
「融通無碍」とは、すべてのものが関わり合って調和することです。 禅の言葉であり、無碍は「とらわれるものがないこと」を表します。
これまで私たちは、安全性や品質の観点から、製品の中に様々な技術を閉じ込め、綺麗にフタをしてきました。
その結果、製品は中の見えない美しいハコとなり、人が干渉することが難しくなっています。
そこで私たちは、製品のフタを開けてみることにしました。
これまで閉じていた製品が人に対して開かれることで、仕組みがわかるようになる。
人が手を加えて製品が形を変えることで、さらなる愛着が生まれる。
そうすれば人々はもっと、製品を長く大切に使い続けることができるのではないでしょうか。
一方通行の閉じた関係から、
自由に関わり合える開かれた関係へ。
人と家電が、柔らかに関わり合いながら長く付き合っていける、そんな未来を目指して。
パナソニックは「使い続ける」ための新しいカタチを探っていきます。