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MATCH INFORMATION
試合詳細

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第5節

VISITOR

埼玉WK

48

29

前半

0

19

後半

5

5

SA浦安

秩父宮ラグビー場(東京)

2022年02月05日(土) 14:30 KICK OFF
前半
後半
前半
後半
4
3
T
0
1
3
2
G
0
0
1
0
PG
0
0
0
0
DG
0
0
29
19
小計
0
5

STARTING MEMBER

  1. 1

    稲垣 啓太

  2. 2

    坂手 淳史

  3. 3

    平野 翔平

  4. 4

    ジャック コーネルセン

  5. 5

    マーク アボット

  6. 6

    ベン ガンター

  7. 7

    ラクラン ボーシェー

  8. 8

    福井 翔大

  9. 9

    内田 啓介

  10. 10

    松田 力也

  11. 11

    マリカ コロインベテ

  12. 12

    ヴィンス アソ

  13. 13

    ディラン ライリー

  14. 14

    竹山 晃暉

  15. 15

    野口 竜司

ゲームキャプテン

RESERVE MEMBER

MATCH REPORT

マッチリポート

前半

厚い雲が覆う、寒空の秩父宮ラグビー場。ワイルドナイツのキックオフで試合がスタートした。

集合写真

ファーストマイボールラインアウトから一気に逆サイドまで展開し、14番・竹山晃暉選手が右隅で前進すると、グラウンド中央までボールを戻した所で初先発のヴィンス アソ選手がゴール目前まで縦突破。ジャック コーネルセン選手にオフロードを放れば、そのままコーネルセン選手がトライを決めた。
SO松田力也選手のコンバージョンゴールも成功し0-7。
前半2分、試合開始早々先制する。

コーネルセン選手

その3分後にはベン ガンター選手のジャッカルからマイボールラインアウトを獲得すると、モール脇のDFが薄くなった所を見逃さなかった坂手淳史キャプテン。すぐにモール横を突けば、トライ。
前半9分、リードを14点に広げた。

3トライ目も、ラインアウトから。
今度はガッチリとラインアウトモールを組み、ゴールラインが見えるとバックスも加勢し押し込む。
前半16分、0-21と引き離す。

坂手選手のトライ

ファーストクオーターで立て続けに3トライ。勢いに乗る、ワイルドナイツ。

ラインアウトからFKを与えても、すぐにラクラン ボーシェー選手のジャッカルで奪い返す。
今季ワイルドナイツに加入しこれまで全試合先発出場しているマーク アボット選手は、ガンター選手とタックルに入ると坂手選手らも加わり相手にボールを出させない。
アソ選手のドミネートタックルに坂手キャプテン、ディラン ライリー選手ら5人が一気に畳み掛ければ、またしてもブレイクダウンでペナルティを獲得した。

アボット選手

例えどこかでラインブレイクされても、またすぐに一つのキレイなディフェンスラインを築き上げ、15人で守り切る。
これぞワイルドナイツ。

前半終了間際にはスクラムで組み勝ち、SA浦安は堪らずコラプシング。ラインアウトからモールを組み、崩れた所拾い上げた14番竹山選手が技ありのトライで締めた。

前半を終えて0-29、4トライ差で折り返す。

竹山選手のトライ

後半

後半も力強いディフェンスからスタート。
今季初先発の福井翔大選手が4人を相手にジャッカルを決めたかと思えば、この日ロックとして先発したコーネルセン選手は自陣深くでの相手ラインアウトモールを割り込みパイルアップさせる。
マイボールスクラムで組み勝てば、再び陣地を広げた。

アボット選手、平野選手、稲垣選手

続くラインアウトからフェーズを重ねると、11番・マリカ コロインベテ選手のラインブレイクからライリー選手がゲインし、オフロードを受け取った竹山選手が狭いエリアを走り勝ってトライを奪う。
後半10分、後半最初のトライで0-36にリードを広げた。

ボーシェー選手の2本目のジャッカルに、コーネルセン選手のターンオーバーから福井選手が力強いボールキャリー。タレント揃うバックローの中で、今季初先発を掴み取った面々が躍動する。
なんとこの試合、先発のバックロー3人で奪ったジャッカルは併せて5つ。真骨頂を発揮した。

ガンター選手

すると、後半21分。
ボールを高く競り上げたFB野口竜司選手自らが落下点に入ると、福井選手、コーネルセン選手、コロインベテ選手、ヴァル アサエリ愛選手、内田啓介選手、松田選手、コーネルセン選手、アソ選手と順に逆サイドに展開し、最後は攻撃の起点となった野口選手にボールが戻ってトライ。
0-43、FW・BKが一体となって7点を積み上げる。

野口選手のトライ

後半26分には、これがワイルドナイツファーストキャップとなる床田裕亮選手が、前節ワイルドナイツ100キャップを達成した稲垣啓太選手に代わって登場。2分後には最初のボールタッチを果たした。

