、現在の岩手県盛岡市を中心とした地域を治めていた南部藩が、盛岡に京都から茶釜職人を招いたのが始まりといわれる南部鉄器。近年フランスをはじめとするヨーロッパ発のメイド・イン・ジャパンとして日本でもブームとなっています。背景には柳宗理のデザインによる鉄器を製作するなどの戦後のデザイン開発の努力がありました。 本展では南部鉄器の発展と衰退、さらにその後の復興と現代のライフスタイルとの出会いをご覧いただきます。
> 詳細はこちら宮伸穂《四方切合》2001年
フランス印象派の陶磁器 ジャポニスムの成熟終了しました
French ceramics at the time of Impressionism 1866-1886 Maturity of Japonisme
2014年4月5日(土)-6月22日(日)
印象派時代の陶磁器を、日本で初めて系統的にご紹介する展覧会です。絵画同様、伝統と決別した 主題や新しい技術によって制作された革新的な作品で構成された本展では、参考作品としてモネ などの印象派絵画も展示します。
> 詳細はこちらアビンランド社 オートゥイユ工房 (デザイン:レオン・パリゾ) 《バルボティーヌ 草花燕図水注》 1876-1883年、テラコッタ、 Y.&L.ダルビス蔵
建築家ピエール・シャローとガラスの家終了しました
Pierre Chareau, architect of the House of Glass : A Modernist in the time of Art Deco
2014年7月26日(土)-10月13日(月・祝)
近代建築の黎明期に実現された珠玉の住宅作品「ガラスの家」(Maison de Verre)を中心に、建築家として家具デザイナーとして、比類のない造形を生み出したピエール・シャロー(1883-1950)の活動を、ポンピドゥー・センター国立近代美術館の収蔵作品で紹介します。
> 詳細はこちらジョルジョ・デ・キリコ展終了しました
Giorgio de Chirico
2014年10月25日(土)-12月26日(金)
パリとイタリアで制作を続けたジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。彼が確立した「形而上絵画」は、不可思議なオブジェで構成された謎めいた光景を特徴とし、シュルレアリスム絵画の先駆と見なされました。パリ市立近代美術館の所蔵作品を中心に、デ・キリコの独創的な絵画世界を紹介します。
> 詳細はこちらジョルジョ・デ・キリコ 《謎めいた憂愁》 1919年 油彩/キャンヴァス パリ市立近代美術館蔵 © Musée d'Art Moderne / Roger-Viollet © SIAE, Roma & JASPAR, Tokyo, 2013 E0779