- 活動レポート
留学記:AUS編 谷口宜顕 ⑨
こんにちは、谷口です。
まずは、先週末に行われた試合についてご報告させていただきます。
8月2日(土)、リーグ第16節が行われました。今回の対戦相手は、第9節で一度対戦したチームで、フォワード・バックスともに体格の大きな選手が多く、フィジカル面で非常にタフな展開が予想される試合でした。
前半は風上からのスタートとなったため、キックを効果的に活用しつつ敵陣へ侵入。すぐにトライを狙うのではなく、フェイズを重ねて確実に前進することを意識しました。その結果、相手の時間とスペースを奪いながら、試合の主導権を握ることができました。
この試合では、僕は15番(フルバック)としてスタートしましたが、前半終盤に13番の選手が負傷したため、後半は13番(センター)でプレーしました。センターとして出場するのは大学2年生以来で、少し緊張もありましたが、落ち着いてプレーできたと思います。
後半は風下となるため、キックに頼らず、ボールを展開して得点を重ねようとチームで話し合って臨みました。しかし、トライを急ぎすぎた場面では、無理なオフロードパスやショートキックによるミスが目立ち、反省点も残る内容となりました。それでも、得点のチャンスでは確実にトライを取り切り、最終的には勝利を収めることができました。
個人としても、チーム全体としても、安定したパフォーマンスを発揮できた試合だったと感じています。次戦に向けては、どのポジションで出場することになっても100%の力を出せるよう、さまざまな状況を想定しながら準備していきます。

試合後はハウスメイトと一緒に、日本人の方が経営されているラーメン店を訪れました。
僕は豚骨ラーメンを注文したのですが、そのお値段はなんと日本円にして約3,400円…! 思わず驚きましたが、せっかくの機会ということで、期待を込めてオーダーしました。
実際に運ばれてきたラーメンは、まずスープの濃厚さに驚きました。豚骨の旨みがしっかりと凝縮されていて、麺にもよく絡み、一口ごとに満足感がありました。チャーシューもとろけるように柔らかく、丁寧に仕込まれているのが伝わってきました。
価格には驚きましたが、それを上回るクオリティで、試合後の疲れた身体に染み渡るような一杯でした。

いよいよリーグ戦も次が最終戦となります。
悔いの残らないよう、チーム全員で良い準備を重ね、最高の形で締めくくれるように頑張ります。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!