床田選手

しかし、試合最終盤に粘りを見せたのはSA浦安。
後半32分、相手ボールスクラムを起点にディフェンスラインを崩されると、外側の人数が余った所を突かれこの試合初めてのトライを許す。5-43。

その後も、堀江翔太選手のジャッカルや野口選手のランに、ハドレー パークス選手からアソ選手とセンターコンビで繋ぎトライラインまで残り1mと迫るも、届かない。
ターンオーバーからコロインベテ選手、堀江選手、野口選手、布巻峻介選手と前進しインゴールに全身が入りきりながらも、グラウンディング出来ないシーンもあった。

ヴァル選手

それでも、苦しいシチュエーションのまま試合を終わらせないのが今のワイルドナイツ。
最後は堀江選手が作ったポイントからタッチ際でアソ選手が粘り、ボールを受け継いだ福井選手がリーグワン初トライを決めノーサイド。

5-48、今季最大の得失点差で勝利を収めた。

福井選手のトライ

試合後記者会見

■ロビー ディーンズ監督
ロビー ディーンズ監督

秩父宮ラグビー場に戻って来られて嬉しい。コロナ禍においてラグビーが出来る状況が当たり前でないことを痛感し、本日試合が出来たこと、そして勝利を挙げられたこと嬉しく思う。先週はブレイクダウンで受け身に回ったことが結果としてしんどい試合に繋がったと思うが、今日は自分たちからファイトに入っていくことが出来たのでこういう試合展開になった。先週の苦しい試合を乗り越え、良いゲームをすることが出来た。
そして何より、ワイルドナイツデビューを飾った床田選手、そして本日50キャップを達成した坂手選手両名にお祝いの言葉を送りたい。
ワイルドナイツはみんなが一生懸命ハードワークを続けているが、床田選手も頑張り続けてようやく出場することが出来た。決して簡単な道のりではなかったと思うし、相当な努力をここまでしてきたと思う。緊張もしていたと思うが、今日の彼の頑張りに敬意を表したい。

■坂手 淳史キャプテン
坂手 淳史キャプテン

この1週間は先週足りなかったもの、メンタルやマインドセット含めしっかり自分たちで準備してきた。ゲームのスタートからやることが明確で、良い声も出ていたし良いプレッシャーを与えられていたと思う。良いDF、良いATが出来たので、すごく満足したゲーム。
ここから更にもう一段上げるには、もっとコミュニケーションを取る必要がある。今日は床田選手がデビューして良い形でチームに力を還元してくれたが、ワイルドナイツの全選手がいつでもプレー出来るよう常に準備をしている。一喜一憂せず、次の試合に向けて頑張っていきたい。
(48得点奪った攻撃について)良いアタックだった。DFからボールを奪ってトライに繋がることもあり、自分たちがやりたいワイルドナイツのラグビーが良い形で機能した。ただ、もっとトライを取れる場面はあった。細かくコミュニケーションを取って修正し、次戦に挑みたい。
(自身のトライを振り返って)FWが良い形でモールを組んだ。モール練習をしっかりしているし、コミュニケーションをしっかりと取れている。僕が最終的にスコアラーとなったが、FW全体のトライであり、5mラインアウトが放れる位置にいけたそれまでのDFも良かった。

■POM:ベン ガンター選手
POM:ベン ガンター選手

秩父宮ラグビー場で試合が出来ることを本当に嬉しく思う。ワイルドナイツのジャージを着て戦うことは毎試合大切な経験。厳しかった先週のゲームから良いレビューをして、この試合強くなって戻って来られたことを嬉しく思う。隣にいる坂手キャプテンの50キャップ目という素晴らしい日を勝利で飾れて嬉しい。
ワイルドナイツはブレイクダウンにこだわっていて、強みでもある。バックローとしてブレイクダウンで活躍出来ることは冥利に尽きるが、チーム全体が良いタックルをして止めてくれているからこそバックローは絡むことが出来る。バックローだけでなく、チーム全体のハードワークの結果。
(ボーシェー選手について)間違いなくワールドクラスの選手。DF、アタックともに高いスキルでチームにもいい影響を与えてくれている。福井選手や若い選手たちにも新しいスキルを教えてくれ、チーム全体の良いラグビーに繋がっている。

ファーストキャップを獲得した床田 裕亮選手のコメント

ファーストキャップを獲得した床田 裕亮選手

リーグワンデビューを飾れたこと、また勝利出来たこと本当に嬉しく思います!
まだシーズンは続くのでしっかりと準備して、またメンバーに選んでもらえるように頑張りたいと思います!
たくさんの応援本当にありがとうございました!

