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【体験レポート】埼玉ワイルドナイツ初となるユニバーサル観戦ルーム招待企画参加者インタビュー
12月21日(土)に開催された埼玉パナソニックワイルドナイツのホストゲーム開幕戦では身体的な特性や健康上の理由などから、観戦に不安を感じている方を対象にユニバーサル観戦ルームへの招待企画が実施されました。本記事では、実際に参加された方々へのインタビューをもとに、体験レポートをお届けします。
「観戦を諦めていた人」にスタジアム観戦の選択を促すきっかけに
今回参加いただいた方々が応募理由として共通していたのは、「これまでも本当は生で観たかったが、観戦環境に不安があり、スタジアムへ足を運びづらかった」という背景でした。
- 病気や障がいにより、長年スタジアム観戦から離れていた
- スタジアムまでの移動やスタジアム内での段差、寒さ・雨などの環境面が不安
- 周りの方に迷惑をかけてしまうかもしれないという漠然とした不安
ユニバーサル観戦ルーム招待の存在を知り、「安心して過ごせる観戦環境があるなら観戦してみたい」という一歩を踏み出すきっかけになっていたことが印象的でした。
室内観戦の快適さと安心感が、観戦体験価値の向上へ

参加した皆さまが口を揃えて評価して下さったのが、室内での観戦環境の快適さと安心感です。
- 体調面に不安があっても無理をせず観戦できる
- 雨や寒さの影響を受けない
- 音量などの感覚面で刺激を受けやすい方でも安心できる
参加された方の中には、「体を自分で温めづらい症状があるため、室内のあたたかい環境で観られたことが本当にありがたかった」というお声や、「外の席だと天候が心配になるけれど、ここは安心して試合観戦に集中できた」というお声をいただきました。
観戦ルームまでのフラットな動線も評価

また、スタジアムに到着してからユニバーサル観戦ルームまでの移動についても伺ったところ、段差のない導線やエレベーターから直ぐに辿り着く距離の近さも共通して高く評価いただきました。
- 車椅子をご利用の方もスムーズに移動できる
- 高齢者や歩行に不安のある方でも安心して席まで行ける
- スタッフの方が常にエレベーター案内や観戦ルームのドアサポートもしてくれた
移動に対する不安の解消が更なる観戦価値の向上へ繋がることが伺えました。
今後に向けた改善ポイント
不便だったことや直して欲しいポイントをお伺いしたところ今後の改善点も明確になりました。
- 専用入口の場所や受付方法が分かりづらい
- 駐車場や当日案内(チケット、導線説明)への不安
また、設備面では「多目的トイレにユニバーサルベッドがあると、さらに利用しやすい」
という声もあり、今後より良い観戦環境づくりへ向けたヒントが示されました。
<当日の参加者の様子>




<参加者の声(一部抜粋)>
- 30年ぶりぐらいに、生でラグビーを観ました。音が違うんですよね。ぶつかる音が聞こえて、テレビとは全然違うって、改めて思いました
- 正直、VIP席だと思いました。こんなに快適な場所で観られるなら、“行ってみよう”って思える人は増えると思います
- 障がいがあるから行けない、じゃなくて“行きやすい場所があるから行ける”そう思わせてもらえた一日でした
- 選手が来てサインや写真撮影会も実施してくださり、サプライズ過ぎて本当に感動しました
最後に
今回実施したユニバーサル観戦ルーム招待企画を通じて「観戦をあきらめていた方にもラグビーを届けられる」可能性を実感しました。一方で、入場導線や事前案内、設備面の分かりやすさには改善余地も見えました。埼玉ワイルドナイツには「Hospitality for All」というテーマのもとに年齢や身体的特性に関わらずすべての方々が一体となって熱狂と感動を分かち合える観戦環境の構築を目指しています。今シーズンからは車いすをご利用の方に車いすデッキ席の販売を開始し、観戦体験の選択肢を拡充しました。
今回、ユニバーサル観戦観戦ルームにて観戦いただいたお客様の声を丁寧に受け止め、誰もが安心して「また来たい」と思えるスタジアムづくりを継続していきます。