試合経過

  1. 試合開始

    埼玉WKボールのキックオフで試合開始

  2. 前半2分

    埼玉WK、敵陣中盤左ラインアウトから展開しベン ガンターが力強いボールキャリー、フェイズを重ね右大外で竹山 晃暉がラインブレイクをしながら野口 竜司に繋ぎゲインを重ねると、次のフェイズでパスを繋いでいきヴィンス アソがラインブレイクしジャック コーネルセンへのラストパスを繋ぎ中央にトライ、松田 力也 ゴール成功 7-0

  3. 前半7分

    埼玉WK、敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを作り、相手が寄ったところを見計らい坂手 淳史が右中間に抜け出しトライ、松田 力也 ゴール成功 14-0

  4. 前半15分

    埼玉WK、敵陣ゴール前5m右ラインアウトからモールを作り力強くそのまま押し込み坂手 淳史がトライ、松田 力也 ゴール成功 21-0

  5. 前半30分

    埼玉WK、松田 力也 ペナルティーゴール成功 24-0

  6. 前半37分

    埼玉WK、敵陣ゴール前約10m右ラインアウトからモールを作りゴール目前まで前進、崩れたところから狭いサイドで竹山 晃暉がパスを受け右中間に飛び込みトライ、松田 力也 ゴール不成功 29-0

  7. 前半終了

    埼玉WK 29 - 0 SA浦安

  8. 後半開始

    SA浦安ボールのキックオフで後半開始

  9. 後半9分

    埼玉WK、自陣10mライン付近左ラインアウトから展開しマリカ コロインベテが力強く前進、フェイズを重ね、右中間でディラン ライリーがパワフルなラインブレイクを魅せ、大外でパスを受けた竹山 晃暉が約40mを快走しトライ、松田 力也 ゴール成功 36-0

  10. 後半10分

  11. 後半21分

    埼玉WK、自陣10mライン付近左中間で野口 竜司がキックレシーブ、敵陣22mライン付近にハイパントを上げ自ら競りに行き、イーブンボールとなったところを福井 翔大が確保しジャック コーネルセンマリカ コロインベテに繋ぎ前進、連続攻撃でゲインを重ねる中、野口 竜司が左中間でラインブレイクしそのまま走り切りトライ、松田 力也 ゴール成功 43-0

  12. 後半21分

  13. 後半24分

  14. 後半25分

    [選手交代]稲垣 啓太床田 裕亮

  15. 後半31分

    SA浦安、SA浦安陣10mライン付近センタークラムから右に展開し前進、振り返しで左大外にキックパスを繋ぎ、更にけり込みゴール前約10mでプレッシャーをかけボールを再獲得、右に展開し右中間でラインブレイクしトライ、ゴール不成功 43-5

  16. 後半40分

    埼玉WK、敵陣22mライン付近左中間でドロップキックされたボールをジャック コーネルセンがキャッチし福井 翔大に繋ぎ連続攻撃、7フェイズにも及ぶ攻撃によりゲインを重ね、右大外でヴィンス アソがラインブレイクしゴール目前まで前進、更にフェイズを重ね、10フェイズ目に福井 翔大がDFの間を突き左中間にトライ、松田 力也 ゴール不成功 48-5

  17. 試合終了

    埼玉WK 48 - 5 SA浦安

GALLERY

ギャラリー

  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第5節 速報
  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第5節 part1
  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第5節 part2
  • JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 第5節 part3

MATCH PREVIEW

試合の見どころ

早くもカンファレンスAの前半最終戦を迎えた。
第5節の相手は、NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安。ワイルドナイツにとっては、リーグ戦唯一となる秩父宮ラグビー場での試合であり、昨季優勝を決めた決勝戦以来の「凱旋」である。

この試合が終われば、バイウィークを挟んで交流戦へ突入する。まずは前半戦、良い形で締め括りたい。

今節の注目ポイント

①ペナルティ数

横浜E戦では11、神戸S戦では14と、2試合続けて2桁の反則を取られているワイルドナイツ。前節の試合後記者会見で坂手淳史キャプテンが話したように、規律を強みとするチームである以上、早急に対処しなければならない項目である。
しかし同時に、ペナルティの内容は明確であり「やるべきことははっきりしている」とも語ったキャプテン。神戸S戦から1週間、どのように改善してきたのか楽しみにしたい。

②若きバックロー

運動量が求められるフランカー・No.8で先発を担うのが、平均年齢24歳の3人。ベン ガンター選手、ラクラン ボーシェー選手、福井翔大選手である。うち、ボーシェー選手と福井選手は今シーズン初の先発。意気込みも一入に違いない。
強い球際。相手選手に掴まれながらも前進するボールキャリー。ピンチの時にはすぐにブレイクダウンに体を寄せ、機を逃さずジャッカルに入る。
ボール在る所にバックロー在り。アタックでチャンスメイクをし、守備では体を張る姿に注目だ。

ACCESS

会場アクセス

秩父宮ラグビー場

〒107-0061 東京都港区北青山2丁目8−35
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